学校図書館活動において、どのような感染防止対策を行えばよいか 国や各団体が示すガイドライン・マニュアルを参考に、児童生徒・教職員の安全を最優先として学校図書館活動を行ってください。 全国学校図書館協議会のガイドライン ◆新型コロナウイルス感染症拡大防止対策下における学校図書館の活動ガイドライン 全国学校図書館協議会:2020年5月14日策定 (2020年6月19日更新 同8月17日・9月9日・2021年10月19日・2022年11月30日・2023年3月1日一部修正) 【更新履歴】 2020.6.1 資料の貸出等に関すること:ウイルスの死滅時間に関する記述を更新し注を追加 2020.6.19 文部科学省の新しいマニュアル等に基づき、消毒やマスク着用等についての記述を更新。また、項目を追加 2020.6.30 国の方針等に関する情報などを一部修正 2020.8.17 消毒の考え方などを、文部
2020年,日本学術会議第25期新規会員の任命に際し,内閣総理大臣は,日本学術会議が推薦した会員候補者105名のうち6名を任命しませんでした。その理由についても説明されていません。 この任命拒否は,内閣総理大臣による任命は形式的任命であるという1983年の内閣法制局審議録に基づく任命権の解釈に反するものです。また説明の拒否は民主的手続きの原則に反します。 「人間の知的生産物である記録された知識や情報を収集,組織,保存し,人々の要求に応じて提供する」図書館という,民主的な社会の基盤となる組織とその理念を扱う日本図書館情報学会は,6名の候補の任命,および,経緯の説明を求めます。 日本図書館情報学会・理事会
2020年10月10日、学校図書館問題研究会は、2020年9月26日付で「著作権法第 31 条における「図書館等」に学校図書館を加えることについて(要望)」を提出したことを発表しました。発表によれば、提出先は「関係の方々」とあります。 学校図書館においても著作権法第 31 条に基づく複製が可能となるよう、第31 条の「図書館等」の範囲に学校図書館を追加するよう求める要望書であり、要望に至った理由として7点を挙げています。 同研究会では、文化審議会著作権分科会の「図書館関係の権利制限規定の在り方に関するワーキングチーム」の会議において新たに学校図書館が「図書館等」に位置付けられるよう、今後も活動を進めるとしています。 著作権法第31条における「図書館等」に学校図書館を加える要望書を提出(学校図書館問題研究会, 2020/10/10) http://gakutoken.net/jo8ok83v
オープンアクセス(OA)の査読誌PLOS ONEに、2020年9月18日付けで、研究者によるオープンな研究データの共有・利活用の促進要因と阻害要因を扱った文献に対する体系的なレビューについて報告・分析した論文が掲載されています。 著者らは、主要な学術文献データベースや図書館情報学関係雑誌に収録され、2004年から2019年の期間に発表された、オープンな研究データの共有・利活用における促進要因と阻害要因の両方を扱った文献32件を選定し体系的なレビューの対象としました。レビューの結果は、「研究者の背景」「助成機関等から課せられた要件・公式な義務」「研究者個人に帰属する内発的な動機」「促進する条件」「データやその利活用等に対する信頼性」「期待される効果」「所属機関やコミュニティが及ぼす影響」「研究者自身に必要とされる作業」「研究者自身の経験と技能」「法規制」「データの特性」の11の観点に整理され
2020年10月13日、台湾・中央研究院デジタル文化センターは、「史的文字データベース連携検索システム」が同日に日本・台湾で正式に開始されたことを発表しました。 同システムは、東アジアや世界での木簡・文字資料の研究、特に史的文字に関する研究資源についてのデータベース連携ポータルサイトであり、日本内外の複数機関が所蔵・管理する史的文字の画像約200万件の横断検索が可能です。発表では、IIIF準拠、クリエイティブ・コモンズ・ライセンスによる画像公開といった特徴も紹介されています。 同システムの構築は、日本の奈良文化財研究所、東京大学史料編纂所、国文学研究資料館、国立国語研究所、京都大学人文科学研究所、台湾の中央研究院に属する歴史語言研究所とデジタル文化センターの共同事業として行われました。今後も、他の機関に対し参加の呼びかけを行うとしています。 [Press Release] The “Mul
2020年10月8日付で、アイルランドのトリニティ・カレッジ・ダブリン図書館は、ダブリン市議会から旧図書館(Old Library)の保存・再開発計画の承認が下りたことを発表しました。 トリニティ・カレッジ・ダブリン旧図書館は、巨大な閲覧室「ロングルーム」や『ケルズの書(The Book of Kells)』をはじめとする貴重な写本のコレクション等で著名なアイルランドを代表する図書館・文化施設です。同館は400年以上にわたって、所蔵する貴重コレクションを管理してきましたが、環境汚染や埃の堆積が建物の構造に影響を与えていること、施設の環境制御システムや防火対策が不十分であることなど、コレクションの保存と保存のための建物環境に関する課題を抱えています。また、近年、世界の文化施設で発生している火災の報道も同館の懸念を深刻なものにしています。 同館の保存・再開発のためのプロジェクト“Old Lib
