舞台『たけしの挑戦状 ビヨンド』が2020年4月9日(木)から東京・紀伊國屋ホールほかにて上演される。ところで、「たけしの挑戦状」という「クソゲー・オブ・クソゲー」と評価されたゲームを御存じの方はどれだけいるだろうか? 1986年12月10日にタイトーより発売されたビートたけし監修のファミコン用ゲームソフトが「たけしの挑戦状」。ビートたけしの先鋭的な発想が盛り込まれたこのゲームは、所帯持ちのサラリーマンである主人公が、南海の孤島に眠っている財宝を探しに行く冒険ストーリー。ところがこのゲームにはクリア必須アイテムを入手するために「1時間画面を放置する」など、常識では思いつけない数々の仕掛けが仕込まれており、攻略本が発売されるも読んでもクリアできないと出版社に苦情が殺到。対応に辟易した担当者が「担当者は死にました」と虚偽の回答をしたという逸話もあるくらい。 発売当時大ヒットを記録し、大勢のゲー