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ブックマーク / ikedanobuo.livedoor.biz (23)

  • 頭の悪いマスコミが戦争への道を開く : 池田信夫 blog

    2013年12月21日11:15 カテゴリメディア 頭の悪いマスコミが戦争への道を開く 朝日新聞の長谷部恭男氏に対するインタビューが話題になっている。いきなり「御用学者」と呼びかける無礼さにもあきれるが、中身はまるで頭の悪い学生に先生が教えているようだ。――秘密保持は、今ある法律を使えば十分可能ではないですか。 「これまでは、各役所がそれぞれ、首相に情報を上げていました。これでは到底、国は守れません。たとえばテロリストの活動や重大犯罪から国を守るためには各役所が情報を持ち寄り、連携して効果的な対策を打たなければならない。特定秘密法ができたことで、秘密は守られるからちゃんと情報を出しなさいと言えるようにはなります」 ――しかしこの法律では、そもそも何が「特定秘密」に当たるかが全くわからず、秘密の範囲が際限なく広がる危険性があります。 「今回の仕組みは、特別に保護すべき情報を金庫の中に厳重にし

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  • 池田信夫 blog : 「吉田清治」はサハリン訴訟で生まれた

    2016年04月26日 09:15 カテゴリ 「吉田清治」はサハリン訴訟で生まれた 「従軍慰安婦」という言葉は、1965年の日韓基条約にはなく、70年代までは誰も知らなかった。「私が慰安婦狩りをやった」という当事者が名乗り出てきたのは、書のテーマになっているサハリン訴訟が最初だ。これは終戦直前にソ連軍がサハリンを占領したとき、現地に住んでいた日人と朝鮮人を抑留した事件だ。 その帰還をめぐって各国政府や赤十字がソ連と交渉していた中で、高木健一などが「韓国人帰国訴訟」を起こした。これは韓国人を日に帰国させる費用を日政府が負担せよという請求だった。その理由は 日軍が韓国人をサハリンに強制連行した からだというのだが、そんな事実はない。彼らを抑留していたのはソ連なのだから、日政府が受け入れを表明しても帰国はできない。 この荒唐無稽な主張を裏づける証人として登場したのが「吉田清

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  • NYTの安倍首相についての報道は歪んでいる : 池田信夫 blog

    2015年04月28日10:54 カテゴリブログマガジン NYTの安倍首相についての報道は歪んでいる NYTの「日政府がメディアを圧迫している」とする記事ですが Effort by Japan to Stifle News Media Is Working http://t.co/hItgd8aFs5 ☆朝日新聞が謝罪に追い込まれた件も「吉田調書」を抜きに解説。歪んでいます。— モーリー・ロバートソン (@gjmorley) 2015, 4月 27 NYTのファクラー東京支局長は、古賀茂明氏が報道ステーションから降ろされたことを「安倍政権の圧力だ」と報じているが、その根拠を何一つ示していない。彼は安倍政権が朝日グループを攻撃していると書いているが、これは逆である。一連の騒ぎの発端は、昨年8月に朝日新聞が慰安婦問題についての大誤報を「自白」したことに始まるのだ。 朝日新聞は第1次安倍政権を

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  • 植村隆氏への回答 : 池田信夫 blog

    2015年02月13日18:16 カテゴリメディア 植村隆氏への回答 元朝日新聞の植村隆氏が、あちこちに訴訟を起こしている。今週は櫻井よしこ氏とWiLLを相手に起こし、他にも多くの内容証明を送っているようだ。私には来ていないが、彼が『世界』2月号で私の『朝日新聞 世紀の大誤報』に反論しているので、お答えしておく。 彼が事実誤認だと指摘しているのは、1992年1月の「慰安所 軍関与示す資料」の記事を植村氏のものと私が書いた点だが、これは昨年12月22日に発表された朝日新聞の第三者委員会の報告書で次のように事実関係が明らかにされた。吉見氏は1991年の年末に資料の存在について東京社会部の記者であった辰濃哲郎に連絡をしたと言い、上記朝刊1面記事を中心となって執筆した辰濃は、1991年の年末に吉見氏から連絡を受けて過去の政府答弁などを調べ、当該資料の存在にはニュース性があると判断して記事化を考えた