未来の図書館 研究所では,下記の通り,第5回シンポジウムを開催いたします。 今回はオンライン開催となります。皆様のご参加をお待ちしております。 フライヤー(PDF)はこちらよりご覧いただけます。 題 目: 未来の図書館 研究所 第5回シンポジウム「図書館とレジリエンス」 内 容: 近年予想もしないような事態が頻繁に起きるようになって,レジリエンスが注目されています。レジリエンスとは,深刻な混乱に遭遇したとき,個人,組織,社会が健全な働きを回復する力です。人々やコミュニティを支えている私たちの図書館にもこの「適応能力」が期待されます。災害から図書館とコミュニティがどのように立ち直ったか,人々やコミュニティを日々どのように支えているかなどの事例を踏まえて,「図書館とレジリエンス」を考えます。 講演者・パネリスト 柴崎悦子氏(名取市図書館 館長) 三田祐子氏(鳥取県立図書館) コーディネーター:
2020年10月20日、全国の発掘調査報告書の書誌情報13583件を全国遺跡報告総覧に一括登録しました。 対象は、以下の通りです。 〇国立国会図書館が収集した報告書書誌 2002年9月から発掘調査報告書には固有の分類を付与されており、NDC(日本十進分類法)=210.0254に該当するもの。「発掘調査報告書」の基準は「発掘(又は試掘)調査報告書」とあるもの、抄録があるもの、とされています。ただし「抄録集」「調査説明資料」は除きます。 〇奈良文化財研究所が収集した報告書書誌 奈良文化財研究所所蔵報告書のうち、東京都・鳥取県・奈良県・富山県・福岡県分の書誌情報。 既に大阪府・兵庫県・島根県・高知県分は登録済みです。 発掘調査報告書の状況把握や、抄録やPDF付加の際の基礎データとなります。 また、書誌情報があることで、データ入力の際の省力化が見込まれます。 発行機関一覧 (都道府県別) http
「正式公開となったジャパンサーチを使ってみる」(定員に達したので締め切りました) 視聴のみの方は YouTube で (申込不要) 2020年度図書館総合展 (2020/11/4~6) で次のフォーラムを開催します。 名称:「正式公開となったジャパンサーチを使ってみる」 主催:デジタルアーカイブ学会 SIG「ジャパンサーチ研究会」 趣旨 さまざまな分野のデジタ ルアーカイブと連携して、我が国が保有する多様なコンテンツのメタデータをまとめて検索できる 「国の分野横断型統合ポータル」であるジャパンサーチが正式公開された。本企画では、新たに追 加された機能を中⼼に、ワークショップを⾏うことを通じて、ジャパンサーチ活⽤の可能性をさぐる。 ⽇時:2020年11⽉6⽇(⾦)18:00〜20:00 構成 デジタルアーカイブ学会の提⾔とジャパンサーチ正式版:時実象⼀(東京⼤学⼤学院情報学 環) (http
富士屋ホテル(箱根町宮ノ下)の誕生から現在までの歴史を写真や資料で紹介してきた「富士屋ホテル史料展示室」が、2020年のリニューアルに合わせて「ホテルミュージアム」に一新された。 写真、資料で富士屋ホテルの歴史を知ることができる 1878(明治11)年7月15日、日本で初めての本格的なリゾートホテルとして開業した富士屋ホテル。外国人を対象としたホテルを目指し、外国人向けのさまざまなな工夫が施されているため、ヘレンケラーやチャーリー・チャップリンなど多くの著名人も宿泊し愛されてきた。 時には外国人客専用のホテルになったり、戦後の進駐軍に接収された時代もあり、多くのエピソードも語り継がれている。例えば、「富士屋ホテル」の名前は買収した「藤屋旅館」の名前に由来している。 「外国人専用ホテル」になった背景には、当時、宮ノ下地域には老舗「奈良屋旅館」と「富士屋ホテル」があり、奈良屋旅館は日本人客専用
大英博物館で開催された「Citi マンガ展」公式図録の日本語版、三省堂より刊行〜『マンガ! 大英博物館マンガ展図録』10月20日より発売〜 2019年、大英博物館で開催され大好評を博した「マンガ展」。株式会社 三省堂(本社:東京都千代田区、代表取締役:北口克彦)は、その公式図録の日本語版である『マンガ! 大英博物館マンガ展図録』を2020年10月20日(火)より発売します。時代や掲載誌・出版社を横断し、広く文化としてのマンガを俯瞰し、一つの文化の物語を作り上げていくユニークな構成です。名作の原画を含む図版を多数掲載し、著名な漫画家や編集者のインタビューや、美術や歴史の観点からの考察記事も充実した、マンガファン垂涎の一冊です。 【URL】https://dictionary.sanseido-publ.co.jp/dict/ssd16248 世界最大の博物館のひとつであるイギリス・ロンドンの
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