米国の専門誌が選ぶ2020年の日本庭園ランキングで、足立美術館(島根県安来市)が1位に選ばれた。同館の1位選出は2003年のランキング開始から18年連続。 米国の日本庭園専門誌「ジャーナル・オブ・ジャパニーズ・ガーデニング」は、旅館や個人邸も含む約1000の候補地の中から、世界各国の専門家が選んだ日本庭園のランキング上位50件を毎年発表している。同誌はこのプロジェクトについて、「日本の庭を規模や知名度によらず、純粋にその美と質によって評価する初の試み」と紹介している。 2020年の1位には、18年連続で足立美術館が選出された。同美術館には建物を囲むように「枯山水庭」「苔庭」「白砂青松庭」など5万坪(約16.5万平方メートル)に及ぶ多様な庭園が広がっている。 同誌は足立美術館がトップに選出された理由について、「神管理。40年間年中無休。庭を美術作品と認識している。予備用植栽の植え溜めを持ち、