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  • 「強制連行」をでっち上げたのは植村隆ではない : 池田信夫 blog

    2014年12月11日17:11 カテゴリメディア 「強制連行」をでっち上げたのは植村隆ではない きのう発売の『文藝春秋』に、「慰安婦問題『捏造記者』と呼ばれて」という朝日新聞の植村隆元記者の手記が掲載されている。28ページにわたる記事のほとんどが「他社もやっていた」という言い訳と、彼が迫害されて職を失った話で、反省も謝罪もない。 特に大きな問題は「女子挺身隊」という日政府による徴用を意味する言葉を、私的な慰安婦に使ったことだ。問題の1991年8月11日の記事はこうなっている。日中戦争や第2次大戦の際、「女子挺身隊」の名で戦場に連行され、日軍人相手に売春行為を強いられた「朝鮮人従軍慰安婦」のうち、1人がソウル市内に生存していることがわかり、「韓国挺身隊問題対策協議会」(挺対協)が聞き取り作業を始めた。これについて植村は「意図的な捏造ではない」と主張し、「他社も挺身隊と書いていた」とか「

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  • NYタイムズの敗北宣言 : 池田信夫 blog

    2014年12月03日19:49 カテゴリメディア NYタイムズの敗北宣言 マーティン、 久しぶりに、君の記事を熟読したよ。君は私のところに2度やって来て日経済について話し、われわれの意見はほぼ一致した。君の日語は見事なので、この手紙も日語で書く。英語の手紙は前に書いたけど、読んでくれたかな。 もちろん読んだだろう。君は私のブログの熱心な読者だし、田淵広子記者も私と何度も議論した。事実にもとづいて論理的に議論する訓練ができている点は、朝日新聞よりずっと上だと思う。今回の記事も、朝日の敗北宣言から4ヶ月たって、10月の曖昧な記事に比べると、事実関係を率直に認めている。 君が私のブログから学んだもっとも大事なポイントは、君と田淵記者の敬愛する大西元支局長の記事は擁護できないということだと思う。君はこう書いている。There is little evidence that the Japa

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  • NYTのオオニシ記者が世界にばらまいた嘘のウイルス : 池田信夫 blog

    2014年10月28日09:52 カテゴリメディア NYTのオオニシ記者が世界にばらまいた嘘のウイルス 今夜の言論アリーナは、モーリー・ロバートソンと一緒に、"Is Fukushima Dangerous?"と題して、海外向けに英語で放送する。福島原発事故を初めとして、日についての誇張されたニュースが、世界にあまりにも多く広がっているからだ。 モーリーによれば、その原因は「日が退屈な国だからだ」という。東京に赴任してきた海外メディアの記者は、かつてのような華々しい経済ニュースが出せないので、原発事故や慰安婦のような後ろ向きの話を大げさに伝えるしかない。その典型が、エボラ出血熱の騒ぎで名前の出たNYTのノリミツ・オオニシ記者だ。 彼は2007年に「安倍首相の否定した性奴隷が見つかった」というニュースでNYTの1面トップを飾ったが、これは単なる軍紀違反事件だ。ジャカルタの方面軍司令部がそれ

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  • ノリミツ・オオニシ記者はNYTの吉田清治 : 池田信夫 blog

    2014年09月20日10:59 カテゴリメディア ノリミツ・オオニシ記者はNYTの吉田清治 朝日新聞は吉田清治についての誤報を謝罪したが、NYタイムズのオオニシ記者は、彼自身が吉田なみの詐話師である。特に世界に大きな影響を与えたのは、「安倍首相の発言は元慰安婦の傷口を広げる」という2007年3月8日の1面トップの記事だ。この「安倍首相の発言」とは、3月5日に参議院予算委員会で安倍首相が河野談話について「官憲が家に押し入って人さらいのごとく連れて行くという強制性、狭義の強制性を裏付ける証言はなかった」とのべた答弁だ。これに対してオオニシ記者は、ヤン・ルーフ・オヘルンと呉秀妹と吉元玉という3人の元慰安婦の証言を根拠にして「安倍は嘘つきだ」と断定する。オヘルンの証言はこうだ。On the first night, it was a high-ranking officer,” Ms. Ruff

