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ブックマーク / toshokanron.jugem.jp (6)

  • 公共図書館の評価基準が必要です | 図書館の基礎知識:ブログ

    公共図書館の評価基準が必要です 2017.5.10 薬袋秀樹 1.公共図書館の評価基準が必要です 指定管理者制度や個々の指定管理の図書館を批判する意見があります。これは、図 書館のあるべき姿を明らかにし、図書館を適切な方向へ導く上で、大変貴重で重要な 取り組みです。しかし、その根となる「評価基準」はあるのでしょうか。 現在の日の公共図書館の最大の弱点は、「公共図書館で共通して用いることがで きる評価基準」がないことだと思います。このため、利用者やマスコミ関係者等の外 部の人が評価する手段がなく、図書館間の比較ができません。基は自己評価ですか ら、どの図書館もそれなりに評価されています。 図書館サービスの質・多様性・継続性を評価する、共通して利用できる「評価基準」 があれば、それが公開されていれば、利用者による評価によって、質の低い図書館は 自ずと明らかになり、徐々に淘汰されていくはず

    egamiday2009
    egamiday2009 2017/05/12
    「現在、筆者は、このブログで、「評価基準」の基礎となる「公共図書館の目的」を明らかにし、体系化する作業に取り組んでいます」
  • 〇 司書資格取得科目「図書館情報技術論」がめざしたもの | 図書館の基礎知識:ブログ

    〇 司書資格取得科目「図書館情報技術論」がめざしたもの 2017. 4.12 薬袋秀樹 1.「図書館情報技術論」に対するある評価 2009年4月、いわゆる司書科目(正しくは「司書資格取得のために大学において履修すべき 図書館に関する科目」)が制定されました。この中に「図書館情報技術論」という科目があり ます。 2016年3月に出版されたあるでは、文部科学省の社会教育課が作成した「改正司書養成科 目に関するQ&A」を引用して、「図書館業務に必要な、ネットワークにかかわるサービスに 携わる際の前提となる最低限の用語や概念、ウェブページの構成・評価、個人情報の流出やウ ェブサイトの改ざんを防ぐための最低限の必要な知識等」を教えるに過ぎず、現在の図書館を 取り巻く情報技術環境を踏まえたものではないと述べています。 上記の記述には誤解があると思いますので、報告の作成に携わった者として、説明したいと

  • 図書館法第2条の「調査研究」は理解されているか | 図書館の基礎知識:ブログ

    図書館法第2条の「調査研究」は理解されているか 2017. 4. 7  薬袋秀樹 1.図書館法第2条の「調査研究」の規定 図書館法第2条では、図書館とは、「図書、記録その他必要な資料を収集し、整理し、保存 して、一般公衆の利用に供し、その教養、調査研究、レクリエーション等に資することを目的 とする施設」と定められています。目的の2番目に「調査研究」が含まれている点が重要です。 3つの目的の一つが「調査研究」ですから、機械的に理解しても、図書館の資源の3分の1 を「調査研究」に向ける必要があります。 また、これは図書館一般に関する規定ですから、町村立図書館も私立図書館も含まれます。 実際、町村でも、必ず「調査研究」を行っている人がいますから、町村立図書館にも調査研究 に対するサービスが必要です。また、図書館はシステムを構成しますから、分館でも調査研究 に対するサービスが必要です。 このよ

    egamiday2009
    egamiday2009 2017/04/08
    「中年の男性職員から、「調査研究は都立図書館がやればよい。区立図書館は娯楽でいいん だ」という意見が出て」
  • 〇 小田光雄氏「出版状況クロニクル」について | 図書館の基礎知識:ブログ

    ○ 小田光雄氏「出版状況クロニクル」について 2017. 3. 2  薬袋秀樹 小田光雄氏は、『出版社と書店はいかにして消えていくかー近代出版流通システム の終焉』(ぱる出版,1999,237p.)という衝撃的なの著者として知られています。 その後も出版関係のを次々と出版しています。 小田氏は「出版・読書メモランダム」というブログを開設しており、その中の「出 版状況クロニクル」(http://d.hatena.ne.jp/OdaMitsuo/)の欄で、毎月の出版状 況をレポートしています。公共図書館のあり方を考える前提として、出版界の現状を くわしく知るための資料として、大変便利です。 この内容をまとめた『出版状況クロニクル』という書名のが3巻出版されていま す。昨年、4巻目として、『出版状況クロニクルⅣ 2012.1−2015.12』(論創社、 2016.5、714p.)が出版され

  • ○ 公共図書館職員の学習のための文献 | 図書館の基礎知識:ブログ

    ○ 公共図書館職員の学習のための文献 2016.11.30 薬袋秀樹 公共図書館職員が学習するための文献について考えてみたいと思います。一般には、図書館 関係の雑誌の記事を読むことが多いと思います。 図書館関係の雑誌に掲載されている記事は、雑誌によって異なりますが、投稿を除けば、ペ ージ数が少なく、短期間で依頼されたものが多いと思います。また、個人の意見や個々の事例 に関する原稿の依頼が多いと思います。 したがって、総論に当たる内容を書く場合でも、多くの文献を読んでまとめることは難しい と思います。取り上げるテーマや文献や事例の範囲は限られますし、詳しく説明したり、参考 文献リストを掲載するスペースも限られると思います。これは、ページ数が少なく、短期間で 依頼されるので、やむを得ません。 しかし、一つ一つの記事は重要なため、重要なテーマについて学習をするには、多数の記事 をコピーして、テー

    egamiday2009
    egamiday2009 2016/11/28
    保留。
  • 〇 今、公共図書館にできること−新任図書館職員の皆さんへ− | 図書館の基礎知識:ブログ

    ○ 今、公共図書館にできること−新任図書館職員の皆さんへ− 2016.3.22  薬袋秀樹 ・公共図書館には様々な資料があります 最近、ある会合で、図書館長さんから「今でも、図書館はもっぱら小説を貸しているのだろ うと考えている人が多くて、困ります」という発言がありました。まだまだ、社会には、「読 書好きの人々が小説を借りるところ」という先入観があるようです。 図書館では、まず、書架を端から端まで一通り見てみてください。また、借りられるや予 約されているを見てください。小説以外にも、実に様々な分野のがあり、利用されて、人 々の役に立っていることがわかります。 ・新しいキーワードは「課題解決」 これまでの公共図書館サービスのキーワードは「読書」や「資料提供」でしたが、これに、 新しいキ-ワード「課題解決の支援」が加わりました。地域の人々の課題とは、例えば、「健 康や医療、福祉や介護、子

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