東京都教育委員会は25日、都立蒲田高校(大田区)が、2007年度と08年度入学生のための入試で、合格ラインに達していた受験生21人の成績を操作して不合格にしていたと発表した。当時の校長(55)の指示で頭髪や服装、態度に問題のある生徒の成績を改ざんしており、合否判定基準に服装などは含まれていないため、都教委は「入試への信頼を失墜させた」として、当時の校長を25日付で懲戒免職とした。 【関連記事】 【特集】取り調べ可視化の行方 〔用語解説〕「証拠改ざん・隠蔽事件」 巡査長が強制わいせつ容疑=女性警官ら7人被害か、書類送検 前田元検事に懲役2年求刑=来月12日判決 元特捜部長らの方針で改ざん隠蔽=「人間として最低」と前田元検事