マイノリティの視点からアメリカ史を書き直すシリーズ第3弾。新型コロナウイルス感染拡大に伴って出現した反アジアレイシズム。それがいかに歴史的に構築され正当化されてきたものか、その起源と過程を可視化し、人種・階級・ジェンダー・セクシュアリティが複雑に絡み合った現代アメリカ社会の課題を映し出す。最新の知見を網羅。 【原著】Catherine Ceniza Choy, Asian American Histories of The United States(Beacon Press, 2022)
発災時のみならず、その後の復旧・復興においても情報をロングテールで提供することが求められる。的確な情報の提供とコミュニケーションの形成、コミュニティの活用を通じて情報が市民のモチベーションを高め再興に向けた動きを加速し、地域社会を活性化することが期待されている。本書はそのための方向性を示すことを目指している。 【電子書籍あり】 紀伊國屋書店 Kindle はじめに 第1章 コミュニティ防災とICT―熊本地震,九州北部豪雨,西日本豪雨等を踏まえて[林秀弥・西澤雅道・金思穎] 1.はじめに 2.災害対策基本法改正と地区防災計画制度の創設 3.地区防災計画制度と事業継続 4.防災と「心の罠」 5.ICT×AI×防災・減災 6.事例から考える防災とICT 7.おわりに 第2章 自治体公衆無線LANの有効活用戦略[実積寿也] 1.はじめに 2.自治体公衆無線LANとは 3.熊本地震における活用状況
本書は、図書館情報学分野を牽引してきた田村俊作先生の退職記念論集であるが、図書館情報学の最新の研究成果と図書館の今がわかる、恰好の入門書である。内容は、資料収集とコレクション形成、資料と情報の組織化、情報探索とレファレンスサービス、研究・教育と情報、市民と情報の五部構成で、図書館情報学関係者の必携書となる。 研究を振り返る──序に代えて 序章 実践的構成物としてのビジネス支援サービス──サービスを理解することの方法的意義 第1部 資料収集とコレクション形成 1 世界のミニアチュアブックのコレクターたち 2 インキュナブラコレクションの形成と組織化──二類型の発展から融合へ 3 朝河貫一が集めたイェール大学図書館および米国議会図書館の日本資料──書簡を手がかりとして 4 大学図書館における特殊コレクションの収集と活用 5 利用者による特殊コレクション資料の撮影の許可──北米の研究図書館におけ
はじめに Ⅰ 今日の大学図書館のあり方 第1章 大学図書館の現状と政策[竹内比呂也] 1 数値で見るわが国の大学図書館 2 大学図書館をめぐる政策 3 課題と展望 第2章 現代日本の大学改革と大学図書館[土屋俊] 1 なぜ今の日本で「大学改革」か 2 大学改革の中の大学図書館改革 3 大学改革を先導する大学図書館改革 第3章 大学図書館組織論[伊藤義人] 1 大学図書館組織を考える上での大学図書館をとりまく厳しい環境 2 大学図書館機能の再検討 3 情報関連組織と図書館との統合について 4 大学図書館の内部組織の課題 Ⅱ 新しい機能とサービス 第4章 大学図書館と情報リテラシー教育[野末俊比古] 1 はじめに 2 大学図書館の教育的機能とは 3 情報リテラシー教育をめぐる最近の動向 4 これからの情報リテラシー教育に向けて 5 おわりに 第5章 図書館ポータル[逸村裕] 1 図書館ポータル
明治41年。日本で最初に発刊された日本史の辞典には、実に1万を超える人々の予約が入っていた。文人、政治家、実業家、教育者、市井の人々……。彼らはなぜ初任給よりも高価な本を購入しようとしたのか? それらは今どこに、どのように眠っているのか? 老舗旅館の蔵で見つかった「予約者芳名録」が紡ぐ、知られざる本の熱い物語。 【講演録】 古書で紐解く近現代史セミナー 第3回 「国史大辞典を予約した人々 ―百年の星霜を経た本をめぐる物語― 」 2013年11月2日 於:千代田区立日比谷図書文化館 <レポート> http://hibiyal.jp/blog/?p=1776 <講演録PDFファイル> http://hibiyal.jp/kdata/c0f253c38fc468f20979196f822303ea.pdf はじめに 第一章 「国史大辞典」初版とは? そうそうたる購入者たち 歴史辞典の大本山「国史
学術情報流通環境下における現在の図書館では、とくに利用者に対する、資料提供以外のサービスが重要になってきている。その先駆である、北米を中心とした「ラーニング・コモンズ」「インフォメーション・コモンズ」の最新動向を捉えるとともに、日本の大学図書館についての独自調査も加えて現状を分析し、今後の大学図書館像を探る。 はじめに[土屋俊] 序章 ラーニング・コモンズ文献案内――翻訳論文のまえがきに代えて[加藤信哉・小山憲司] はじめに 1.ラーニング・コモンズと高等教育 2.大学教育振興における図書館の役割 3.コモンズのイメージの二面性 4.なぜ今本書が必要か? 5.ラーニング・コモンズ関連主要図書の紹介 6.収録論文の紹介 7.おわりに――残された課題 1章 米国の大学図書館――今日のラーニング・コモンズ・モデル[スーザン・マクマレン] 1.計画 2.構成要素 2章 インフォメーション・コモンズ
東日本大震災は防災、復興という震災に直接関わる問題だけではなく、民主主義、エネルギー、環境問題などの日本の方向、より根本的に日本人のアイデンティティとは、幸せとは、生きるとは、自然とは何かといった思想、倫理、哲学、宗教に及ぶ問題も問うている。桜美林大学の研究者たちが自らの学知を踏まえて、諸課題に応える。 はじめに:知の責任と役割[加藤朗] 第Ⅰ部 どう考えるべきか 第1章 工学・情報・環境の切り口からみた東日本大震災[片谷教孝] 第2章 疾風のなかで勁草となったクラウドとSNS[成沢広行] 第3章 原子力発電をめぐる文化の変容[堀内めぐみ] 第4章 原発事故の教訓としての学ぶ責任:自然科学の立場から[森厚] 第Ⅱ部 教育現場はどう取り組んだか 第5章 震災ボランティア参加による学生の意識変化:アンケートとインタビューをとおしてみる学生の体験とその影響[林加奈子・牧田東一] 第6章 身体観を
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