北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)政権が破滅に向けて、歩みを進めたのか-。中国に対し、「核実験実施」を通知したという情報が広まっているのだ。米軍は特殊観測機を緊急出動させ、韓国の大統領代行を務める黄教安(ファン・ギョアン)首相は「北朝鮮が25日前後に挑発を仕掛ける可能性」について言及した。朝鮮人民軍創建85年を迎える「建軍節」の25日は、北朝鮮崩壊の記念日となるかもしれない。 聯合ニュース(日本語版)は20日、「米軍の特殊観測機 韓国上空に緊急出動」というタイトルの記事の中で、以下のように伝えた。 「『北朝鮮が中国に核実験を行うと通知した』という未確認情報が出回っている」「国防部や外交部など、関連官庁で確認に追われた」 記事では、大気中の放射性物質を探知し、核実験があったかどうかを判断する米空軍の特殊観測機「WC135」が20日、沖縄・嘉手納基地から、朝鮮半島に向けて緊急出動したともある。