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ブックマーク / www.iwate-np.co.jp (12)

  • 田野畑で英語指導に奮闘 アーラム大卒の21歳女性

  • 震災資料のアーカイブ作成へ 県立大・県立図書館

    県立大と県立図書館は25日、盛岡市盛岡駅西通1丁目の同図書館で、東日大震災関連資料のデジタルアーカイブ(保存記録)づくりのワークショップを開いた。図書館内の震災関連資料コーナーの利活用につなげる。 学生ら約10人が参加。同大と同図書館が協働で研究している試作システムを活用して図書館内の蔵書や資料を基にキーワードを出し合い、「子どもと交流」「ボランティア団体の支援」など震災に関わるテーマをそれぞれ決めて独自のアーカイブづくりに着手した。 被災地を取材して得た資料も加え、来年2月に成果を報告する。 同大ソフトウェア情報学部3年の学生(20)は「資料に触れて感じた問題点を後輩らに伝えたい」と意気込む。同学部の富沢浩樹講師(40)は「アーカイブづくりを通して情報が詰まった震災関連資料コーナーの活用を促し、被災地の今を知るきっかけにしてほしい」と期待していた。 【写真=デジタルアーカイブ作成に向け

    震災資料のアーカイブ作成へ 県立大・県立図書館
  • ハワイの博物館と教訓共有 大船渡津波伝承館が覚書

    大船渡市赤崎町の大船渡津波伝承館(斉藤賢治館長)は、米ハワイ州ヒロの「太平洋津波博物館」と津波対策や教育で協力するための覚書を交わした。津波から命を守る教えを未来へ伝えるため、被災の歴史を持つ両国の施設が太平洋を越えて連携する。 覚書は、互いの施設を紹介するなど、活動の協力を確認する内容。現地時間の6月25日、斉藤館長が同博物館を訪ね、マリーン・マレー館長と交わした。 斉藤館長は「東日大震災では逃げずに犠牲になった人が多く、そうした人を減らしたい」と語り、伝承館のパンフレットを渡した。 同博物館は1946年、60年にハワイを襲い犠牲者を出した津波を、映像や写真、生存者の証言と科学的な展示を組み合わせて伝える。陸前高田市や気仙沼市、大槌町の写真、映像など東日大震災のコーナーもある。 【写真=津波から命を守るため覚書を交わし、握手する(左から)ジム・ウィルソン理事長、マリーン・マレー館長、

    ハワイの博物館と教訓共有 大船渡津波伝承館が覚書
  • 震災の「後方支援活動」次代へ 遠野市が資料館整備

    遠野市は東日大震災の「後方支援活動」の仮設資料館を3月初めまでに整備する。同市青笹町の市総合防災センター敷地内にプレハブの建物を建て、市職員による手書きの活動記録や写真など膨大な資料を展示。沿岸部の住民を救うため官民一体で取り組んだ活動の記録を、視察者や市民らに教訓として伝える。3月16日から仙台市で開催される国連防災会議に出席する世界各国の代表も視察に訪れる予定だ。 資料館は同センター駐車場内に整備。平屋で建築面積は約150平方メートル。将来的に建設を見込む多目的体育館内で常設展示を行う予定で、当面は仮設となる。今後3年間の運営費も含めた総事業費は約2千万円。 今月着工し、完成後は手書きの記録紙や写真、会議資料、活動の検証記録、パネルなど約2万点を超える資料を入れ替えながら展示。災害対応の拠点となる同センターとセットで見学してもらう。午前8時半から午後5時まで一般公開し、休館日はない。

    震災の「後方支援活動」次代へ 遠野市が資料館整備
    egamiday2009
    egamiday2009 2015/01/06
    「手書きの記録紙や写真、会議資料、活動の検証記録、パネルなど約2万点を超える資料」
  • 岩手の産業、フランスにPR 国際旅行博に初出展

    【フランス・アルザス州で一関東支局・佐藤成人】県と県の民間国際交流団体「岩手アルザス交流委員会」は共同で、オー=ラン県コルマール市のパーク・エキスポ・コルマールで開かれている国際旅行博にブースを初出展している。8日は欧州を訪問中の達増知事が視察し、漆など県の伝統産業をPRした。 国際旅行博は30回目の開催で、今年は日とアルザスの交流150周年と位置付けられている。約400の団体、企業が出展する。 今回の出展は、交流委員会と日に関する研究や教育を行うアルザス欧州日学研究所の交流が基となって実現。同委員会のメンバーも参加し、欧州各国の旅行関係者やバイヤー、市民に県の魅力を発信している。 達増知事は県のブースで漆や南部鉄器、南部杜氏による日酒などを「岩手は歴史と伝統に支えられた匠(たくみ)の技、豊かな自然に恵まれたおいしい材がそろう」とアピール。職人による漆器作りの実演や漆器に

    岩手の産業、フランスにPR 国際旅行博に初出展
  • 大人向け「夜の図書館」 紫波で29日トークイベント

    紫波町紫波中央駅前2丁目のオガールプラザ内の町図書館(工藤巧館長)は29日、「よるのとしょかん」を初めて開く。閉館後の夜の館内を会場に、参加者はコーヒーなどを飲みながら「農」にまつわるトークイベントを楽しむ。仕事などで日中に利用できない大人たちに、町の図書館に親しんでもらうのが狙いで、今後も継続していく予定だ。 催しは閉館後の午後7時半に開始。「知って得するめっちゃ面白い農の話」をお題に、県農薬アドバイザーで一般社団法人しわ・まちコーディネット代表理事の河野和広さん=矢巾町=がゲストスピーカーを務める。 参加者は、コーヒーなど好きな飲み物を手に、おしゃべりも自由。図書館を、勤務先や自宅に次ぐ「サードスペース」に―がコンセプトで、今後も年に4回程度の開催を予定している。 同図書館は2012年8月に開館。人や情報の交流を重視し、フロアには音楽を流すなど型にはまらない図書館の姿を追求している。開

