まか不思議。統一球でも飛ぶんです!?今季、プロ野球に異変が起こっている。低反発の統一球が11年に導入されてから、大幅な減少傾向にあった本塁打が激増。開幕から5カードを終え、昨年の56本から111本と倍増している。統一球の反発力は上がったのか。日本野球機構(NPB)、ボールを供給するミズノ社ともに否定しているが、選手、首脳陣らの間では飛ぶボールに変わったのではないかとの声も上がっている。 極端に低いライナーでも勢いを失わず、スタンドに入った。DeNAのラミレスが6日のヤクルト戦(神宮)で外国人史上初の2000安打を本塁打で達成した場面である。その当事者は、今季の統一球の「変化」について、こう証言した。 「去年よりは飛ぶね。飛距離は、統一球とその前の飛ぶボールの中間くらいかな。これで投手と野手がフィフティーフィフティーになったんではないかと思うよ」 開幕5カードを終えた本塁打数は、昨年の