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  • 福島みずほが韓国をけしかけて慰安婦問題を拡大した : 池田信夫 blog

    2014年09月23日13:32 カテゴリ 福島みずほが韓国をけしかけて慰安婦問題を拡大した いま書いている電子の資料として、メモしておく。書は1997年に行なわれた国会議員のヒアリングの記録で、としての完成度は低いが、資料としては貴重だ。特に重要なのは、朝日新聞と一緒になって「広義の強制」を宣伝した吉見義明氏の発言である。朝鮮半島や台湾では、官憲による奴隷狩りのような連行があったかどうかということは、資料では確認できないのが現状であるということであります。私どもはこういう「官憲による奴隷狩りのような連行があった」ということはこれまでずっと言っておりません。(p.184)つまり彼の言葉でいうと「狭い意味での強制連行」はなかった。これはすべての歴史家の合意する事実である。では彼は何を問題にするのか。彼は「業者の選定も軍あるいは軍に要請された総督府等が行なっている」というが、これも政府

  • 朝日新聞の「贖罪史観」は営業と出世の道具 : 池田信夫 blog

    2014年09月13日11:32 カテゴリメディア 朝日新聞の「贖罪史観」は営業と出世の道具 朝日新聞のデータベースを検索すると、「慰安婦」は7419件、「慰安婦 強制連行」でも1046件も出てくる。しかも大阪社に集中しているのが特徴だ。大阪には在日が多いので、彼らに同情する記事を書くことがセールスの武器になった。拡販の対象は専業主婦が多いから、北畠清泰(大阪社論説委員)が中心になった「女たちの太平洋戦争」シリーズは、部数拡大に大きく貢献しただろう。 その記事は、戦争のとき子供だった女性の(真偽不明の)手紙で構成されている。たとえば1991年7月24日の「2度まで売られた私」という記事は、こんな調子だ。それならもう一度、父や弟のために働いて孝行を尽くして上げようと思いました。込み上げる涙を隠し、沖縄の女性21人と一緒にサイパン島に渡りました。昭和14年(1939)4月3日の出来ごとです

    朝日新聞の「贖罪史観」は営業と出世の道具 : 池田信夫 blog
    eeldog11
    eeldog11 2014/09/17
    自分たちを免罪するための贖罪史観か。大阪の特殊事情と会わせて面白い観点
  • 慰安婦捏造は朝日新聞大阪本社の構造問題 : 池田信夫 blog

    2014年09月10日18:13 カテゴリメディア 慰安婦捏造は朝日新聞大阪社の構造問題 きのうの言論アリーナでも説明したように、慰安婦大誤報は植村隆記者個人の失敗ではなく、朝日新聞の構造問題である。その元祖は清田治史記者だが、彼のあとを受けて慰安婦キャンペーンを張った大阪社論説委員が、北畠清泰(故人)だった。 彼は1992年1月11日の大誤報の翌日に「挺身隊の名で勧誘または強制連行され、中国からアジア、太平洋の各地で兵士などの相手をさせられたといわれる朝鮮人慰安婦」を指弾する社説を書いたと思われる。さらにすごいのは、彼の書いた1月23日のコラム「窓」だ。女性たちは陸軍の営庭で軍属の手に渡り、前線へ送られて行った。吉田さんらが連行した女性は少なく見ても950人はいた。 「 国家権力が警察を使い、植民地の女性を絶対に逃げられない状態で誘拐し、戦場に運び、1年2年と監禁し、集団強姦し、そし

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  • 朝日新聞の市川速水報道局長が日韓関係をぐちゃぐちゃにした : 池田信夫 blog

    2014年09月06日10:29 カテゴリメディア 朝日新聞の市川速水報道局長が日韓関係をぐちゃぐちゃにした 朝日新聞が次々におもしろい話題を提供してくれるので、私の『朝日新聞 世紀の大誤報』(仮題)というの原稿がなかなか終わらない。またけさの紙面で、東京社の市川速水報道局長が池上氏の原稿を没にした経緯を説明している。8月5、6日付朝刊で慰安婦問題特集を掲載して以来、社には言論による批判や評価が寄せられる一方で、関係者への人権侵害や脅迫的な行為、営業妨害的な行為などが続いていました。こうした動きの激化を懸念するあまり、池上さんの原稿にも過剰に反応してしまいました。つまり市川氏は、池上氏の原稿が「人権侵害や営業妨害」になると判断したようなのだが、いったいどこがそれに該当するのか、何も書いてない。「過ちを訂正するなら、謝罪もするべきではないか」と書かれると、社長が謝罪に追い込まれることを

