南三陸町入谷のYES工房が、疫病を払うという言い伝えがある妖怪「アマビエ」バージョンのオクトパス君を製作した。 カラフルな色合いと愛くるしい姿が話題を呼び、注文が相次いでいる。 「置くとパスする」という語呂合わせから、受験生などに人気がある文鎮「夢多幸鎮オクトパス君」。アマビエ版はこれをベースに彩りよくし、「合格祈願」と書くのぼりには「疫病退散」と入れた。1個5940円(税込み)。
南三陸町入谷のYES工房が、疫病を払うという言い伝えがある妖怪「アマビエ」バージョンのオクトパス君を製作した。 カラフルな色合いと愛くるしい姿が話題を呼び、注文が相次いでいる。 「置くとパスする」という語呂合わせから、受験生などに人気がある文鎮「夢多幸鎮オクトパス君」。アマビエ版はこれをベースに彩りよくし、「合格祈願」と書くのぼりには「疫病退散」と入れた。1個5940円(税込み)。
NECと海洋研究開発機構(JAMSTEC)は7月3日、AIの画像認識技術を使って、海水などに含まれるマイクロプラスチック(海洋汚染の原因になる微小なプラスチック粒子)の量を計測するシステムを開発したと発表した。海域ごとのサンプルに含まれるマイクロプラスチックの数、大きさ、種類を自動で集計、分類し、流出源の推定を効率化する。 まず下準備として、海水に蛍光色素を混ぜてマイクロプラスチックを染めた上で、容器の中で水流を生み出す。次に、水流の様子を蛍光顕微鏡で撮影する。その動画をAIに読み込ませると、毎分60個の処理速度で、マイクロプラスチックのサイズや形状を自動で分析。画面などに結果を表示する。 画像認識用のAIは「RAPID機械学習」と呼ぶ手法で構築した。この手法は、手本となるデータを事前に読み込ませると、ディープラーニング技術によってデータの傾向を自動で学習し、分類の精度を高めるのが特徴。
カルビー(東京)は20日から、鹿児島の味として「鰹(かつお)みそ味」のポテトチップスを九州8県で限定発売する。同社が2017年度から取り組む47都道府県の地元の味発信プロジェクト。今回は、過去3年の商品から再発売の要望が多かった味を再登板させた。 「鰹みそ味」は18年度の味として、19年1月に販売。甘めのみそをベースに枕崎産かつお節の風味を効かせた。17年度の「豚骨みそ煮味」、19年度の「鶏飯味」も好評だったが、ポテチとの味の相性も考えて選んだという。 パッケージには、噴煙を上げる桜島のシルエットやカツオをデザイン。裏面には県庁エントランスの本格焼酎展示の写真とともに「焼酎王国かごしま」を紹介する。55グラム入りで、税込み130円程度。8月下旬までの販売を予定する。
(写真提供:東京都健康安全研究センター) 埼玉県は八潮市の小中学校で給食を食べた児童・生徒らが病原大腸菌による食中毒になったと発表。しらべぇ取材班は、県、教委、給食センターから話を聞き、その原因を探った。 ■大量の児童・生徒等に食中毒症状が埼玉県食品安全課によると、6月28日午前中、八潮市内医療機関から草加保健所に「八潮市内の複数小中学校の児童生徒が、腹痛・下痢等の食中毒様症状を呈して受診している」との通報があったため、調査を開始したという。 調査対象者は、八潮市内小中学校15校の児童生徒及び教員合計?6,922名で、うち3,453名に腹痛や下痢などの食中毒症状が出た。また、検査した児童・生徒ら17名中12名の便から病原大腸菌が検出された。 関連記事:食中毒予防「3原則」 農水省が警鐘するコロナ禍で起きやすい食中毒とは ■原因は26日に出された給食食中毒の症状が出る前に、有症者が共通して食
