岩間に潜り込むタコの習性を利用した、昔ながらのタコつぼ漁が最盛期を迎えている。 三浦市の金田漁港周辺では、波が穏やかな日にはタコを捕る船が浮かぶ。漁師の山森優さん(80)は、約15メートル間隔で縄に結ばれた25個のタコつぼを次々に引き上げる。入っている確率は2割程度。 ことしは例年よりも1カ月ほど遅い7月中旬から捕れ始めた。1キロ前後の中ダコが多いが、山森さんは「卵持ちがいたり、身も締まり、これからがおいしい時期」と笑顔を見せる。
岩間に潜り込むタコの習性を利用した、昔ながらのタコつぼ漁が最盛期を迎えている。 三浦市の金田漁港周辺では、波が穏やかな日にはタコを捕る船が浮かぶ。漁師の山森優さん(80)は、約15メートル間隔で縄に結ばれた25個のタコつぼを次々に引き上げる。入っている確率は2割程度。 ことしは例年よりも1カ月ほど遅い7月中旬から捕れ始めた。1キロ前後の中ダコが多いが、山森さんは「卵持ちがいたり、身も締まり、これからがおいしい時期」と笑顔を見せる。
「第7回パヤオの日(8月8日)まつり」(主催・宮古地区パヤオ管理運営委員会、共催・伊良部漁協、宮古島漁協、池間漁協)が11日、伊良部漁協の特設会場を中心に行われた。 夏休みとあって大勢の親子連れが参加し、趣向を凝らしたイベントを満喫。12年ぶりに大物カツオ(1匹当たり10~15㌔)が大漁していることから、地域貢献として1匹2000円で販売され、230匹、約3 ㌧を完売した。式典では、パヤオに感謝し、さらなる集魚効果を願った。 パヤオは、カツオやマグロなどの回遊魚が流木などに集まる習性を利用した浮体。大きく分けて海面上の表層浮き魚礁と海面下の中層浮き魚礁に分類される。 1982年、当時の伊良部町と伊良部町漁協が日本では初めて宮古近海にパヤオを設置した。同委員会では、設置から25年の節目を迎えた2007年8月8日、パヤオの秩序ある利用推進とパヤオ漁業振興、漁家経営の安定を期することを目的に「パ
1943年9月に広島・呉港で行われたUボートの譲渡式の映像日本海軍の案内で大分・別府温泉の「地獄めぐり」をするUボート乗組員の映像 【中川正美】第2次大戦中の1943(昭和18)年夏、ドイツは同盟国の日本に最新鋭潜水艦を無償譲渡した。その1号艦「U511号」を欧州から約3万キロ離れた広島・呉港まで回航し、唯一生存するドイツ人の元乗組員がこの夏、朝日新聞の取材に応じた。片言の日本語を交えて70年前の「極秘航海」を語った。 U511のドイツ人乗組員の消息については、潜水艦による日独間の輸送作戦を取り上げた作家吉村昭の著書「深海の使者」は「米軍の沖縄上陸が開始された頃、ジャワ海で全員戦死した」と記述。旧防衛庁防衛研修所が編纂(へんさん)した公刊戦史などに詳しい記述がなく、日本側の史料でははっきりしていなかった。 今回取材に応じたのは、ドイツ在住のエミール・ワーグナーさん(91)。潜水艦学校
県漁業基金、魚競り値サイト開設 市場選択容易に Tweet 市況情報サイト「沖縄海人魚市場」の仕組み [画像を拡大] 経済 2013年8月13日 10時18分(6時間25分前に更新) 県漁業振興基金(糸満盛健理事長)はこのほど、市況情報公表サイト「沖縄海人魚市場」を開設した。泊や名護、糸満の各市場で取引された魚種ごとの競り値や水揚げ量などを掲載している。漁業者はサイトを頼りに最も高値で取引される市場を選びやすくなるほか、市場に不足している魚種を容易に知ることができ、漁業収入の増加が期待できる。漁業情報サービスセンター(東京都)によると、各地の市場情報を一元化したサイトを地方で構築するのは全国でも珍しいという。(仲田佳史) 各市場の取引額は通常、競り終了後にまとめて、市場に張り出される。各漁業者は自らが水揚げした金額を確認し、各地の水揚げ情報を電話やファクスなどで入手するしかなかった。 一方
サンマ漁獲量不振、型は上々 根室・花咲港、棒受け網初水揚げ (08/13 16:00、08/13 16:06 更新) 棒受け網漁船から水揚げされるサンマ。量は少ないが大型魚が多かった=13日午前11時10分、根室・花咲港 【根室】道東沖サンマ漁の主力となる棒受け網漁の小型船(10トン以上20トン未満)が13日、北方領土周辺海域から戻り、根室・花咲港に初水揚げした。サンマは1匹160グラムを超す魚体が中心だったが水揚げは69トンにとどまり、関係者は「型は大きいが量は振るわない」と肩を落とした。 花咲港に水揚げしたのは10トン未満を含め計33隻で、このうち10トン以上20トン未満は10日に出漁した11隻。花咲市場で行われた13日最初の競りでは、1キロ1365円で取引された。前年のほぼ半値だが、「東京・築地市場が14~16日の盆休みを控えた中での価格としては上出来」(花咲水産物地方卸売市場幹部)
