顧客体験デザインやマーケティングにおける「タッチポイント」という言葉には、多くの異なる定義があります。その理由は、これらの分野が過去数十年で急速に発展していて、用語が流動的になってるためです。さらに、「タッチポイント」という用語は「チャネル」という用語と混同されることも多く、問題をより複雑にしています。 では、もっとも幅広く包括的に「タッチポイント」と「チャネル」という単語を定義していきましょう。 タッチポイントとチャネルの違い タッチポイントとは、顧客が製品、ブランドやビジネス、サービスについての感じ方を変える可能性のある、あらゆるインタラクション(物理的なやりとりがないものを含む)のことです。物理的なやりとりがない例としては、ネットで製品のレビューを見つけることなどが挙げられます。この定義は、VisionEdge Marketingの取締役であるLaura Patterson氏が提唱し
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