先月参加した「第5回映画の復元と保存に関するワークショップ」についての記事が9月17日の朝日新聞夕刊に掲載されました。同じくワークショップに参加されていた朝日新聞の長谷川千尋記者によるレポートです。私の発言についても取り上げていただきました。 このワークショップはフィルムで撮影した映像の保存について学び考えるためのもので、京都文化博物館で二日間の講義、大阪のフィルム専門の会社IMAGICAウェストでフィルム修復の実技というカリキュラム。 第5回映画の復元と保存に関するワークショップ http://www.imagicawest.com/westcom/film/fil_workshop10info.html なぜ私がこのワークショップに参加したかと申しますと、当館もそれほど大量ではありませんが16ミリフィルムなどを所蔵しており、その保存について頭を悩ませているからなのでした。 なんといって
愛知県岡崎市立中央図書館は28日、利用者163人分の個人情報がインターネットを経由して外部に流出したと発表した。05年6月末時点で図書の予約や返却延滞をしていた一部の利用者の名前や年齢、電話番号、借りた本の題名、貸出日などが流出した。 ソフトを開発した三菱電機インフォメーションシステムズ(東京)によると、同図書館が最初のソフト販売先だった。岡崎市の利用者の個人情報を誤って残したまま、ソフトをほかの全国37の公立図書館に販売してしまったという。宮崎県えびの市と福岡県篠栗町の図書館のホームページ(HP)から、岡崎市の個人情報がダウンロードされたことが確認された。 同社は「個人情報の取り扱いが不十分で、誠に申し訳ない」と陳謝し、岡崎市立中央図書館は「多大なご迷惑と心配をかけ、おわびする」とコメントした。 同図書館では今年8月、ソフトの古さが原因でHPの閲覧が困難になる問題も発覚している。【中村宰
NHK愛知県のニュース 名古屋放送局 図書館利用の個人情報 流出 岡崎市立中央図書館の図書などを貸し出すためのシステムに、平成17年6月末に登録されていた 163人分の名前や電話番号などの個人情報が、外部に流失していたことが分かりました。岡崎市立中央図書館では、図書などを貸し出すためのシステムとして東京の「三菱電機インフォメーションシステムズ」が設計した、コンピューターシステムを使っていますが、この会社が別の会社を通じてほかの公立図書館に貸し出しのためのシステムを販売した際、誤って個人情報を消去せずに販売したと言うことです。流出先は、全国の30以上の図書館と見られ、岡崎市では、流出した利用者におわびの文書を送るとともに、専門の業者と対応を協議しています。 09月28日 12時31分
みなさま。当会のBlogにお越しいただき、誠にありがとうございます。 せっかくなので、当会のご紹介をさせていただきます。 岡山県大学図書館員研修会というのは、岡山県内の大学図書館職員が中心となって組織する、どこにも属さない有志の会です。 現在、岡山県内をはじめとして、県内外 13の大学から約40名の方が参加されている。地方の大学図書館の研修会としては規模がでかい組織です。 (会費などで比較はできませんが、大図研の地方支部をお考えになられると、そのでかさがわかります。) で、研修事業ですが、主として大学図書館に関する勉強会などを行っておりまして 今年は、 『他大学の新入生向け利用説明会を体験してみよう』 『初心者カフェ』 の2つを計画しています。 ちなみに、この勉強会。今年度は、おそらく、あと何個か増えます。 で、岡山県大学図書館員研修会の良いところを2つ。 ・ 一つ目。岡山県の大学図書館職
広島市内には、原爆の惨禍を小説や詩などの文学作品で紹介してきた作家の資料が多数残されている。しかし、保管場所が図書館や大学、個人宅などに分かれている上、保存・活用の取り組みも遅れているのが実情だ。散逸を危惧(きぐ)して公立の文学館建設を求める声もあるが、実現せずに現在に至っている。被爆の実相を伝える貴重な資料をどう守るのか。被爆から65年がたった広島の課題となっている。(南部さやか) 市立中央図書館にある「広島文学資料室」(65平方メートル)。1987年の開設以来、「原爆詩集」などで知られる詩人・峠三吉(1917〜53)ら21人の作品や資料計約4万点(3月末現在)を保管し、2005年からは専門の嘱託学芸員が整理、調査にあたる。 一部は常設展示されているものの、大半は手つかずのまま。08年からはインターネットで一部作家の直筆原稿などを公開しているが、図書館の通常業務の合間を縫っての作業だけに
