漁業用ブイから始まって農業用品やペット用品を経て、家電製品へ。プラスチック下請け加工の町工場だったアイリスオーヤマ(仙台市)は新規参入を繰り返して家電メーカーに進化した。半世紀余りの歴史の中で常に追い求めてきたのが、消費者に「なるほど」と思わせる商品開発。なるほどを引き出す秘訣は、技術者たちによる製品の「使い倒し」にある。他社製品使い倒し、不満100個アジアからの観光客でにぎわう大阪・心斎橋
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この人に聞きたい:第569回 (週刊水産タイムス:16/12/19号) 市場一筋、築地の顔、旭日中綬章を受章 中央魚類(株) 代表取締役会長CEO 伊藤 裕康氏 感謝と市場流通への思い 大学の弁論部で積極人間に変身 ――旭日中綬章、おめでとうございます。 伊藤 ありがとうございます。 ――今回の受章を最も喜んでいるのは中央魚類の礎を築いたお父様の故伊藤春次さんかもしれません。 伊藤 どうでしょうか。お前のようなものが勲章など、とんでもないと叱られるかもしれません(笑)。 ――春次さんとの思い出は。 伊藤 中学生の頃、よく火鉢の灰に字を書きながら、当時の市場流通にかける思いを語ってくれたものです。父は神戸高商の夜間部で苦学した人でした。教授は市場法の骨格を作った人であり、そんなこともあって、父は市場法の魂といいますか、真髄を常に突き詰めて考えていたような気がします。 ――具体的にはどんなこ
千葉ニュータウンの県有地に全長10.5キロに及ぶメガソーラー(大規模太陽光発電所)が設置され、運転を始めた。 未利用だった土地を活用した取り組みで、事業者は「日本最長のメガソーラー」としている。 千葉県企業土地管理局によると、設置されたのは白井市武西から印西市若萩に至る約18ヘクタールの県有地。成田空港の開港に合わせて建設着手された旧新幹線用地だったが、計画中止で利用されていなかった。土地の幅は平均12.5メートルと細長く、用途が見いだせなかったという。 そこで県は土地を民間に貸してソーラーパネルを設置することを決め、事業者を公募。「スパークス・グリーンエナジー&テクノロジー」(東京都)が選ばれた。総事業費44億円を投じた工事は2016年4月に始まり、今年7月に終了した。 ソーラーパネルは4万7454枚で、鉄道の沿線にずらりと並ぶ。想定年間発電量は一般家庭約4600世帯分の年間使用電力量に
近頃札幌でも実力派の人気店が増えてきた「ワンコインラーメン」というカテゴリー。「安いんだからこんなものだろう」ではなく「こんなにおいしいのになぜワンコイン?」という店が目立ってきました。今回はそんなワンコイン系ラーメンで注目のニューカマーをご紹介しましょう。 おお田ラーメン店/店主が初めての方におすすめするのが、この「淡口醤油」500円 「おお田ラーメン店」は、札幌市東区に昨年8月にオープン。ひらがなの「お」が特徴的な看板が目を引く外観はとてもシンプルです。店名は店主いわく「老若男女が誰でも店の名前とラーメン店であることがわかる店名」なのだそうです。いや、ごもっともです。 ワンコインらーめんは淡口(うすくち)、たまり、白たまりの醤油系3種類から選べます。店主が初めての方におすすめするのがこれ「淡口醤油」(500円)。煮干しと昆布を使った特製スープは素材のうま味を強く引き出しつつもすっきりと
加工食品に使われる原材料の「原産地」については、現在は一部の品目しか表示が義務づけられていませんが、国の消費者委員会は、すべての加工食品に対象を広げるとする答申をまとめ、今月末にも食品表示が見直されることになりました。 これに対し、国の消費者委員会の食品表示部会は、原則として国内で製造・加工したすべての加工食品に対し、使っている量が最も多い原材料の原産国名の表示を義務づけるよう政府に答申しました。 今回の見直しをめぐるこれまでの議論では、「消費者の選択に役立つ」という声があった一方で、「原産地を切り替えるたびに表示を変えるのは事業者の負担が大きい」といった慎重な声もありました。 このため、答申では、使う可能性がある原産地を複数表示できるほか、3つ以上の国をまとめて「輸入」と表示できるなどの例外も認めていて、場合によっては「輸入または国産」という表示も認められます。 これに対しては「わかりに
