27日朝、長野県上田市の北陸新幹線のトンネルの中で、コンクリートが剥がれて落ちているのが見つかりました。けが人はなく、新幹線の運行にも影響はありませんでしたが、JR東日本で原因を調べています。 けが人はなく、JR東日本では、その後の調査で運行に影響はないとしていて、北陸新幹線は始発から平常どおり運行しています。 丸子トンネルは、上田駅と佐久平駅の間にある、平成7年6月に完成した全長2318メートルのトンネルで、去年6月の定期点検の際には異常はなかったということです。 JR東日本では、外側と内側の温度差が大きくなったためコンクリートが剥がれ落ちた可能性もあるとみて、27日夜、運行が終わりしだい、同じような構造の北陸新幹線の県内の5つのトンネルについても安全性を点検することにしています。