正式なごあいさつは後日ですが、10月から独立して、図書館のプロフェッショナル育成を目指す「プロネット企画」を設立しました。研修企画、講師、図書館の運営顧問をはじめ、何故か野菜の販売も手掛けます。
大河ドラマ「平清盛」放送決定記念講演会 高橋昌明(神戸大学名誉教授) 平清盛 福原の夢 1月30日 午後3時25分〜4時50分 神戸市立会下山小学校体育館 大河ドラマ「平清盛」放送決定記念公演と、来年の話なんですが神戸市は最近調子が悪いようで、先走りをしまして、この際大いに盛り上げようという企画でしょう。 このドラマの時代考証をしており、台本が明日来るそうです。 ただ、大河ドラマというのは史実ではない。 中には大河ドラマの方が本当のことであって、歴史家の方が嘘であると言われ、大変迷惑しています。 そういった訳で、大河ドラマを見ていなかったが、最近、近江の北の方で3姫が出てくる番組を見て、前途大変暗い思いをしています。 歴史の名を借りたお話で、それはそれで楽しまれればよいのですが、いくらドラマとはいえ、歴史上の人物が出てくるのだから、何を書いても良いわけでもない。 私は平家の研究を30年やっ
平成版「逝きし江戸の面影」とでも言える著作。日本の文化を愛でて30年も日本に暮らした筆者は、アメリカメリーランド州生まれで、12才の時に父の赴任先である横浜米軍基地に滞在、エール大学日本学専攻、1972年には慶応大学に留学、ヒッチハイクで訪れた徳島県祖谷の廃屋を手に入れて茅葺屋根の古民家に暮らす。74-77年にはオックスフォード大学に留学し中国学を学んだ後に、日本の亀岡にある大本教で働くようになり、古美術のビジネスを手がける。京都や奈良がパチンコ屋と電柱、コンクリートの箱に汚されるのを見て居られなくなり、タイへ行ってしまったという。 京都の庭園に自然がある、と言われるが、筆者にとってはそれは自然を日本人が真似たミニュチュアであり、温帯雨林である日本には平安時代以前には本当にあったものだと。筆者はそうした日本の自然が残る場所を求めて慶応大学留学時代に日本中を旅し、徳島県の祖谷を見つけた。平野
It was August 23rd, 2001, when I first visited a Japanese castle. It was like nothing I'd ever seen. But, I very much liked what I saw. In the 23 years since then, I have travelled to all but the northern regions of Japan to explore these fascinating, historical sites. This website is a record of my visits and of my passion for Japan's castles. Whether you are looking for castles in a particular r
編集部 甲斐さやか 写真 今村拓馬 暗転した会場に、和太鼓が響き渡り、スクリーンに映し出された映像には、「beyond academic borders」の文字が躍る。 「エグゼクティブ・ディレクター、リョースケ・コバヤシ!」 というアナウンスとともに、ハーバード大学政治専攻3年の小林亮介さん(20)が、客席からゆっくりと立ち上がり、壇上に向かう。細身のスーツに身を包んだ小林さんは、流暢な英語でスピーチを始めた。 8月20日から1週間、東京・六本木の政策研究大学院大学と本郷の和風旅館で行われた、海外の大学への進学に興味を持つ高校生向けプログラム「HCJI-LABサマースクール」。わざわざこのために来日したハーバード大生約20人と日本の高校生約80人が寝食を共にしながら、海外の大学のカリキュラムを体感してもらうものだ。 アップル銀座店でのワークショップや、ローソンの新浪剛史社長、ファーストリ
