台風の影響で開始が遅れていた秋サケ定置網漁が始まり、２日、町内の大樹漁港に水揚げされた。 秋サケ定置網漁は管内沿岸漁業の主力で、今年の解禁は岸に近い陸網が８月３０日、岸から離れた沖網は１日だったが、台風による荒天や大量の流木もあり、開始を見送っていた。 管内２３カ統のうち大樹漁協（神山久典組合長）では５カ統で操業。流木や波の状況を見て１日に一部の網を設置した。２日は午前５時ごろに再度、漁船が出港し、同７時半ごろに帰港、銀色に輝く魚体を次々と水揚げした。 漁業者らによると、海に漂う多数の流木を取り除いた上での水揚げ作業になる見通し。ある漁業者は「水揚げできて一安心だが、流木の影響は大きい」と話していた。

現代の日本人は、遺伝情報の約１２％を縄文人から受け継いでいることがわかったと、総合研究大学院大の斎藤成也教授らの研究チームが発表した。 特に、北海道のアイヌや沖縄県の琉球人は、遺伝的に縄文人と近いことも判明したという。人類遺伝学の専門誌に１日、論文が掲載された。 チームは、福島県新地町の 三貫地 （ さんがんじ ） 貝塚から出土した、約３０００年前の縄文人男女２体の歯を調べた。微量のＤＮＡを抽出することに成功し、現代人のＤＮＡと比較した。 その結果、縄文人のＤＮＡはアイヌと最も近く、次に琉球人、その次に東京周辺など本土の日本人「ヤマト人」に近かった。 また、縄文人は、アフリカから東アジアや東南アジアに移動してきた現生人類の中で、最も古い２万～３万年前に分岐した集団とみられることもわかった。

9⽉の『グラセン市場』、戻りカツオ・カンパチをテーマにした6品が登場 ［株式会社WDI JAPAN］ 開催⽇：2016年9⽉12⽇（⽉）～18⽇（⽇）1週間限定 17：00～23：00（LO） 旬⾷材をおすすめする、⽉替わりの特別メニューフェア 創業100 年の歴史を誇るニューヨークの⽼舗レストラン「グランド・セントラル・オイスター・バー＆レストラン」の品川店では、⽉替わりの「シーフードテーマ⾷材」を楽しんでいただくメニューフェア『グラセン市場』を毎⽉開催しています。シェフがこのイベントのために準備した「今、ぜひ⾷べてほしい！」という旬のシーフード⾷材を、その魅⼒を最⼤限に⽣かす調理法で仕上げたメニューが毎⽉、期間限定で登場する、という注⽬のメニューイベントです。 9⽉のテーマは「戻りカツオ・カンパチ」。9⽉12⽇（⽉）～18⽇（⽇）の期間中、今が⾷べ時の新鮮な戻りカツオ・カンパチを

酒田港に水揚げされた急速冷凍したスルメイカ。年間漁獲量の３割を占めるイカは山形県漁業の中核となっている＝８月下旬 海岸線が短く、漁場が小さい。しけが多く、養殖にも向かない。それゆえ、山形県の漁業生産額は海を擁する３９の都道府県の最下位に甘んじ、漁業者もまた最も少ない。そんな庄内浜で１０、１１の両日、天皇、皇后両陛下をお迎えして「全国豊かな海づくり大会」が開催される。漁業振興を目指す大会を前に「最少の海」が直面する苦境と、将来へ向けた挑戦を報告する。（酒田支局・亀山貴裕） ◎全国豊かな海づくり大会を前に（上）苦境 　８月下旬のいっとき、酒田港に海の男たちの声があふれた。 　イカを追って日本海を駆け回る中型イカ釣り漁船が、約１カ月ぶりに相次いで入港した。乗組員は満載した冷凍スルメイカを、ベルトコンベヤーに載せて休む間もなく水揚げした。 　近年は生イカ不足の影響で売価が高まる傾向にある。船員に交

ミッドウェー島を視察＝旧日本軍との海戦回顧－オバマ米大統領 １日、北太平洋の米ミッドウェー島を訪れたオバマ大統領（ＡＦＰ＝時事） 【ワシントン時事】オバマ米大統領は１日、ハワイ諸島の北西にある「パパハナウモクアケア海洋保護区」を拡大して世界最大の自然保護海域としたことを受け、保護区内にあるミッドウェー島を視察した。 　大統領は記者団を前に、同島攻略を目指す旧日本軍と激突した１９４２年のミッドウェー海戦を振り返り、「ここは神聖な土地だ。多くの若者がここで命を落とした」と指摘。「われわれがここを訪れることができるのは、日本軍を撃退した米兵の勇気と忍耐の証しだ」と語った。（2016/09/02-11:22） 【社会記事一覧へ】 【アクセスランキング】