まぐろの港町・三崎下町商店街(三浦市三崎町)で8月13日・14日、昭和レトロな街並みに大漁旗を飾り、まぐろB級グルメ屋台などが並ぶ「みうら夜市」が開催される。今年で5回目。 三浦名産すいかを使った灯籠作りも 港に面した三崎公園から三崎銀座通り、入船すずらん通り、日の出通りまでの全長約500メートルの露地に、大漁旗や漁船ランプを並べてライトアップ。昭和の下町情緒たっぷりの祭りを展開する。 「かながわの名産100選」に選ばれた三崎まぐろ・三浦すいかのほか、三崎まぐろラーメン・トロちまき・まぐろバーガーなどのまぐろB級グルメも販売。三崎鉄火巻き、すいか灯籠作り、光る泥団子作りなど体験型イベントも。 地元女性や子どもたちによる「ソーラン三崎」、三崎甚句・ダンチョネ節、浴衣にステテコ姿で踊る「江戸芸かっぽれ」パレードなども披露する。 開催時間は16時~21時。詳細は同サイトで確認できる。
北海道大学(北大)、海洋研究開発機構(JAMSTEC)、東京大学、新江ノ島水族館の4者は8月8日、鉄の鱗を持つユニークな巻貝「スケーリーフット(和名:ウロコフネタマガイ)」の共生微生物の全ゲノム配列の解読に成功し、代謝経路を網羅的に同定すると共に、共生微生物の伝播様式を突き止め、さらにスケーリーフットが敏感に環境感知・応答することをとらえたと共同で発表した。 成果は、北大大学院 水産科学研究院の中川聡 准教授(JAMSTEC 深海・地殻内生物圏研究プログラムの招聘研究員兼任)らの研究チームによるもの。研究の詳細な内容は、日本時間8月8日付けで「The ISME Journal」に掲載された。 深海底熱水活動域は、暗黒・高圧、超高温の有毒熱水が噴き出す極限環境にありながら、特殊な微生物に支えられた極めて生産的な生態系を育んでいる。近年、これまでの未探査海域において深海探査が広く行われた結果、
11日午前、済州市(チェジュシ)の犀牛峰(ソウボン)海水浴場。海洋警察が水中から相次いでクラゲの群れをすくい上げた。前日に26人がクラゲに刺されたという通報があり、海水浴を規制して実態把握に乗り出したのだ。発見されたのはほとんどが毒性の強いアンドンクラゲだった。前日に海水浴客を困らせたクラゲだ。午後に入りクラゲの数が減ると海水浴場の運営を再開したがクラゲが再び集まり40人が刺された。近隣の金寧(キムニョン)海水浴場でも15人、梨湖(イホ)テウ海水浴場では14人がこの日クラゲの被害を受けた。済州海洋警察は、「11日に3カ所の浜辺で69人が、前日は6カ所の浜辺で61人がクラゲに刺された。クラゲが多く出没する海水浴場は利用を防ぐ計画だ」と明らかにした。 全国の海水浴場が8月に入り毒性クラゲに苦しんでいる。梅雨が終わり水温が上がりながら亜熱帯性の毒クラゲに刺された避暑客が増加しているのだ。海洋警察
記事一覧 異色組み合わせ、鮮魚店にカフェ 大野、旬の食材のメニュー多彩 (2013年8月12日午後5時10分) 新鮮な魚介や地元野菜を使ったメニューを提供する「うおまさcafe」=福井県大野市明倫町 福井県大野市の五番商店街に気軽に訪れ、旬の魚と地元の食材を味わってもらおうと、同市明倫町の鮮魚店「魚正」が12日、同店1階に「うおまさcafe」をオープンした。 同店3代目でオーナーの山本恭子さん(36)が、「大野のまちなかを楽しむきっかけに」とカフェ経営を決意。新鮮な魚と大野の名水が育てた野菜や米を使ったメニューをそろえた。 大野の夏の風習「半夏生(はんげしょう)」の焼き鯖を使ったすしや冷や汁も用意した。コーヒーやパフェに加え、フィッシュバーガーやオープンサンドもある。 外観は、小京都を感じさせる町屋をイメージ。2階には40人が利用できる大座敷があり、丸窓を通して同商店街が眺められる。
東京大学の横山祐典准教授らは沖縄県の宮古島や石垣島の周辺にある島々で、過去2400年間に約150~400年周期で高さ1メートル以上の津波が起きていたことを突き止めた。津波で浜に打ち上げられたとみられる直径1メートル以上のサンゴの化石を、遺跡調査の際に用いる炭素による年代測定法などで解析した。 岩状のサンゴの化石が打ち上げられる原因には津波以外に台風もある。研究チームは津波で流されたとみられる直径1メートル以上のハマサンゴを100個以上選び、化石表面の炭素を調べた。サンゴは浜に打ち上げられると成長が止まるため、津波が起きた年代が推定できる。 石垣島にある直径9メートルの巨大なハマサンゴは、1771年に死者1万2千人を出した「明和の大津波」で浜に打ち上げられたという。
環境教育や環境保全に取り組む学校や団体を表彰する「第20回コカ・コーラ環境教育賞」(公益財団法人コカ・コーラ教育・環境財団主催、読売新聞社協力、文部科学省、環境省後援)が決まり、12日に発表された。 活動表彰部門では、サンゴ礁の保全を通じた地域づくりに取り組んでいる「白保魚湧く海保全協議会」(沖縄県)が、次世代支援部門では、トンボの生息域を観察するなどの自然保護活動を続ける北海道札幌旭丘高生物部がそれぞれ大賞に選ばれた。優秀賞は次の通り。 【活動表彰部門】▽栗山町立継立中(北海道)▽草津町立草津中(群馬県)▽谷津干潟ジュニアレンジャー(千葉県)▽港区立青山小(東京都)▽豊田市立土橋小(愛知県)▽まきのはら水辺の楽校(静岡県)▽清風中生物部(大阪府)▽琴浦町立赤碕中科学部(鳥取県)▽阿蘇市立坂梨小(熊本県) 【次世代支援部門】▽栃木県立栃木農業高麻の郷活性化班▽静岡県立富岳館高キノコ研究班▽
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