米国を除く11カ国が3月上旬に署名する新たな環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)に、欧州連合(EU)からの離脱を決めた英国が参加を検討しているという。大西洋に隣接する英国のTPP加入は奇異に映るかもしれないが、実は南太平洋に唯一の飛び地がある。有名な「バウンティ号の反乱」を起こした乗組員の子孫が暮らす英領ピトケアン諸島がそれだ。参加交渉が実現した暁には、人口約50人の小さな島が世界の注目を浴びるかも? 「TPPにはオーストラリアやニュージーランド、カナダという英連邦の国々が参加する上、南太平洋にはピトケアン諸島もある。関係がないわけじゃない」 交渉筋は英国がTPPに参加する正当性についてまことしやかに語る。英国とTPPとをつなぐ架け橋になるかもしれないピトケアン諸島とは、一体どんな場所なのだろうか。 18世紀末、南太平洋を航行中の英国帆船バウンティ号で乗組員たちが反乱を起こす。原因は定かで
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