【ドクター・ポスドク問題】 Education: The PhD factory - 20 April 2011, Nature472, 276-279 (2011) Japan: A system in crisis Of all the countries in which to graduate with a science PhD, Japan is arguably one of the worst. In the 1990s, the government set a policy to triple the number of postdocs to 10,000, and stepped up PhD recruitment to meet that goal. The policy was meant to bring Japan’s science capacity u
本の紹介が主な待宵草子ですが、今日は趣向を変えて仕事のことなど。私、普段は図書館司書をして口に糊をしています。図書館司書は専門職。その割に専門性をわかってもらえない仕事でもあります。確かに端から見たら図書館職員って、カウンターに座って本の貸し借りの手続きしているだけにしか見えないもんね。 専門職として司書を雇ってくれるところは本当に少ない。司書の卵にとって就職活動は超激戦。多くの公共図書館や大学図書館では、一般事務として採用された職員が、図書館業務を任期中だけ担うことになります。そうなるとやはり、図書館の知識を持つ人材が別に必要。司書資格を持つ嘱託職員や非常勤職員の求人広告が出されます。資格を持っている人の方が雇用が不安定で給料も低い。なんとも不思議な現状です。 私は、業務委託を受けた会社に所属するスタッフの一員という立場です。大学に直接雇われる嘱託や非常勤とは全く違う働きかたになります。
国立国会図書館様が所蔵するコレクションのうち、地図資料への保存修復処置をお引き受けする機会を得た。対象となったのは、明治後期~昭和初期に国が作成した地形図1,200枚である。いずれの資料も紙の酸性度が高く、一部のものについては紙力低下や変色なども見られた。これらを長期的に保存するため、脱酸性化およびエンキャプシュレーションを主とした保存修復処置を行った。以下、その概要を掲載する。 資料の状態 資料の寸法は460×580㎜前後のものが大半で、基材は材木パルプ紙。紙質、厚みには多少ばらつきがあり、なかには和紙による裏打ちがされているものもある。主なイメージ材料は印刷インクで、色鉛筆やペン、墨などによる書き込み、朱肉やスタンプも見られる。全ての資料にバーコードラベルが貼られており、その部分の本紙が変色しているものもある。大きな欠損や破れもなく状態は概ね良好だが、酸性劣化、酸化劣化による紙力低下
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