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  • 朝日新聞が否定したのは「強制連行」だ : 池田信夫 blog

    2014年08月31日11:25 カテゴリメディア 朝日新聞が否定したのは「強制連行」だ 私が有料で購読している雑誌はEconomistだけだが、最近の東京支局発の記事はおかしい。今週号の記事では、自民党内の新官房長官談話を求める動きに対して、こうコメントしている。Doing so would plunge deeply troubled relations with China and South Korea to new depths. Asahi may have been wrong on the Jeju Island case, but Japan’s responsibility for forcing women into prostitution during the war is beyond doubt. 日政府が韓国女性を強制的に売春婦にした証拠があるなら、Eco

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  • NYタイムズは「性奴隷」報道を謝罪せよ : 池田信夫 blog

    2014年08月30日11:27 カテゴリメディア NYタイムズは「性奴隷」報道を謝罪せよ 朝日新聞の大誤報には、まったく同情論が出てこない。国際的には、朝日と同じぐらい責任の重いNYタイムズは沈黙を守っているが、彼らのやったことを明らかにしておこう。なんといっても大活躍したのは、ノリミツ・オオニシ記者だ。彼は2003年から09年まで東京支局長をつとめ、第1次安倍政権の河野談話見直しを激しく批判する記事をたくさん書いた。 たとえば2007年3月8日の1面トップの記事では「安倍首相による河野談話の否定が性奴隷を傷つける」と書いているが、これは誤報である。ここで名前のあがっている呉秀妹(Wu Hsiu-mei)は台湾人、ヤン・ルーフ・オヘルンはオランダ人で、河野談話の対象としている韓国人の慰安婦ではない。 この記事のどこにも、日の軍あるいは官憲が彼女たちを強制連行(徴用)した証拠は出てこない

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  • 慰安婦問題の「核心」は吉田証言ではない : 池田信夫 blog

    2014年08月29日02:21 カテゴリメディア 慰安婦問題の「核心」は吉田証言ではない 集中砲火を浴びた朝日新聞が、やっと反論らしきものを出したが、その「慰安婦問題、核心は変わらず」という記事は、まったく核心をはずしている。この記事は「吉田清治氏の証言を報じた記事を取り消したことを受け、河野談話の根拠が揺らぐかのような指摘も出ている」という話から始まって、「河野談話は吉田証言に依拠していない」という結論で終わるが、そんなことは周知の事実で、今ごろ記事にするような話ではない。 核心は、朝日がこの記事でまったくふれていない1992年1月11日の大誤報だ。ここで慰安婦と強制連行を混同したことが韓国政府を勢いづけ、いったん沈静していた個人補償問題が「慰安婦問題」として再燃したのだ。このとき私も強制連行を取材していたが、それを慰安婦と結びつけて書いたのは、植村記者だけだった。なぜ彼がこういう虚報

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  • 慰安婦問題は朝日・福島・吉見の共同制作 : 池田信夫 blog

    2014年08月18日14:04 カテゴリメディア 慰安婦問題は朝日・福島・吉見の共同制作 訴訟との関係は重要な論点なので、細かいことだが確認しておく。「元従軍慰安婦・金学順さん(手紙 女たちの太平洋戦争)」という1991年12月25日の朝日新聞朝刊の記事で、植村隆記者は、彼女の証言としてこう書いている。私は満州(現中国東北部)の吉林省の田舎で生まれました。その後、母と私は平壌へ行きました。貧しくて学校は、普通学校(小学校)4年で、やめました。その後は子守をしたりして暮らしていました。 「そこへ行けば金もうけができる」。こんな話を、地区の仕事をしている人に言われました。仕事の中身はいいませんでした。近くの友人と2人、誘いに乗りました。17歳(数え)の春(1939年)でした。 平壌駅から軍人たちと一緒の列車に乗せられ、3日間。北京を経て、小さな集落に連れて行かれました。怖かったけれど、我慢し