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全国有数の水揚げを誇る青森県八戸市にある「館鼻(たてはな)漁港」。平日は多くの船が係留・待機するこの場所が、日曜の朝になると日の出から9時頃まで、どこからともなく現れるお店と人で埋め尽くされる。その数現在、約320店舗と約2万人。ただし、全長約800mの館鼻岸壁朝市の魅力はその規模だけではないのだ。 立ち止まっている暇はない! とにかく広い、広すぎる。素人にはどこに行っていいのかさっぱり分からないので、この日は達人の助けを借りることにした。陸奥湊(むつみなと)歓洸協会の宗前マサルさんは、朝市のお店の人にもおなじみの朝市の達人。朝市を愛し好きすぎて、ボランティアでフリーペーパーを発行してしまうほどである。 宗前さん「話は歩きながらにしましょう。全長800mの両側に店がありますから早く回らないと。商品がなくなり次第、閉めてしまうので急ぎましょう! 」 ここからの宗前さんの動きが早い早い。そして
宮古地区パヤオ管理運営委員会(会長・漢那一浩伊良部漁協組合長)主催の2017年度「パヤオの日」式典が11日、佐良浜漁港の特設会場で行われた。パヤオ漁業表彰式で、同漁協所属の第五喜翁丸(漢那竜也船長)が今月設定された期間総重量賞の部で優勝し、併せて2016年度の鰹船の部の年間総重量賞で表彰された。16年度の本鮪賞には宮古島漁協所属の「じゅん丸」(久高勇光船長)が輝いた。 式典で、漢那会長は「昭和57年に、この地佐良浜において全国で初めてパヤオ設置してから今年で35年目を迎える。特にパヤオを中心とした漁業は、カツオ、マグロ漁が中心であり、漁場が近いことから、鮮度が良いことでいろんな方面からの評価を受けている」と述べた。 その上で「伊良部では、沖縄県のカツオ水揚げの7~8割が水揚げされている。国・県・市におかれましては、これまで以上のご支援とご協力をお願い申し上げる」と語った。 来賓の下地敏彦市
【佐野】山間部などで人の血を吸い、登山者や農家の悩みの種となっている「ヤマビル」。県南環境森林事務所の中里司(なかざとつかさ)さん(66)は、豆腐を作る際に使うニガリを利用し、ヤマビルが触れただけで固まる新たな凝固剤を開発した。11日から本格発売する。山に入る際に靴や服に散布しておけば、ヤマビルが散布箇所に触れるだけで固まりはがれ落ちる。登山やハイキングの愛好者、農林業従事者らに快適な環境を提供する新たなツールとなりそうだ。 2016年7月、中里さんは千葉県で開かれた商談会に自身が持つ特許「煮豆調理用の乾燥大豆の生成方法」などを出展。その際に同じ会場にいた水産食品加工業者から「塩を作るとニガリが出る。何か利用できないか」と相談され、活用方法を模索し始めた。 それまで仕事を通して、林業従事者らのヤマビル被害に悩む多くの声を聞いていた。そこから「ニガリのタンパク質凝固作用で、ヤマビルのタンパク
私の仕事のひとつに「食を通じた地域活性化」があります。日本各地の特産品を使った商品の開発やメニューの考案を数多く行っています。商品開発は、業者に外注をしている自治体も多いのですが、私はそれぞれの地元の人が主体になって考え、汗をかいて動くことが長い目で見て地域のために重要で、そのための枠組みを作ったり、アドバイスをしたりするのが私の役目だと考えています。 ですから、漁業者や生産者の方と話し合う機会を作るようにし、「真に地域の特性を生かした商品作りとは?」「地元の人自身が買いたくなる商品とは?」「食べた人が現地に行きたくなる商品とは?」などを徹底的に考える勉強会も開いています。 商品のネーミングやパッケージも自分たちで考えます。郷土の歴史や気候風土を反映させるため、時には地域のお年寄りに来ていただいて、言い伝えや方言を聞き取ります。灯台下暗しとはよく言ったもので郷里のことは知っているようで知ら
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