日本のこころを大切にする党の中野正志幹事長は25日の記者会見で、18日の党首討論での憲法9条の平和主義をめぐる民進党の岡田克也代表の発言に関し「民進党は昔の社会党以上に左巻きになった」と述べた。 その上で岡田氏が「個別的自衛権しかダメだという(憲法)解釈は今も正しい」と発言したことなどを念頭に「あそこまで発言したら、あとは自衛隊の存在は憲法違反だと言わなければならないが、国民の反発を買うから言わなかった」と指摘。岡田氏の安全保障観では「民進党の支持率が伸びるとは思えない」と断じた。 また、岡田氏が消費税再増税の先送りを求めたことについて「本当は(岡田氏は)約束通りあげろと言っていた人。それが急遽(きゅうきょ)あの党首討論で変わった。どちらかというと世論の流れで決断される人なんだな」と語った。