3日に発生した南米チリ沖地震による津波で、宮古市沖の養殖昆布13トンが海底に沈んでいたことが11日、県の調べで分かった。今回の津波で被害が明らかになったのは県内で初めて。被害額は約700万円とされる。 気象庁によると、同市には30センチの津波が到達しており、津波によりロープからはずれたとみられ…
3日に発生した南米チリ沖地震による津波で、宮古市沖の養殖昆布13トンが海底に沈んでいたことが11日、県の調べで分かった。今回の津波で被害が明らかになったのは県内で初めて。被害額は約700万円とされる。 気象庁によると、同市には30センチの津波が到達しており、津波によりロープからはずれたとみられ…
沼津市の内浦漁協と富士宮市の富士養鱒漁協が、富士山の湧水で育てて駿河湾での養殖で磨きをかけた「駿河湾サーモン」のブランド化に乗り出した。首都圏のスーパーで初めて販売し、“純静岡産サーモン”として消費拡大を図る。県も支援し、養殖業の活性化や地域の特産化につながると期待を寄せる。 駿河湾サーモンは、県が選抜育種を重ねた「静岡型ドナルドソンニジマス」を使用する。富士養鱒漁協が卵から約2年かけて成育させた後、内浦漁協が駿河湾の水深約45メートルの海面いけすで約2カ月間、仕上げの養殖を行う。淡水から海水に移すことで脂が均一に広がるなど身質が変わり、体長約60センチ、体重2キロのサーモンが生まれる。 3月に千葉県のスーパーで初めて販売したところ、輸入サーモンより高い価格設定だったが、買い物客から好評だったという。内浦漁協で養殖に当たる丸西水産の原田敏行専務は「海と山の養殖業者の協働で生まれた。純国
将来に向けて持続可能性が特に疑われている水産資源クロマグロとウナギの幼魚・稚魚が豊漁との報道が今年に入って続きます。豊漁ならば自主規制してでも資源を残せとなぜ訴えないのか、鈍感マスメディアに呆れます。本気で漁業資源を守ろうとしたら漁獲の総枠を規制した上で、個別の漁業者にも漁獲枠を与えるしかありません。個別枠が無ければ早採り競争に陥って幼魚でも捕ってしまうからです。個別枠の範囲で値段が良い大型成熟魚を狙うようになったノルウェーではサバ資源が回復し、今秋から漁獲枠倍増が伝えられました。 昨12日には《季節外れの豊漁 富山湾でメジマグロ》で「県内ではメジマグロは十二~二月に多く揚がる。四月の水揚げ量は少なく、過去十年間平均で約四トンだが、今月は既に十四トンを上回っている」と報じられています。 3月に水産庁がクロマグロの漁獲規制を日本独自に強化する方針を発表したばかりでした。国際会議で訴えて同調を
「リヴァイアサン」の一場面(c)Arrete Ton Cinema 2012 [映画.com ニュース] 漁船漁業の様子を極小カメラで捉えたドキュメンタリー「リヴァイアサン」の予告編が、公開された。 カメラは、メルビルの「白鯨」をインスパイアした米国の港町ニューベッドフォードから巨大な底引き網漁船とともに大海原へ向かう。網の中でもがく魚たちや、空中を飛ぶカモメの目線となり、空から海中へとダイブする。泡立つ波音やクレーンのきしみ、波に揉まれた船体があげるうめきなど、圧倒的な映像と音響によるかつてない映像が観客を待ち受ける。 現代商業漁業にかかわるすべてのことを、このように誰も試みたことのない方法でカメラに収めたのは、ハーバード大学の感覚人類学研究所に所属する映像作家兼人類学者ルーシァン・キャスティーヌ=テイラーとベレナ・パラベルの2人。このほど公開された予告編で、美と恐怖、生と死とが不気味に
反捕鯨団体「シー・シェパード」のドキュメンタリー番組を撮影したオーストラリア人の映像ジャーナリストが、和歌山県太地町の捕鯨とその歴史に魅せられ、文化を世界に伝えようと活動している。母国や欧米で反捕鯨の世論が高まるなか、「江戸時代から連綿と続く太地の捕鯨の歴史を伝えれば、世界の認識は変わるはず」と訴えている。 和歌山大学の特任助教、サイモン・ワーン氏(57)=和歌山市在住。オーストラリアの民間テレビ局のカメラマンを経て、フリーランスでタスマニアの環境問題などを伝えてきた。 平成19~20年にかけて、アメリカの人気番組「ホエール・ウォーズ(鯨戦争)」の撮影に参加。南極海で、日本の調査捕鯨船を妨害するシー・シェパードを5週間取材した。
アジやサバなどを水揚げする巻き網船団が、操業中に取れたての魚を塩漬けし、干して食べる「沖漬け」が、長崎県平戸市生月町で販売される。漁師のまかないとして“船上限定”で親しまれていたが、特産品として売り出そうと地元の舘浦(たちうら)漁協と市が協力して実現した。13日の「いきつき日曜白月市」で店頭に並ぶ。 同漁協によると、巻き網船団は出漁すると、3週間前後は戻らない。船に持ち込んだ食材に加えて、鮮度の高い食事を得るため、漁で取れたアジなどを「沖漬け」として食べてきた。 作り方はシンプルで、魚を開いて塩漬けし、船上で海風に当てて干す。洋上で処理するため鮮度は抜群。船の上で潮風にさらすため、陸の上ではできない塩加減や干し具合になるという。 これまで市場に出回ることはなく、漁師やその家族の間でしか知られていなかった。平戸市の黒田成彦市長は親戚の漁業者を通じて食べたことがあり、沖漬けの販売を検討していた
松江市秋鹿町の海岸沿いで12日朝、波打ち際にダイオウイカが浮かんでいるのを、釣り客らが見つけた。体長は約5メートルで、陸に引き揚げたが、間もなく死んだ。 朝9時すぎ、釣りに出ようと船を出した同市の会社員原田悦雄さん(50)らが、浮いているダイオウイカを見つけた。 日本海沿岸ではこのところダイオウイカが相次いで見つかっている。原田さんとともに見つけた同市の漁師、竹田武綏さん(80)は「長年漁をやっているが、ダイオウイカは初めて見た。驚いた」と話した。(共同) [2014年4月12日23時51分]
【ワシントン=共同】米地質調査所(USGS)によると、南太平洋のソロモン諸島沖で現地時間の13日午前7時(日本時間同午前5時)すぎ、マグニチュード(M)7.6の地震があったと発表した。発生直後はM8.3と発表されたがUSGSが下方修
居座る流氷、春漁に影響 異例の再来、刺し網被害も (04/12 16:00) 網走沖合にとどまる流氷本体と点在するはぐれ氷=11日午前10時55分ごろ 【網走】網走沖の流氷が最後に見られた「流氷終日」の平年日にあたる11日、北見市常呂から知床半島にかけての海岸では流氷が10キロ以内にとどまり、斜里町ウトロでは接岸している。オホーツク管内の春漁にも影響が出始めている。 網走地方気象台によると、網走沖では密度が低い流氷本体が居座り、周辺には「はぐれ氷」とよばれる小さな氷塊も点在している。一方、紋別では沖合50キロまで離れている。 網走漁協によると、3月31日から始まった毛ガニかご漁は流氷と悪天候の影響で出漁できたのはこれまで4日間だけ。例年3月下旬に始まるキンキはえ縄漁の開始は見通しは立っていないという。 例年ならニシン漁が最盛期を迎えている湧別でも4日、押し寄せた流氷によって前浜に仕掛けた4
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