ブックマーク / agora-web.jp (13)

  • STAP騒動 ~ 実験ノートの二つの顔 --- 山城 良雄

    どうも、ようわからん。オボちゃんの実験ノート。そんな問題のあるシロモノなんやろか。Jcasニュースの記事によると、『「陽性かくにん!よかった。」といった実験に対する率直な感想や、「移植」の後ろにハートマークが書かれている』というような部分にいついて、サイエンスライターや科学ライター(どう違う?)が、「脱力効果」とか「ものすごい破壊力」とか言うてはる。 この言い方はフェアではないやろ。「お前らの現役の時の御立派なノート持ってこいや」てな無茶は言わんが、批判をしている以上、十分な数の研究者の実験ノートを見た上での比較なんやろな(見せてくれるやつ、あんまりおらんと思うがな)。 ただの興味位でいついてるんやったら、「交通事故被害を訴えるために、渋々、裸になって傷を見せた女性」に、「わ、タトゥーや」「変なところにピアスが」とか騒ぐのと同じレベル。見るべきところが全然違う。こういう連中は、もしS

    STAP騒動 ~ 実験ノートの二つの顔 --- 山城 良雄
    e-domon
    e-domon 2014/05/11
    「厳密に記載したシャイロック風ノート」で無くても良いけど、具体的なことが書いていなくてあとで論文に実験条件を書くのに役に立たない様では、記録になっていない。
  • 山本太郎氏当選に思う--噛みしめるべき格言「教育のない民主主義は無意味 : アゴラ - ライブドアブログ

    科学・文化太郎氏当選に思う--噛みしめるべき格言「教育のない民主主義は無意味 科学と理性に背を向けた人を信任 7月21日の参議院選挙は自民党圧勝という結果になった。私は特定政党を支持しないが、自民党の影響力が強まり政治が混迷して、何も決められない状況が終わることは一国民としてうれしい。 ところが残念なことがあった。東京選挙区で反原発を過激に主張する俳優の山太郎氏が当選したことだ。私は原則として選挙での民意を尊重する。しかし山氏は当選するべきではないと考えていた。 偉そうに聞こえたら恐縮だが、私はこの結果に「日社会の敗北」という感想さえ抱いた。そして「悪霊」(意味は後述)が社会を覆った恐怖を感じた。科学的な判断力を養わない教育、有名人に面白がって投票する幼稚な政治文化、理性的な判断をしない情報弱者の多さなど、日で観察される問題の悪しき集大成が、山氏の当選につながっている

    e-domon
    e-domon 2013/07/22
    多くの政治的な決定は、実は実験の積み重ねによる科学的な根拠を持たずに行われている。それが科学的な整合性を持ちうるのは準備された体制による十分なレビューを伴う場合のみ。それに背を向けてはいけない。
  • 原発事故、「甲状腺異常は全国に広がる」報道は間違い--デマを打ち消す行政の工夫を : アゴラ - ライブドアブログ

    OPINION 原発事故、「甲状腺異常は全国に広がる」報道は間違い--デマを打ち消す行政の工夫を 批判されるべき煽り報道 日刊ゲンダイというタブロイド紙が、「甲状腺異常が全国に広がっている」という記事を出した。反響が広がったようだが、この記事は統計の解釈が誤っており、いたずらに放射能をめぐる不安を煽るものだ。同紙の報道姿勢を筆者は批判する。 また記事と同じような論拠で、いつものように不安を煽る一部の人々が現れた。原発事故後に誤った情報を流して、問題を起こし続けた武田邦彦氏などだ。(武田氏のブログ) この文章では、この問題を解説すると共に、行政に対して誤った情報が広がらないための「伝える工夫をしてほしい」と提案をしたい。 福島県と他3県の甲状腺検査で何が示されたか 福島県は2月、福島原発事故で18歳以下の約13万人の甲状腺検査の結果を公表した。11年度の3万8000名の調査対象者を

    e-domon
    e-domon 2013/04/10
    「検査をするから異常が見つかる」以上。
  • 官僚試験にTOEFL導入だけでは生ぬるい! --- 本山 勝寛