    大人向け「夜の図書館」 紫波で29日トークイベント
  • 【陸前高田】古文書修復の記録集発刊 地元研究会 | 岩手日報・被災地ニュース

    陸前高田市の陸前高田古文書研究会(荻原一也会長)は、東日大震災で被災した郷土資料の復旧過程をまとめた記録集を自費出版した。震災後の修復、保存の取り組みや会員の被災体験を紹介。郷土の歴史を後世に伝えるため一丸で活動した歩みを記録した。 同会の細谷英男副会長ら3人が5日、市役所を訪れ、戸羽太市長に記録集を贈った。 同会は長年、県指定文化財吉田家文書の解読に取り組んできた。しかし昨年の震災で会員3人が亡くなり、解読した文書のほとんどが流失した。 【写真=戸羽太市長(右)に完成した記録集を贈る細谷英男副会長(中央)ら】 (2012.12.6)

  • 図書館司書の役割を強調 盛岡で元総務相・片山さん

    岩手の学校図書館を考える県民集会(同実行委など主催)は10日、盛岡市志家町の県高校教育会館で開かれ、元総務相の片山善博慶応大大学院教授が「学校図書館と地方自治」と題して講演した。 教育関係者ら約80人が参加。片山さんは図書館の役割として「問題解決のよすがになる糸口をつかむ場所」とし、案内役となる司書の大切さを強調した。 片山さんは鳥取県知事時代、職員用図書室を設置し、司書を配置。県内の全高校と9割以上の小中学校にも専任の司書を置き、注目された。総務省では、学校図書館などの充実に使える地方財政措置も行っており「自治体にやる気さえあればできる」と呼び掛けた。 【写真=「司書の役割の大切さを認識してほしい」と語る片山善博さん】

  • 図書館再建に手を貸して 7月再開の陸前高田市

    東日大震災で被災した陸前高田市の市立図書館は、7月の仮設施設再開に向け、郷土資料提供やボランティアの協力を呼び掛けている。今月から図書の登録作業を始めたが、作業する人手の不足や非売品の貴重な郷土資料の収集が課題となっている。市の歴史継承と図書館機能の復活に、多くの支援の手が求められている。 同市高田町の市立図書館は震災で被災し、当時勤務していた館長ら職員6人が犠牲になった。貴重な郷土資料約6500冊を含む約8万冊の蔵書が失われた。 昨年は全国からの寄贈図書で移動図書館車を運行。今月から、同市竹駒町の竹駒地区コミュニティセンター敷地内の仮設市立図書館(プレハブ2階建て)で、再開準備を始めた。7月には、仮設施設の利用開始と移動図書館車2台の運行を目指す。 7人の職員が約5千冊の図書の登録作業を進めているが、汚れ防止や長く利用するためのフィルムカバー張りの人手が足りていない。ボランティアの協力

  • 郷土史守る決意一つに 陸前高田古文書研究会

    Tweet 「郷土の歴史を守ることが、生き残った者の使命」。陸前高田古文書研究会(高井良夫会長)の有志は、陸前高田市高田町の市立図書館で郷土資料を捜し出し、保存する作業に取り組んでいる。県指定文化財「吉田家文書」解読に取り組んできたが、メンバー3人が震災で亡くなり、解読文も流失。「もう一度頑張ろう」と涙をこらえ立ち上がった。 天井まで水没し、廃虚と化した図書館。床に散乱した数々の書物が、かつての名残をとどめる。貴重庫に収められていた吉田家文書の原は流失を免れたが、海水に漬かったため、盛岡市の県立博物館に運び込まれ修復作業が進む。 生き残ったメンバーは3月下旬から図書館に通う。吉田家文書以外にも図書館が所蔵していた貴重な郷土資料を捜すためだ。 「あっ、これは」。作業中、1人が声を上げた。手にしたは、1992年度に気仙中3年A組がまとめた「気仙町内の方々の津波体験記」だった。 「チリ地震

  • 水没図書館から吉田家文書回収 陸前高田

    Tweet 歴史研究の重要資料として知られる県指定文化財「吉田家文(もん)書(じょ)」が、東日大震災による津波で水没した陸前高田市高田町の市立図書館から発見されたことが5日分かった。市職員らが回収し、盛岡市の県立博物館で「復元」が進められている。 吉田家文書が収められていた市立図書館2階の重要書庫は、津波で天井まで海水に漬かった。先月下旬、市職員や古文書研究者らが、木箱に入った吉田家文書の「定留(じょうどめ)」全95冊などを回収した。 泥や塩にまみれた文書は現在、県立博物館で水漬けにして徐々に汚れを落としている。今後、凍結乾燥などの保存作業を行う予定で、同博物館は「最善を尽くす」としている。 長らく大肝入(おおきもいり)として気仙郡を統括した吉田家に伝わる文書は、1750(寛延3)年から1868(明治元)年までの118年間に出された通達や触れ書きなどが、ほぼ完全な形で記録されており、

  • 旧制盛岡中図書庫を古里に 宮古から移築構想

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