資源の減少が懸念される太平洋クロマグロの漁をめぐって、水産庁が初めて、操業停止の勧告を出しました。漁獲枠の上限を超えるおそれがあるとして、「流し網」を使った小型クロマグロの漁が対象です。 水産庁によりますと、このうち「流し網」を使った30キロ未満の小型クロマグロの漁獲量が、今月20日までに漁獲枠の9割に達して上限を超えるおそれがあるということです。 このため水産庁は23日「流し網」を使う全国の漁業者に対して、小型クロマグロを目的にした操業の停止や、誤って漁獲した場合は海に戻すことなどを求める勧告を出しました。 ことし1月に新たに規制が導入されてから勧告が出されるのはこれが初めてです。 この規制では、今後も「流し網」を使った小型クロマグロの漁獲量の増加が続けば、操業停止が「命令」され、命令が出てから故意に漁獲すると、罰則が科されます。 ただ、小型クロマグロ全体の漁獲枠のうち「流し網」は1%程
今回は春の味覚「タケノコ」を使ったお料理です。 タケノコは竹かんむりに旬、「筍」と書くように、おいしく食べられる時期を表す「旬」がはっきりした野菜です。旬には10日間という意味もありますが、まさしく10日もするとぐんぐん育って竹になってしまうほど成長が早いと言われています。 そんなエネルギー 溢(あふ) れるタケノコはビタミン、ミネラルを含んでいます。特に代謝に関わるビタミンB群、体内の余分な塩分の排出を促す働きがあるカリウム、皮膚や粘膜の健康・味覚を正常に保つのに必要な亜鉛、骨の健康に必要なカルシウムやマグネシウムが豊富です。 また、タケノコを切ったときに見られる白いつぶつぶはチロシンというアミノ酸の一種の物質で、脳を活性化し記憶力や集中力を向上させると言われているので洗い流さず調理しましょう。 今回は同じく旬の生ワカメと合わせた、タケノコの定番料理「若竹煮」をご紹介します。生ワカメはさ
【越山若水】野山に町に若葉が一斉に萌(も)えだすと、海の中でも海藻が生き生きしだす。先日は越前海岸で、ワカメ漁に出る人たちを見た。解禁日らしく、いそいそと磯場へ急ぐ姿に初夏の喜びを感じた▼ワカメの「メ」は海藻のことである。アラメやクロメなど似たのが多いが、ワカメは柔らかい。そこで「若布」とか「和布」とかの漢字が当てられたとか▼生(なま)だと茶色。ところが湯にくぐらせた瞬間、ぱあっと緑色に早変わりする。その鮮烈さといったら…。ちょうどこの季節の新緑みたいで、ワカメも植物なのを思いだす▼植物であれば光合成をする。二酸化炭素を吸収して酸素を出すから、海藻類だって地球温暖化の防止に役立つ。そこでいま「ブルーカーボン」と呼ばれて注目されているという▼カーボンは「炭素」で、陸の樹木を「グリーン―」というのと対になる。日本経済新聞によると、環境事業としてのワカメ養殖に横浜市が力を入れている▼海藻でなく海
ゴゴ通信の元の記事はこちらからご覧ください 【簡単に説明すると】 ・10年前に絶滅したはずのサメが市場で売られる ・淡水に生息する珍しいサメ ・絶滅の理由は乱獲と生息地破壊 10年以上前に絶滅したはずのサメが魚市場で普通に売られているのが目撃された。絶滅したはずのそのサメはインドのムンバイの市場で取引されていたと報告。 写真のサメがその絶滅したはずのサメで、ガンジス川に住んでいる「ガンジスメジロザメ(Ganges river shark)」という海水と淡水に生息する非常に珍しいサメ。このサメは非常に気性が荒いことで有名で、目が非常に小さいのが特徴。 ただガンジスメジロザメが最後に目撃されたのは2006年が最後だということ。その後は目撃もされず絶滅したと思われたが、市場で遺体で発見された。 世界自然保護連盟(IUCN)によるとガンジスメジロザメは絶滅寸前の状態で、「深刻な絶滅危惧種」に分類さ