    先日3月15日に行われた政府の産業競争力会議で、国家公務員のキャリア(官僚)採用試験にTOEFLを導入することが提言され、2015年度の採用試験を目途に検討されるという報道があった。同会議の委員を務める楽天の三木谷さんなどが提言した案で、硬直した官僚試験制度に一石を投じる良案だといえよう。 先日、ブログでも大学入試のTOEFL導入を提言したばかりだが、両案をぜひセットで進めてほしい。前にも書いたが、TOEFLはリーディング、ライティング、リスニング、スピーキングという英語における4つの能力をバランスよく測る試験のため、その対策をすることで日人が特に苦手なスピーキング力の強化につながる。また、官僚に必要とされるであろう英語の専門的文書を高速で読み解き、まとめる力も養われる。 国際化時代の今日、外務省のみならず経産省、財務省、防衛省、農水省、文科省、総務省、厚労省、法務省とあらゆる省庁にお

    官僚試験にTOEFL導入だけでは生ぬるい! --- 本山 勝寛
    e-domon
    e-domon 2013/03/22
    「給与は支払わない」ではなく、減額でよいのでは。貯蓄のある人しか行けなくなるでしょ?それに「ポストを用意」はやりすぎ。選考過程を省くと他の能力がそのポストに合わないリスクが大きすぎる。
  • 電力会社の社員に表現の自由はないのか

    15日に名古屋市で開かれた意見聴取会での中部電力社員の発言が問題になっている。野田首相は意見聴取会から電力会社の社員を排除する方針を表明し、中部電力は「不適切な発言」があったとして、この課長(岡道明氏)を注意処分にした。彼はそれほど不適切なことを言ったのだろうか。 報道によれば、彼の発言はおおむね次のようなものだ。政府の示す「原発依存度」の3つの選択肢について「個人的な意見として、原発をなくせば経済や消費が落ち込み、日が衰退する」として「20~25%」を選び、「原子力のリスクは過大評価されている。(福島第一原発事故で)放射能の直接影響で亡くなった方は1人もいない。今後、5年10年たってもこの状況は変わらないと思う」と述べたところで、会場から野次が出て聞こえなくなった。 会社が注意したことでもわかるように、これは中部電力の見解ではない。その前に仙台で行なわれた意見聴取会では、東北電力の社

    電力会社の社員に表現の自由はないのか
    e-domon
    e-domon 2012/07/19
  • Agora Platform

    経済、ビジネス、情報通信、メディアなどをテーマに、専門家が実名で発言することで政策担当者、ジャーナリスト、一般市民との交流をはかる言論プラットフォーム

    Agora Platform
    e-domon
    e-domon 2011/12/29
    押してはいけないボタンは押してみたくなる。ブコメも禁止とか言われるとやってみたくなる。
  • 遺伝子組み換え食品に関する議論に求められる2つのこと --- 元木一朗

    TPPで農産物の輸入が注目されたことと、今月から遺伝子組み換えパパイヤの輸入が解禁されたことから、遺伝子組み換え品に対する関心が高まりつつある。しかし、ネットを見ていると、トンチンカンなことが書かれている場面に出くわすことが少なくない。 先日、BLOGOSにこんな記事が掲載された。 「モンサント=ガン」 米国のシェフが警鐘鳴らす遺伝子組み換え 内容には多くの問題があるが、例えば「DNAを操作された種子には石油ベースの殺虫剤が入っており」などという記述はトンデモの部類に入るようなものである。他にも「化学物質が水、物、土地を汚染する」「継続してべると体に毒が回り病気になる」「遺伝子組み換えされた作物のタネは一代限り」「世界最強を誇る自社の除草剤」など、多くの問題・疑問がある記事だ。 また別の例だと、日経ビジネスオンラインにはこんな記事が掲載された。 遺伝子組み換えパパイヤ、買いますか?

