オーストラリアが南極海での日本の調査捕鯨の差し止めを求め提訴した国際司法裁判所の裁判が最近、結審した。半年後、つまり冬には判決が出るらしい。 「調査捕鯨:日本「条約順守」…訴訟が結審 国際司法裁判所」(毎日新聞2013年7月16日) 日本は豪州の提訴は「裁判所に管轄権がない」と主張、訴えを却下するよう求めた。豪州は「調査捕鯨はクジラを殺すのが目的」などと動物保護の世論を意識し、日本に攻撃的な議論を仕掛けたが、日本は「条約を順守している」と法律論で応じた。 グーグルでの検索結果などから見る限り、この件については、係争国である日本とオーストラリア以外のメディアでもほとんど話題になっていないように思われる。それ自体はまあしかたないだろうが、少なくとも、英語で見るとオーストラリアからの発信がほとんどで、日本のメディアからの発信がほとんどみられないのは、よろしくないと思う。 捕鯨については、一見、科