最初に断っておけば、この言葉(ニーズとウォンツ)はかなり曖昧に使われています。 そこで今回は大きくふたつに分類できるその定義を紹介しますので、そういうものだと理解してください。ぼくはめったに使わない言葉ですし、知識として知っていれば十分です。 混乱する、ニーズとウォンツの定義 ネットで検索してもさまざまなことを言っている人がいます。 ただそれを大きく分類すると「顕在・潜在」を基準に言ってる人たちと、「低次・高次」の話として使っている人たちに分けることができます。 「顕在・潜在」説 まず、ニーズを「顕在欲求」、ウォンツを「潜在欲求」と捉えている人たちの定義です。 つまり具体的な必要性を感じているのがニーズ、なんとなく漠然と望んでいるのがウォンツということです。 たとえば「おなかがすいたので何か食べたい」と思うのがウォンツで、それを満たすために「駅前のマクドナルドでハンバーガーを食べたい」と思