図書館の業務委託、私感。 - 醒メテ猶ヲ彷徨フ海｜野原海明のWeb文芸誌

本の紹介が主な待宵草子ですが、今日は趣向を変えて仕事のことなど。私、普段は図書館司書をして口に糊をしています。図書館司書は専門職。その割に専門性をわかってもらえない仕事でもあります。確かに端から見たら図書館職員って、カウンターに座って本の貸し借りの手続きしているだけにしか見えないもんね。 専門職として司書を雇ってくれるところは本当に少ない。司書の卵にとって就職活動は超激戦。多くの公共図書館や大学図書館では、一般事務として採用された職員が、図書館業務を任期中だけ担うことになります。そうなるとやはり、図書館の知識を持つ人材が別に必要。司書資格を持つ嘱託職員や非常勤職員の求人広告が出されます。資格を持っている人の方が雇用が不安定で給料も低い。なんとも不思議な現状です。 私は、業務委託を受けた会社に所属するスタッフの一員という立場です。大学に直接雇われる嘱託や非常勤とは全く違う働きかたになります。

[rieronlibrary]

業務委託の司書は働き方として大きな矛盾の中に身を置くことになります。その働き方がどのくらい精神的に負担が大きいものなのか、いつまでたっても変わらない現場に、今日もタメイキをついてしまいます。

[tetzl]

利用者としては、にっこり笑って「ありがとうございました」と言うくらいしかできないけれど。

[n_tomo]

ウチの職場にも、凄い専門性が高い派遣さんが結構いて。いつも何気なく一緒に仕事してるけど、やっぱりこういう環境を歯痒く思いながら、表面を取り繕ってたりするんだろうか…。はぁ。

[egamiday2009]

「納得いかない事態になっても、へたに喧嘩はできない。自分だけじゃなくて、みんなの首が飛んでしまうから。」

[wackunnpapa]

・・・・・・。

[kitone]

「ひとつの職場に常にクライアントと外部業者が顔を並べているというこの環境は、人間関係のトラブルがとってもおきやすい」　そうなんだ……

[rajendra]

"納得いかない事態になっても、へたに喧嘩はできない。自分だけじゃなくて、みんなの首が飛んでしまうから。"