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ブックマーク / marketingis.jp (10)

  • ニーズとウォンツ – マーケティング is.jp

    最初に断っておけば、この言葉(ニーズとウォンツ)はかなり曖昧に使われています。 そこで今回は大きくふたつに分類できるその定義を紹介しますので、そういうものだと理解してください。ぼくはめったに使わない言葉ですし、知識として知っていれば十分です。 混乱する、ニーズとウォンツの定義 ネットで検索してもさまざまなことを言っている人がいます。 ただそれを大きく分類すると「顕在・潜在」を基準に言ってる人たちと、「低次・高次」の話として使っている人たちに分けることができます。 「顕在・潜在」説 まず、ニーズを「顕在欲求」、ウォンツを「潜在欲求」と捉えている人たちの定義です。 つまり具体的な必要性を感じているのがニーズ、なんとなく漠然と望んでいるのがウォンツということです。 たとえば「おなかがすいたので何かべたい」と思うのがウォンツで、それを満たすために「駅前のマクドナルドでハンバーガーをべたい」と思

    ニーズとウォンツ – マーケティング is.jp
  • STPマーケティングとは – マーケティング is.jp

    みなさんは「STP」という言葉を聞いたことがありますか。 マーケティングにおける「STP」とは、「セグメンテーション(Segmentation)」「ターゲティング(Targeting)」「ポジショニング(Positioning)」の3つの頭文字をとったもので、フィリップ・コトラーが提唱しました。 STP戦略、STPマーケティングとは ではSTP(STP戦略、STPマーケティング)とはいったいなんなのでしょうか。コトラーはこれを「効果的に市場を開拓するためのマーケティング手法」として紹介しています。 より具体的にいえば、マーケティングの目的である「自社が誰に対してどのような価値を提供するのか」という問題を明確にするために利用します。 もちろんマーケティングは伝える相手を決めただけではダメですし、伝えるメッセージ、伝えるタイミングなどすべてを包含して考えなければなりません。 ただし自社とマーケ

    STPマーケティングとは – マーケティング is.jp
  • ファミレスのテーブルで考えたこと – マーケティング is.jp

    先日、某所で早めのランチべようとガストに入ったときのこと。11時半頃に入ったのですが、全テーブルに「読売新聞」が置かれていて、ちょっとびっくりしました。冬のお試し購読キャンペーンをやっているとのこと。いやはや。 新聞に気を取られて気がつかなかったのですが、もうひとつ「お試し」としてテーブルに置かれているものがありました。ヤマサ特選醤油の「鮮度の一滴」。パウチ容器内に空気が入らず酸化しない新しいパッケージの醤油ですね。これも全テーブルに。 まさにテーブルはメディア。 新しい価値は提示できているか さて、昼の11時半から12時半頃までそのガストにいたのですが、客層はサラリーマンと近所のご婦人たちという若干年齢が高めな感じ。その人たちにとっての、このふたつの「お試し商品」を考えてみます。 まず、新聞。 客層の多くは、すでに購読しているか、購読を辞めている。 若い人があまりおらず、「購読したこ

    ファミレスのテーブルで考えたこと – マーケティング is.jp
    eight-role
    eight-role 2010/11/25
    確かにファミレスのテーブルはごちゃごちゃしすぎ
  • 顧客ロイヤルティを把握しましょう – マーケティング is.jp

    「顧客重視」や「顧客第一」を掲げる企業はたくさんあります。 これは言い換えれば「顧客満足度を高める」ということです。ではその顧客満足とはなんなのでしょうか。またその満足度はどのように測定すればいいのでしょう。 顧客満足とは何か まず最初に「満足」という状態について考えてみます。ぼくたちはいろんなことに対して、満足したり、不満に感じたりしていますが、これはどんな差があると思いますか。 満足とは、事前期待を体験が上回った際に感じる気持ちのことです。すなわちその商品やサービスの良し悪しにかかわらず、体験前の期待を越えることができるかどうかだけが満足と不満を左右するのです。事前期待は「予想」と言い換えてもいいでしょうね。 だから100円ショップで見つけた商品を自慢げに見せる人は事前期待が低かったために大満足だったのでしょうし、逆に1万円の料理べてそれなりにおいしくても事前期待が高かったために満

    顧客ロイヤルティを把握しましょう – マーケティング is.jp
  • アクセス解析すればなんでもわかる、なんてそんなわけはない – マーケティング is.jp

    アクセス解析は、あくまでそのWebサイトで起きた「結果」であって、それだけではそこで起きてほしかったことの状況まではわかりません。「結果だけ」を見てもそれはただの「量」です。「測定しました」という事実の提示と、ほんの一部の部分最適化の提示までしかできません。 「効果を検証する」というのは、「起きてほしいこと、想定していること」ーーすなわち「仮説」と照らし合わせて初めてできます。 「こうなってほしかったけれど実際はこうだった」「これぐらいが目標だったけれど結果こうだった」となれば、「目標に達するには、何を、どこを、どう改善すればいいのか、どうすればいいのか」という視点で、Webサイトの中身や施策を見ることができます。それが検証です。 つまり、そもそも事業戦略やビジネスゴールがないことには、アクセス解析の結果だけを見ても何も言えないわけです。 事業としての戦略とゴール、Webサイトの戦略とゴー