次の日曜日の10月3日(日)の15時から17時にかけて、横浜市で「『ヨコハマブックブク クラブ』横浜ブッククラウド構想を語る夕べ」を開催します。 これは、私が理事を務めるNPO法人横浜コミュニティデザイン・ラボ内に図書館的機能を設けようという企画のブレインストーミングから派生的に生まれた、ブレインストーミングとプラン策定のための催しです。 あいにく会場が狭いため、会場そのものは公開としませんが、USTREAMとTwitterを活用して、むしろ会場の制約にとらわれず、日本中・世界中からご参加いただける催しとします。ぜひ、USTREAMでご視聴いただき、Twitterで自由なアイデアをご披露ください。Twitterのハッシュタグは #lablib です。 Twitterでの最近の「#lablib」 - イベント準備の連絡をTwitterで実施中 http://twitter.com/#sear
平成22年度「全国の博物館・美術館等における収蔵品デジタル・アーカイブ化に関する調査・研究」(二次募集)に関する公募 平成22年9月27日 (1)事業名 全国の博物館・美術館等における収蔵品デジタル・アーカイブ化に関する調査・研究 (2)事業の趣旨 我が国の文化遺産の総覧をインターネット上で実現するためには,インターネット上における文化遺産に関する情報の入り口として開発されたポータルサイト「文化遺産オンライン」を通じ,我が国の良質で多様な文化遺産に関する情報を集約化して国内外に発信する取組を進めることが必要である。 本事業では,この「文化遺産オンライン」に,博物館・美術館の収蔵品デジタル・データを掲載するツールの開発や実証試験を実施することにより,博物館・美術館の収蔵品デジタル・アーカイブ化と文化遺産オンラインの充実に役立てる。 (3)事業の内容 平成22年度は,情報掲載件数拡大と情報提
私淑とは、時空を隔てて、または時空を超えて、師に向かい合うことである。 私淑という言葉は、その対義語である親炙とともに、『孟子』に登場する。 思想家 孟子が寄って立つところであり、彼の「方法」そのものと言っていい。 孔子が没したのが紀元前470年。 孟子の生年は不詳だが、紀元前370年頃と推測される。 二人の間には100年ほどの時間の隔たりがある。 孟子は孔子の弟子ではない。 孔子の教えを直接受けることは、もはやかなわない。 では、孟子にとって孔子とは何か? つながりがあるとすれば、彼らは何によって、どのように「つながって」いるのか? 孟子は、孔子の弟子でないばかりか、「公式」の後継者ですらない。 ただ孔子の孫弟子たちから、孔子の言行を拾い集め、孟子なりにつなぎ合わせただけだとも言える。 だが、ここから、何千年もの間、東アジアに痕跡(それと傷跡)を残した儒教という巨大な流れが始まる。 親炙
先日、東大安田講堂で講演された「サンデル先生」の番組「ハーバード白熱教室@東京大学 日本で正義の話をしよう」をETVで見た。 安田講堂は実は鬼門なのだが、その話は今日は割愛することにする。 2コマ分を大いに超過しての講義だったらしいが、それをカットして90分にまとめてあった。 マイケル・サンデル教授の講義「Justice」はハーバード大学からのコンテンツ提供としてiTuneUにも無料でアップされているし、TEDのトークにもなっているのですでに観てはいたが、今回、公募されて集まった日本の学生達が、サンデル流の講義に、どんな反応を見せるのかに最も興味があったのだ。 すでに「白熱教室」はシリーズで放映されているので、参加者の多くはサンデル・スタイルを知っており、さらに、すでに毎回、Twitter等でもハッシュタグが付いて関連ツイートがまとめられたりもしていることも分かった上での参加であっただろう
本を出品するときの撮影方法として、イーゼル型の写真立てを使う方法や、写真を撮らずにスキャナーを使用するという方法を紹介しました。 今度は、写真用の三脚だけを使用して、本を綺麗に撮影する方法を紹介してみたいと思います。 上に掲載した三脚は、カメラ用品店で2000円ほどで購入してきたものです。この三脚、普通の写真用なのですが、センターポールと呼ばれる三脚の中央部にあるポールが取り外せるようになっています。 三脚を使うときは、センターポールを伸ばさないで使うのが基本です。その理由は、センターポールを伸ばすとどうしても、不安定になりカメラがブレやすくなるためです。そのため高さ調節は、3本の脚の長さで調節して、センターポールを伸ばすのは最後の微調整で必要最小限な高さだけ伸ばすという使い方をします。 ですので、センターポールをが取り外せても、通常の撮影には、特に便利ではありません。ですが、センターポー
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