東日本大震災から6年5か月を迎えた11日、防潮堤をスクリーンにして、昔の暮らしや三陸の海の現状を映像で観賞する催し「海との対話」が岩手県大船渡市で開かれた。 上映されたのは、大船渡の昭和の生活記録を市民から集めた「よみがえる大船渡」と、震災6年後の海の生物などを撮影した「海に暮らす」の2作品。高さ5メートル、全長49メートルのくの字形の防潮堤に昔の祭りの様子などが投影されると、集まった人々は目を細めていた。 企画したのは、同市出身で、現在は東京芸術大学大学院の千葉紘香さん(24)。千葉さんは「気仙地域の文化や歴史を見返して、街づくりのきっかけにしてほしい」と話した。
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