    遺伝子組み換え食品に関する議論に求められる2つのこと --- 元木一朗
    e-domon
    e-domon 2011/12/15
    欠如モデル以前の問題として「大事なことは、議論に参加するみんなが最低限の知識を持っていることと、議論に参加する人が、自分の主張が科学ベースなのか、感情ベースなのかを自覚することだと思う。」に同意。
  • 沖縄と群馬大の「暴言処分」に異議あり --- 愚かである事は罪ではない!

    沖縄防衛局長の「不適切発言」に続き、群馬大学教授の暴言が話題になっている。「不適切発言」で気になるのは、言論に関わる問題を「論争」ではなく、「処分」で決着させる日の悪習である。記事を良く読んで見ると、両事件とも問題は「不適切発言」と言うより、「不適切比喩」と言うべきであろう。 確かに、誠に愚かな比喩ではあるが「愚か」である事は「罪」ではない。大切な事は、言論問題の紛争を、権限を使った「処分」で解決をはかるなどとんでもないと言う事である。 中でも「沖縄不適切発言を巡っての、マスコミの言動は目を覆いたくなる。報道に携わる者にとって基的な職業倫理である筈の「情報源の秘匿義務を簡単に放棄して、スキャンダル報道に夢中になるマスコミには、表現の自由・報道の自由を保障した憲法に基づいて与えられた特権を享受する資格はない。 「評価書の年内提出の方針に対する疑問と言う主題を忘れ、「沖縄住民や女性を侮辱し

    e-domon
    e-domon 2011/12/11
    訓告は法律上の処分ではないので停職と同列に扱うのは如何かと。「下卑な比喩が感情的に取り上げられた事に特徴がある」という、コトの扱い方の気持ち悪さには同意するが掘り下げると発言の悪質さもただ事ではない。
  • 主体的思考の欠如が招く不幸 : アゴラ - ライブドアブログ

    主体的思考の欠如が招く不幸 / 記事一覧 内田樹氏の「下流志向、学ばない子供たち、働かない若者たち」(講談社)に、女子大(神戸女学院大学)で生徒がよく読んでいるファション雑誌の一ページをコピーして配り、意味の分からない言葉にマーカーで印を付けさせたら、マーカーだらけになったというエピソードが書かれている。自分が理解できない事柄を理解せずに放置し、世の中が意味の分からないもので溢れていても気に掛からないということらしい。彼女たちは、穴あきチーズのように欠損した世界を見ていることになる。薄々感じていた危惧が現実化していることに衝撃を受けた。  インターネットなどのテクノロジーにより、我々が接することのできる情報量は飛躍的に増大している。情報機器の記憶容量の増大から、保存していつでも取り出せる情報量も飛躍的に増大した。 しかし、我々はそういった情報について主体的に考え、批判したり、自分の道具と

    e-domon
    e-domon 2011/12/11
    こういった状況を改善するには教育を改革するしかない。/さて、「主体的に考察する」習慣や能力は万人に備わっていたものだろうか?深く考えて整理すると言う知的作業は大抵の人にとってはめんどくさいものだよ。
  • 日本の科学技術が劣る理由

    松岡祐紀さんのグローバル人材に関する記事は興味深かった。そこで、科学技術人材のグローバル化について記事を書くことにしよう。 文部科学省科学技術政策研究所が「科学における知識生産プロセス:日米の科学者に対する大規模調査からの主要な発見事実」と題する調査報告書を発表した(報道発表はこちら。文はこちら。) 2001年から06年にかけて発表された論文を対象にアンケート調査を行い、わが国の科学者からは2100件の、米国の科学者からは2300件の回答を得たという。これを読むと日の科学技術が劣る理由が分かる。 わが国から発表された論文では筆頭著者の7割(若手研究者が筆頭の場合)から9割(シニア研究者が筆頭の場合)が日生まれであるのに対して、米国の場合には自国生まれは4割から5割と低い。研究を着想するための知識源としては科学論文が最も重要だが、米国では国内で発表された論文という回答がおよそ8割である

