概要 肩関節にかかる関節間力 投球障害につながる投球動作の特徴 投球障害部位を探る 肩峰下インピンジメント インターナルインピンジメント 腱板疎部損傷 棘下筋・小円筋の損傷 投球動作の特徴からの身体機能評価 障害を起こしやすい投球動作の特徴 (最大外旋、ボール・リリースでの肩-肩-肘ラインの逸脱) 上半身の身体機能評価のポイント 下半身の身体機能評価のポイント 肩甲骨の向きと位置を調整し、胸郭に固定する能力の低下 参考文献 概要 野球投手の投球動作は、投球側下肢に溜めた力を指先まで伝える高速で緻密な全身運動である 投球障害肩の多くは、いわゆる over use からの身体機能低下により投球動作が変化し起こる場合と、未熟な投球動作により起こる場合が考えられる 臨床場面では、身体機能の改善に重点を置くが、再発予防のためにはそれをふまえての投球動作の再構築が重要となる 投球動作を三次元動作分析し