すしに天ぷら、うなぎに牛丼、中華の店に定食屋、洋食、喫茶、イタリアン――。などと並べると駅ビルやデパートの食堂街みたいだが、これはみんな、東京・築地市場の場内にある飲食店である。あの慌ただしい市場の一角に、人気のグルメ店が軒を連ねているのだ。 ▼もともとは市場のプロたちが腹ごしらえする場所だったが、いつごろからか名が知れて一般客が押しかけるようになった。江東区豊洲への移転を控えた昨今はとりわけ人出がすごく、評判のすし屋など長蛇の列だ。さて、そんなカウントダウンの騒ぎにも影響必至なのが、小池百合子知事が下した「移転延期」の断である。 ▼土壌汚染の懸念や膨れあがる事業費など、豊洲移転が疑問符つきだったのはたしかだ。だからちゃぶ台返しの小池流にも理はあるが、あと2カ月で引っ越しというときの職権発動が新たな混乱をもたらす心配も小さくはない。都議会などを向こうに回した政治的パフォーマンスの側面も見え

【ポートモレスビー共同】安倍晋三首相は１８日、パプアニューギニア・ポートモレスビーでのアジア太平洋経済協力会議（ＡＰＥＣ）首脳会議で、米中両国の貿易摩擦を踏まえ、保護主義の台頭に...続きを読む

岩手労働局は２０１５年度の公共職業安定所（ハローワーク）の業務について、評価結果をまとめた。今回公表したのはハローワークのマッチング機能についてで、管内１０所のうち、「非常に良好」が２所、「良好」が７所、「標準的」が１所と評価された。 厚生労働省が全国のハローワークを相対評価して決定しており、各所のマッチング機能の強化が目的となっている。全国４２７所のうち「非常に良好」となったのは１６所のみで、岩手労働局管内ではハローワーク宮古、大船渡が該当する。 特に、高く評価されたのがハローワーク大船渡。同所では、復興需要で建設業や介護・福祉分野でも有資格者の応募がないなど、人手不足対策が課題となっていたが、求職者の掘り起こしのため、事業所見学や子育て中の母親を対象とした出張相談会を実施。生活圏を共有するハローワーク気仙沼と連携して、合同事業所見学も行った。 さらに、地場産業支援のために、独自に水産加

葛西臨海水族園（東京都江戸川区）は１日、サメやエイに触れる体験コーナー「タッチンフィーリン」を２日から臨時閉鎖すると発表した。夏休み中の来園者が多く、しばらく魚を休ませ、水質を改善させる必要があると判断した。閉鎖期間は未定だが、１カ月程度とみられる。 園によると、中国人観光客らのマナー違反も目立ち、魚を引っ張ったり、つめで引っかいたりしたことも、魚が弱った要因とみられる。 同コーナーは平成２１年に設置。長さ１４メートルの水槽に小型のサメやエイ約１０匹が泳ぎ、背中をなでるなどの触れ合いを楽しめる。係員３人が事前に手を洗うよう指導していたが、７、８月に家族連れや外国人の利用が相次ぎ、日焼け止めクリームが水質を悪化させるなどして管理が困難に。魚も餌を食べなくなるなどしていた。

ヒラメ、ノドグロ次々と　庄内で底引き網漁が解禁 2016年09月01日　20:47 底引き網漁を終え、帰港した船から次々に魚が運び込まれた＝鶴岡市・由良漁港 庄内沖の底引き網漁が1日、解禁された。庄内地方の各漁港には、未明に出港して漁を終えた漁船が次々に帰港し、水揚げ作業に追われていた。 鶴岡市の由良漁港には計8隻が魚を持ち込んだ。午後3時半過ぎから、ヒラメやノドグロ、カナガシラなどを積んだ船が次々に入港。港で待ち構えた漁業者らが魚と氷を敷き詰めた箱を受け取り、選別や箱詰め作業をした。 富芳丸の斎藤守船長（54）＝同市由良2丁目＝は「台風の影響で昼ごろまでうねりがひどかった。口細カレイは例年の半分くらい」と話した。 この日、水揚げされた魚は2日には店頭に並ぶ。底引き網漁は7、8月が禁漁となっており、来年6月末まで行われる。

庄内沖の底引き網漁が１日解禁され、各漁港には漁を終えた漁船が次々に入港し、水揚げ作業で活気にあふれた。 底引き網漁は袋状の網を船で引いて魚を取る漁法。７、８月は産卵期にあたることから、資源保護などを目的に禁漁となり、今月から漁が再開され、来年６月末まで行われる。鶴岡市の由良漁港には、未明に出港した底引き網漁船６隻が、午後３時半頃からカレイやスルメイカ、ノドグロ、アンコウなどを積んで帰ってきた。 港で待ち受けていた漁業関係者らは、船からトロ箱に詰められた魚を次々と降ろした。この日に取れた魚は早速、夕方の競りにかけられ、きょう２日にも、地元の鮮魚店などの店頭に並ぶ見込みだ。 １日に出漁した第２千祥丸の佐藤栄一船長（５３）は「台風の影響からか、海にはうねりがあったが、久しぶりに船に乗ることができて、気持ちよかった。これからたくさん取りますよ」と笑顔を見せた。 県漁協由良総括支所の佐藤善隆支所長（