おっさんになったせいか、企業家の成功譚やら商売の苦労話が好きになった。日本の話も面白いのだが、どうにかして法や慣習の裏をかこうと13億人が頭を回転させている中国の話は、より強烈なものが多い。 というわけで、2011年9月29日付南方週末が「ディス・イズ・中国人」という、素晴らしい中国ビジネス話を報じていたのでご紹介したい。タイトルは「“蟹券”疯狂:送礼经济中的商业模式」(熱狂の『蟹券』=贈答経済のビジネスモデル)だ。 「蟹券」という聞き慣れない単語は「上海ガニの引き替えクーポン」を指す。ここ数年、この「蟹券」が大流行。上海ガニは例年9月から12月がシーズンだが、今では蟹業者の多くは、シーズンに入る前のクーポン販売で売り上げを得ているという。 正宗阳澄湖大闸蟹--帮客户拍得一组照片 / kittysara ■クーポン化とグルーポン系サイト 生きた蟹を売る商売からクーポン(業界では「紙蟹」とい
末端の事務屋とはいえ、図書館の禄をはむものとして、出版界の動向はいつも意識せざるをえないでいる。カウンターに出ていた頃は、「最近の司書は本のことを碌に知らん!」というお叱りを受けたこともあって、ただただ申し訳ない、と思いつつ、その日の帰りにふと考えた。 今、年間何タイトルくらい本が出ているのだろうか。 この手の話題は『出版年鑑』などをきちんと見れば良いのだけれど、当時の上司に薦められて読んだこの本に、おおよそ以下のようなことが書いてあった。 本の現場―本はどう生まれ、だれに読まれているか 作者: 永江朗出版社/メーカー: ポット出版発売日: 2009/07/14メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 6人 クリック: 56回この商品を含むブログ (54件) を見る 年間の発行タイトル数は2008年時点で7万6千タイトル(10頁)。その後も上昇傾向にあって、八万に届くとか届かないとかいう話
明治期に入ると人々の移動と職業選択が自由になりました。新しい時代に適応するための知識を人々は争って求めるようになり、また出版社も要望に応えて多彩な出版物を提供しました。そのような読者と出版物のなかだちとなったものの一つが出版物の販売目録です。 大妻女子大学との連携により、販売目録と出版地から遠く離れた地方での読書の営みとの関わりに焦点を当てた貴重な資料を千代田図書館にて展示します。 博文館発行の雑誌『日本大家論集』※ 尾崎紅葉『二人比丘尼色懺悔』幸田露伴『風流仏』など近代文学史上重要な小説が並ぶ叢書「新著百種」を刊行した吉岡書籍店の『吉岡書籍店出版書目』 大阪から日本全国に販路を広げた岡島宝文館の明治二十五年改正『書籍目録』など展示 ※大妻女子大学所蔵の貴重資料は劣化を防ぐため、11月17日・18日の2日間を除いて複製の展示となります。
何を今さらの話と思われるかもしれませんが、著作物とは何かという話が続いてますので、その流れで書いておきます。 今のところ、学説においても判例においても、新聞・雑誌等の記事の見出し、小説・楽曲・番組等のタイトル(題号)は著作物ではないとされています。「思想又は感情を創作的に表現したものであつて、文芸、学術美術又は音楽の範囲に属するもの」とはみなされてないということです。感覚的には、たとえば(「世界の中心で愛をさけぶ」の元ネタとされる)「世界の中心で愛を叫んだけもの」(ちょっと修正:コメント欄参照)なんかは充分に創作的な表現ではないかと思いますし、俳句の「咳をしても一人」が著作物なら「世界の中心で~」も著作物であってもよさそうに思えますが、解釈としては著作物ではないということです。 新聞の見出しについても、記者の方は短いスペースでインパクトのある表現を目指して相当な創作的苦労をされていると思う
※この記事は「辺境社会研究室」で9月29日に公開された記事「電子書籍戦争は終結、本はアマゾンのものになった」を、著者の了解を得て改題のうえ転載したものです(「マガジン航」編集部)。 概要:アマゾンが発表した新しいKindleは79ドルという価格攻勢により電子書籍端末の決定版となった。アマゾンが電子書籍市場を支配することで、読者、出版社、書き手のあり方はまったく異なるものとなっていく。 79ドルのインパクト ここ数年続いた電子書籍をめぐる狂想曲は、完全に終わった。終わりを告げたのは、始まりを告げたのと同じ、アマゾンだった。9月28日に開催されたアマゾンのKindle発表会は、そう確信するに十分な内容であった(下はその映像)。 アマゾンが最初に電子書籍端末Kindleを発表したのは2007年11月のことだ。初代Kindleは白黒のE Inkディスプレイ、やぼったいデザイン、電子書籍に対応するだ
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