東日本大震災の記録や記憶、教訓を広く後世に受け継ぐため、宮城県多賀城市は16日、米ハーバード大ライシャワー日本研究所と、震災アーカイブの連携・協力に関する覚書を締結した。市が運営する震災アーカイブ「たがじょう見聞憶(けんぶんおく)」の文書や写真、動画などを、日本研究所のプロジェクトで全国の災害情報などを集約する「日本災害デジタルアーカイブ(JDA)」に提供、一元的に利用できるようにする。来年3月11日までに運用開始を目指す。 「見聞憶」は多賀城市が2014年に運用を始めた。市は13年に東北大災害科学国際研究所と防災・減災に向けた連携協定を結び、災害研が見聞憶に協力。今回の連携は災害研が日本研究所との橋渡し役を務めた。 震災アーカイブ「みちのく震録伝」を運営する災害研は、日本研究所と共同で各種災害アーカイブをJDAで一元的に利用できる参加型情報サイトづくりを進めてきた。日本研究所が地方自治体
日本学国際共同大学院のウェブサイトは下記へ移転しました。 https://www.sal.tohoku.ac.jp/gpjs/ no cache
日本史をめぐるさまざまなテレビ番組にひっぱりだこの磯田道史先生の新聞や雑誌連載をまとめた本だが、15万部を超えるベストセラーとなっている。もとが短いエッセーなので、どこから読んでも楽しめる上、NHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」で話題となっている井伊直虎や徳川家康についての新史料による知見などが披露され、「へえ、そうか」と関心するエピソードが満載なので、売れているのもわかる。 「おんな城主 直虎」のドラマ化にあたっても磯田さんが尽力したそうだ。当時、浜松に住んでいた磯田さんが戦国時代、女性で城主や武将だった人物のリストをNHKのドラマ関係者に渡した。その中に井伊直虎が入っていたという。その後、女性とされてきた直虎が男性だったという新史料が見つかったが、こう説明している。「大河ドラマの主人公になった井伊谷の女性領主『次郎法師』確かに実在した。数々の古文書や一次史料をあわせてみれば歴史的に明ら
Japanese Study (日本学)という専攻(副専攻)があるアメリカの大学は珍しくありません。 私は、アメリカの大学で経営学に加えて、アジア学専攻、日本学を副専攻に選択し、日本について勉強していました。その中でも集中的に履修していたのは日本文学の授業でした。 もともと本を読むことは好きでしたが、有名ないわゆる日本の文学作品にはあまり興味がありませんでした。アメリカでの日本文学の授業は、日本の作品を知るとてもいいきっかけとなりました。 今回は、アメリカの大学の授業で取り上げられているのが意外に感じた日本文学を紹介します!まだ読んだことのない方はぜひ読んでみてください。 ①森鴎外の「ウィタ・セクシュアリス」 森鴎外といえば「舞姫」という方も多いかと思います。私も「舞姫」は知っていましたが、その他の森鴎外の作品は全く知らず、アメリカの大学であえて「ウィタ・セクシュアリス」という本が扱われて
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