阪急塚口駅南側にある「美味饗宴華の居酒屋 幸ぜん」(尼崎市南塚口町1、TEL 06-7174-4972)で8月から、新メニュー「本マグロ極(きわ)み」の販売が始まった。 しょうゆさしからあふれるほど 同店は2012年5月、河野有城さん、方雅さん兄弟がオープン。店名は幸を読まずに「ぜん」。父親が尼崎で40年営んでいたすし店「すし幸(こう)」から取ったもので、「ロゴマークのようなもの」と有城さん。カウンター6席、テーブル18席。 店の主力は、瀬戸内や明石、淡路などから仕入れる「旬の魚」。魚料理がメニューの9割を占める。「あの魚をこんな風にして食べたい」など、客からの要望にもできる限り対応する。「魚は絶対ここで食べる」というリピーターも多く、来店する客の8割が予約客だという。 「本マグロ極み」(1,980円)は、「赤身からトロへ向かうグラデーションをそのまま食べたい」という常連客のリクエストから