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  • 福島みずほ氏にネトウヨが質問すべきだったこと : 池田信夫 blog

    2014年08月18日02:04 カテゴリメディア 福島みずほ氏にネトウヨが質問すべきだったこと 8月15日の「憲法BAR」にネトウヨが乱入して、福島みずほ氏に突撃インタビューしたのはいいのだが、「済州島で調査したのか?」と見当はずれな質問をしたので、彼女は「してません」と答えて終わってしまった。慰安婦訴訟の火付け役だった福島氏は、いまだにこの問題についてコメントを拒否している。 非常に細かいことだが、今後、朝日新聞の嘘を検証する上で重要なポイントがある。それは彼女が、最初は強制連行を主張していなかったということだ。1991年7月にNHKに金学順の話を売り込んできたときは「親に売られてキーセンになり、養父に連れられて慰安所に行った」という話だった。彼女もこのビデオの後半でそういっており、91年12月に起こした訴訟もそうなっている。 ところが朝日の植村記者は、金が「女子挺身隊として強制連行」

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  • 朝鮮人は「抗日戦争」で中国を侵略した : 池田信夫 blog

    2014年07月13日02:16 カテゴリその他 朝鮮人は「抗日戦争」で中国を侵略した BLOGOSの上半期の「支持数ランキング」ベスト10に私の記事が3も入り、そのうち2が日韓国を侵略していないという自明の話であることは、ちょっと考えさせられる。学校で、こういう歴史をちゃんと教えていないのだろう。 第二次大戦当時の朝鮮半島は日の領土だったので、自国を侵略することはできない。これを知らない人は意外に多いが、驚いたことに、中国の習近平国家主席もその一人だ。彼は韓国の朴槿恵大統領との首脳会談で「来年は抗日戦争勝利の70周年」とのべて共同記念行事を提案したらしいが、韓国は回答を保留している。それはそうだろう。韓国は「抗日戦争」で中国を侵略した側だったからだ。 「慰安婦」をめぐるバカバカしい騒動も、この錯覚に端を発している。その一例が、NYタイムズの次のような記事だ。Prime Mini

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  • 吉見義明氏の「小保方論法」 : 池田信夫 blog

    2014年04月12日13:05 カテゴリその他 吉見義明氏の「小保方論法」 もうこの話は取材もお断りしているのだが、また嘘をついている人がいるので、ひとことだけ。慰安婦問題について朝日新聞の捏造報道の片棒をかついだ吉見義明氏らが「政府は河野談話を検証するな」と外国特派員協会で主張した。彼らが事実関係に自信をもっているなら、なぜ検証するなというのか。むしろ証拠をちゃんと調べろと要求すべきではないのか。 彼らが史料で示しているのは、日軍が慰安婦の雇用に関与したという事実だけである。そんなことは日政府が1992年から公式に認めており、争点ではない。問題は、軍や官憲が慰安婦を組織的に強制連行したのかということだ。これについては彼らも「軍・官憲による直接連行を示す資料は発見されていない」と認めている。 これで終わりである。「私は強制連行された」という元慰安婦の証言は、日政府を訴えた原告なのだ

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  • NHKの「番組改編問題」についての誤解 : 池田信夫 blog

    2014年02月24日10:28 カテゴリメディア NHKの「番組改編問題」についての誤解 NHKの籾井会長が慰安婦問題で失言して「炎上」する原因になったのは、2001年に放送されたETV特集の「番組改編問題」である。これは今では覚えている人も少ないと思うが、ナンセンスな記事が週刊誌に出て、それを信じる人もいるようなので、事実関係を確認しておこう。 この番組は日軍性奴隷制を裁く女性国際戦犯法廷という模擬裁判を教育テレビの番組にしたものだ。この「戦犯法廷」は「従軍慰安婦」を戦争犯罪として糾弾し、昭和天皇を被告人として弁護人もつけないで欠席裁判して「有罪」を宣告したもので、とてもNHKが番組を丸ごと1費やして紹介するようなイベントではない。 この裁判を企画したのはVAWW-NET JAPANという団体だが、番組を企画した池田恵理子氏(私とは関係ない)はその発起人だ(これは彼女の部下をCPに

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