承前*1 「レゲエ今昔」http://black.ap.teacup.com/fukashinogakuin/59.html 2004年の記事。「ラスタファリズム」*2とホモフォビアとの関係に関する叙述をメモ; 確かにもともとラスタファリズムには、アフリカ起源の文化にありがちなマチズムと裏返しの、性差別的・同性愛差別的な伝統はあった。また「ナイヤビンギ」という名称が「白人を殺せ」という意味の言葉から来ているという説もあるように、排他的で狂信的、暴力的なアティチュードを少なからずサポートする部分があることも確かだ。しかしそうした側面が、レゲエ・シーンの中でここまで力を持ったことは、かつてなかったのではないか。 昔、CAPLETONやBUJUがにわかラスタ路線を打ち出し始めた時は、その力強い素晴らしいサウンドに「これからダンスホールは面白くなるに違いない!」と期待したもんだったけど、まさかこん
ゲイへの差別発言は、レゲエ/ダンスホールの世界では日常化している、と指摘してもファンにとっては「そんなの、当たり前〜」だろう。 ロンドンの団体「OutRage!」は、数年の交渉の末、ビーニー・マン、シズラ、ケイプルトン、ブジュ・バントンら問題発言(歌詞)の多い4人のトップ・シンガーたちに一つの署名をさせた。 それが「レゲエ特別証書 Reggae Compassionate Act」…なんだけど、彼らジャマイカの「問題児」が言ってることって、あんたらのオツムってどうかしてんの? と呆れるほどに最低なのだった。 レゲエ、特にダンスホール系の一部(エレファント・マン)や、新しく人気の出てきたルーツ系(シズラなど)のミュージシャンたちには、ゲイ/レズビアンを徹底的に差別し、果ては殺してしまえ、とまで言ってのける人たちがいる。すでにこれは以前から問題になってはいて、Beats21でも「『ゲイを殺せ!
真にオリジナル・ニューヨーク・ルーツ・スタイル。 ブロンクスの地下室から産声を上げた、 Wackie'sサウンドを脳幹へと垂らし込むとしよう。 60年代にPrince Busterのレーベルでレコーディングを経験した後、67年にニューヨークへと渡りサウンド・システムを始めたLloyd "Bullwackie" Barnes。70年代はじめには、ブロンクスに地下スタジオを建設。ここに、Wackie'sレーベルが産声を上げた。Lloydは、レーベルのオーナーとしての傍ら、自身もChosen Brothers、Bullwackie名義でアルバムをリリース。プロデューサーとしては、自身のレーベルでの活動以外にも、Lee Perryや小玉和文、国内外の名士達とのセッションでもその名を馳せている。 Wackie'sは、1974年頃から本格的に録音を開始し、ニューヨークで活動していたジャマイカ人シンガー
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