    アクセス解析すればなんでもわかる、なんてそんなわけはない – マーケティング is.jp
  • 成熟しきった市場で何をするべきか – マーケティング is.jp

    みなさんは最近、わくわくするような商品を購入しましたか? たとえば家電量販店に出かけても、これはすごいなあと感動したり、ボーナスを待ちきれずに衝動買いするような商品が少なくなったと思いませんか。 経済が停滞していることもありますが、ぼくはそれだけじゃなくて魅力的な商品がないことも消費が冷え込んでいる原因だと感じています。 買い替えさえ起こらないほど成熟した市場 技術的な観点ではせいぜい「3Dテレビ」くらいでしょうか。でも3Dテレビは値段が高いこともありますが、そもそもいらないですよね。家の中でテレビを見るためだけに専用メガネをかけるなんてどう考えても受け入れられるとは思えません。 (もっとも先週の記事の通り、その感覚を疑うことも大事ですが) ぼくらはいつから「どうせどこのメーカーでも同じだろ」と決め付けて、値段ばかりを追いかけるようになってしまったのでしょう。 そもそも「まだ使えるのに、ど

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  • 自分の感覚を疑う – マーケティング is.jp

    マーケティングは人の心を知る仕事なので、ある程度は自分の感覚に自信を持つべきですし、そのための努力も必要です。 いろんな雑誌を読んだり、流行のスポットに出かけたり、もちろん新しいネットサービスを使ったりもある程度はしたほうがいいです。 マーケティングやコミュニケーションに関わる人は自分の好き嫌いではなく、みんながどう感じるかを想像できなければなりません。 (もちろんこういう書き方をしている以上、マーケターだけの話ではなく、デザイナーや営業や開発やすべての人を想定しています) くだらない話で恐縮ですが、ぼくもマーケティングの仕事に移ってから「月9」(フジテレビの月曜9時に放送されるドラマ)を見続けることをマイルールにしています。もう10年くらいになりますね。 優秀な人たちがいまいちばん視聴率が取れると考えるテーマや設定を見ることで、何かしらヒントを得られるんじゃないかと思って続けています。最

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  • アドテクノロジー概論 – マーケティング is.jp

    「アドテクノロジー(または広告テクノロジー)」という言葉を耳にしたことはあるでしょうか? インターネットの広告は他のテレビ等の媒体に比べ通信データなどを利用して広告のコントロールがしやすい分野であり、最近では広告の出稿・取引がこれまではなかったようなテクノロジーで行われるようになっています。今回は以前行ったアドテクノロジー勉強会の資料をもとに改めて解説を行っていきたいと思います。 全体図とエコシステム まずは以下の図をご覧ください。 (出典:Terence Kawaja’s IAB Networks and Exchanges Keynote) この図は米The Interactive Advertising Bureau(IAB)が公表した「米国アドテクノロジーの関係図(ディスプレイ広告版)」で、左はじの「Advertiser(広告主)」から右はじの「Publisher(メディア)」まで

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  • ソーシャルメディアとリサーチのコラボ – マーケティング is.jp

    台頭するソーシャルメディア 消費者を導き、会話をリードしているのは、もはやマーケターではない (『グランズウェル ソーシャルテクノロジーによる企業戦略』より) みなさん、こんにちは。ビデオリサーチインタラクティブの深田です。 ツイッターや、ブログなどのソーシャルメディア上には数多くの消費者が日常の出来事や思った事を書き綴っています。 ビデオリサーチインタラクティブのPC-Webの視聴率データ(WebReport)でも、ポータルサイト(例:Yahooなど)と、CGM(例:ミクシィなど)のWeb全体における利用滞在時間シェアを比較した場合、ポータルサイトが2008年7月には28%だったものが、2010年7月には26%と若干減少しているのに対して、CGM(≒ソーシャル)系シェアは、2008年7月で12%だったものが、2010年7月に16%へとシェアを拡大しており、これがモバイル(携帯Web視聴率

    ソーシャルメディアとリサーチのコラボ – マーケティング is.jp
  • マーケティングの設計は顧客目線で帰納的に考える – マーケティング is.jp

    昨日紹介した「ACPUR」の話を出すまでもなく、マーケティングにおいて「知ってもらうこと(認知)」は最初にして最大の課題です。 ただし「知らしめること」そのものが目的ではなく、店舗に来ていただく、そして商品を買っていただくことが目的である以上、知ってもらうことは取っかかりにすぎません。 また、だからこそ「誰に知ってもらうか」を考えなければコストの無駄遣いになってしまいます。 届けたい相手目線で考える よくあるたとえ話ですが、コンタクトレンズのチラシを配布する際に、誰でもかまわず配るのと、メガネをかけた人だけに配るのとではその成功率に差が出るのは当然です。 当に必要とする人はどこにいるのか、何をもって彼らを見分けられるのか、どうすれば情報を届けられるのか――、顧客になり得る人を具体的にイメージして、逆算して(帰納的に)メディアプランニング、コミュニケーションデザインをしなければなりません。

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