福井県が養殖に力を入れるトラウトサーモン「ふくいサーモン」の出荷がこのほど、おおい町で始まった。出荷初日の今月13日に、同町の大島漁協前岸壁で体長50センチ程度に育ったふくいサーモンが水揚げされた。おおい町は大島漁協と福井県漁連などで構成する福井沖合養殖振興組合が実施主体となって「ふくいサーモン」の養殖に取り組んでいる。今回で3季目を迎え、過去最高となる約6万尾、約120トンの出荷を予定している。 >>この記事の続きは『電気新聞』本紙または『電気新聞デジタル』でお読みください 同じカテゴリーの最新記事 黒部ダム、観光放水を開始/関西電力北陸支社、10月15日まで New 07/06 5面 電子広告、神奈川・藤沢市で実証/東電PGなど4社 New 07/06 5面 日本原燃、三沢市内にサテライトオフィス開設 New 07/05 5面 次世代放射光、仙台がパートナーに正式決定/文科省 New
“MSC認証具材おにぎり”新たに2種類追加発売 [イオン株式会社] イオンは昨年12月より、大手小売りとしては世界初の“MSC認証具材のおにぎり「トップバリュ手巻きおにぎり」2種類(紅鮭・たらこ)を販売してまいりましたが、新たに明太子・筋子の2種類を4月25日(水)より追加発売いたします。 イオンは、おいしい水産物を安定的・継続的にお客さまにお届けするため、持続可能な漁業で獲られた水産物“MSC認証”商品を2006年に、アジアの小売業として初めて発売しております。 「手巻きおにぎり明太子」128円(税込138円) 「手巻きおにぎり筋子」138円(税込148円)※東北、限定 明太子は、無着色のアラスカ・ロシア産のスケトウダラの子を使用し、中具もたっぷり10g入っています。筋子は、粒感がしっかりしたアラスカ産の紅鮭のいくらを使用しています。両方とも瀬戸のサラサラ塩を新規導入のふり塩製法で均一に
ニホンウナギの稚魚、シラスウナギの漁期は4月末で終わる。今年の歴史的な不漁は避けようもない。 親ウナギを含む過剰な漁獲の他、ウナギの生息環境の悪化、海洋環境の変動が理由である。不漁の要因を徹底的に分析して対策を講じ、資源回復を急がねばならない。 とりわけ、密漁を含む乱獲防止は喫緊の課題である。 シラスは毎年12月から翌年4月までの漁期、特に新月の夜に、河川や海岸線で小型の定置網や網を使って採捕される。長さ6センチ、重さは約0・2グラム、ごく少量の水があれば簡単に持ち運べる。そのため個人で漁を営む者が多い。 採捕者には登録と報告が義務づけられている。ところが、採捕した量や場所の特定をさけるため報告を怠る者も少なくない。水産庁や関係自治体、警察などには強い姿勢での対応を求めたい。 捕ったシラスは集荷業者に集められ、複数の業者の手を経て、養鰻(ようまん)業者に供給される。多段階の流通経路と供給不
【バンコク=小野由香子】タイの食品大手チャロン・ポカパン(CP)フーズは、ブラジルのエビ養殖大手カマノール・プロドゥートス・マリーニョの株式の4割を1750万ドル(約19億円)で取得すると発表した。CPフーズが南米市場に投資するのは初めて。これまでアジアに集中していたエビ養殖事業を他の地域にも広げる。 カマノールが5月中旬をメドに発行する新株を引き受ける。出資後は、ブラジル国内や輸出向けのエビの養殖・加工事業を拡大する。CPフーズはカマノールの養殖技術「アクアサイエンス」に関心を寄せる。抗生物質などの化学物質を使わずに、密度の高い環境でのエビの養殖が可能で、面積当たりの生産性向上が期待できる。 エビ養殖のタイ最大手であるCPフーズは、東南アジアやインドなどアジア地域で同事業を拡大してきたが、伝染病の発生などのリスクがあるため、地域の分散が課題だった。また、エビ養殖が盛んな南米市場に参入する
水産庁は23日、太平洋クロマグロ小型魚(30キロ未満)の漁獲量が沖合漁業のカジキ流し網漁業などで今年末までの漁期の上限である43・8トンの9割に達したとして、漁業者にクロマグロ小型魚を狙った操業停止などの勧告をしたと発表した。 水産庁が今年1月から太平洋クロマグロ漁に関して導入した罰則付きの法規制は漁獲状況に応じて助言や指導、勧告をする仕組みで、今回が初めての措置。混獲防止のため漁獲可能性のある海域で操業しないことや、生きたクロマグロは全て放流することも勧告した。 水産庁によると、他の魚を狙っていた三陸沖の流し網漁で、クロマグロ小型魚が多く取れたことなどが要因という。水産庁は漁獲量が枠の9割5分に達すると操業停止命令を出す。
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