「復活した日常生活。日本語の継続と発展と」 もはやパンデミックは忘却され、プラハも他の欧州と同様、以前の状況をすっかり取り戻しつつあります。あの2年半に得た経験と教訓の上にこれからのチェコの日本語教育を願いながら、最後の記事を書きたいと思います。 <2022年度のカレル大学> 2022年度、私の勤務先であるカレル大学にはうれしいできごとがありました。それは、本学科の重鎮であるヤン・シーコラ先生が、旭日小綬章を受けられたことです。シーコラ先生は日本社会と経済の研究において、長い間チェコの日本研究を牽引してきました。叙勲伝達式はパンデミックにより延期されていましたが、ようやく開催されることになり、同僚の私たちも招待され、いっしょに祝杯をあげることができました。 (在チェコ日本国大使館ウェブサイト掲載ページ) https://www.cz.emb-japan.go.jp/info_ambassa