『モードレスデザイン』- 6 モードレスネス – カット/コピー・アンド・ペースト より テスラーはおそらく、ソフトウェアのユーザビリティーに取り組んだ最初の人間のひとりである。テスラーは高校でプログラミングを勉強し、1961年にスタンフォードに入学した。在学中に彼は、フットボールの試合で使われるカードスタント(観客たちが一斉にカードを掲げて大きな文字や絵を作るパフォーマンス)用のカードを自動生成するプロジェクトに参加した。これはコンピューター科学の学生とアートの学生の共同プロジェクトだったが、コンピューター科学の学生が作成したプログラムは使い方が難しく、アートの学生たちは難色を示した。テスラーはアートの学生たちを観察し、彼らが望むものを実現すべく三年間プログラムの改善を続けた。そしてついにアートの学生でも使えるシステムを完成させた(★11)。 1963年、学業と並行してソフトウェアコンサ