    日本の科学技術が劣る理由
    e-domon
    e-domon 2011/12/07
    「よい成果が出れば米国の学会に論文を提出するというのが実態である。」・・・ 噴飯である。自然科学の業界では「学会に論文を提出する」とは言わない。
  • 博士課程:一握りの勝者を作るために、膨大な敗者を作り出して良いのか? 井上晃宏 : アゴラ - ライブドアブログ

    博士課程:一握りの勝者を作るために、膨大な敗者を作り出して良いのか? 井上晃宏 / 記事一覧 博士課程が大学教員を養成するのに役だつことはある。企業研究職の一部にもなれるだろう。しかしながら、博士の大半は、専門とは何の関係もない職に就く。その知識は、彼らの頭の中に死蔵され、世の中の役に立つことはない。言い換えると、博士になったことで、その他就職組の生涯所得は減少してしまう。 この問題の背後には、年齢制限に厳しい雇用慣行がある。たかだか、5年程度就職が遅れただけで、「2階」に上がれなくなってしまう理不尽さは理解しているが、変える方策がないので、受け入れるしかない。 学部教育の大半は無駄だが、学部を修了したからといって、就職が高卒より不利になるわけではない(機会費用を計算すればマイナスかもしれないが)。しかしながら、大学院博士課程を出ると、確実に、学部卒や修士卒よりも、就職が不利になるのであ

    e-domon
    e-domon 2011/08/07
    課程博士の就職率がそんなに低いか?というとデータを見る限りそうではない無いし、大半が専門と関係の無い職に就いている訳でもない。認識のベースからして間違っているのではないか。  (pdf) http://bit.ly/iq1zm3
  • 博士はいらない    井上晃宏 : アゴラ - ライブドアブログ

    博士はいらない    井上晃宏 / 記事一覧 大学院が、大学教員養成以外の機能を果たすという期待は、大学院定員を大幅に増やす、大学院重点化政策の失敗によって反証された。大学教員市場から溢れた博士は、すべての27歳以上であり、日企業の新卒採用に引っかからないので、単なる未熟練労働者として、既卒の労働市場に放り出される。莫大な教育投資が無駄になっているのだ。 しかし、大学教員養成目的でも、大学院博士課程はいらない。 学位や学歴を教員採用の必要条件とするメリットは、完全な闇人事を防ぐということぐらいしかない。高度に専門分化した大学教育では、教員採用の応募者を、他分野の教員が審査することは不可能だ。客観的な基準を設けないと、時として、何の業績もない人が、私的なコネクションによって採用され、大学教員として禄をんでいるということがある。 闇人事を防ぐには、公募と審査結果の公開を義務付ければい

    e-domon
    e-domon 2011/08/06
    世に役立つ働き手となった大多数の博士に対する評価の視点を欠いた議論。しかも「修士を博士と読み替えればよい」?結局、博士は必要で課程を短縮するべしと言う議論なら刺激的な表題は不適切。読み損。勧めない。
  • 大学というバブル

    井上さんの記事を少し補足しておきます。「教育に外部効果がある」というのは古い話で、前にも紹介したハーバード大学のPritchettなどの行なった世界銀行の調査では、教育にはマイナスの外部効果があるという結果が出ています。図のように各国を比較すると、教育投資(縦軸)と成長率(横軸)にはまったく相関がありません。教育(特に大学教育)は生産人口を浪費して、成長率を下げている可能性があるのです。 教育が成長率に貢献しないということは、社会的には浪費であることを意味します。読み書きなどの基礎的な教育は重要ですが、労働生産性に貢献するのは中学ぐらいまでの教育で、大学教育は無意味(あるいは社会的にはマイナス)だというのが、多くの経済学の実証研究の結果です。 これは教育投資が無駄だということではありません。それどころか教育投資の私的な収益率は高いのです。日でも大卒の生涯賃金は約2億8000万円で、高卒よ

    大学というバブル
    e-domon
    e-domon 2011/02/15
    仮にグラフの意味が「低賃金の工場労働者を多く作り出す国が、目下のところ経済成長率が伸びる余地が大きい」だとすると、高等教育は経済成長にあまり貢献しない。しかし、そもそも日本はそれを目指すべきなのか?
  • 1