アワビといえば言わずと知れた高級水産物の代名詞。海辺の旅館に泊まるとき、「夕(ゆう)餉(げ)の膳にアワビ1個がついてます」とうたってあれば、それだけで心ときめく切ない憧れ。その正体やいかに。 漁師には魚を網やさおで追う者と、潜って海藻や貝を採集する者などがいる。魚を追うのが漁師らしさではあるが、実は古事記の時代から、磯に潜むにたけた部族が記述に登場するのであるからして、むしろ潜り漁は漁師の原点ともいえよう。 その漁獲物の中でも別格の光彩を放っているのが古今東西を問わず、アワビなのだ。サザエと同じく巻き貝の仲間ながら、進化の過程で巻くのをやめ、せっけん箱のように大きく広げた殻の内側には、はい歩く足と貝柱が一体となってくっついている。これで岩肌にへばりつき、海藻などを食って育つ。世界の海に棲(す)み、わが国では20センチ程度に育つものが多い。身が薄いが柔らかいメガイ、堅いが香り高いクロアワビ、
【宮古島】宮古島市の下地敏彦市長は2日、市庁舎で会見し、新型コロナウイルスの経済対策第2弾を実施すると発表した。漁業者や交通、旅行、イベント、小売業を対象に一律10万円給付し、飲食業に上限10万円で、5~7月の店舗電気料金を助成する。 これまで宿泊と飲食、マリン関係に限定していた支援事業を拡充した。予備費を充てる。10万円給付と電気料金助成を合わせて約1億円、漁業者への給付は約2500万円と見込む。 漁業者への給付は市内三つの漁業で6月30日から受け付けている。2019年度に水揚げがあることなどが前提で、正組合員は10万円、准組合員は5万円。 交通や旅行、小売業は13日から郵送での申請を受け付ける。いずれも、これまで市が実施したコロナ対策関係の現金給付を受けていないことが条件。 飲食店の電気料金助成はこれまでに10万円給付を受けた事業者も含むが、屋台や弁当店など店内での飲食を伴わない事業者
仙台市中央卸売市場(若林区)に2日、宮城県産のホヤ約2.5トンが入荷した。県の複数海域での出荷規制解除を受けて1カ月半ぶりに本格的な入荷が再開し、場内が活気づいた。 競り場にそろったのは、雄勝湾などで1日から2日早朝にかけて水揚げされた養殖のマボヤ。むきホヤや蒸しホヤといった加工品も並び、仲買人らが大勢集まった。競り落とされたホヤは主に、県内のスーパーで販売される。 県産ホヤは5月に複数の海域で国の規制値を超える貝毒が検出され、県が出荷を規制していたが、6月30日までに全て解除された。 水産卸の仙台水産(仙台市)によると、6月の入荷量は昨年同期に比べ約2割減った。鈴木潤一特種部長は「今年も県産は肉厚で甘味がある。旬の7、8月に、目いっぱい市場に出したい」と話した。
昔ながらの製法で「ちりめんじゃこ」などを作る洲本市炬口(たけのくち)の水産加工会社「中原水産」で2日、従業員らが近くの炬口漁港で水揚げされたシラスを釜ゆでし、炎天下の中でせいろに載せられたシラスを天日干しする作業に追われた。 同社はシラスを加工して「釜揚げしらす」や「しらす干し」「ちりめんじゃこ」を作っている。「(シラスは)きれいで状態もいい。きょうは晴天でほどよく風もあり、いいものができた」と中原章晴社長(62)。長年の経験から日差しや風の具合、シラスの状態などを見極め、ひっくり返したり回収したりするタイミングを計るという。 シラスはカタクチイワシの稚魚。梅雨入りした6月中旬以降、水揚げ量が増えたといい、この日は計約1トンが港からトラックで運び込まれた。 透明のシラスは水洗いされ、専用のせいろに載せて釜に投入。4~5分ほどゆでるとシラスは白くなり、ほんのりと浜の香りが立ち込めた。せいろは
相馬双葉漁協は2日、相双沖で今季のシラスの試験操業を始めた。同漁協所属の船42隻が漁に出て、約24トンを水揚げした。同漁協のシラスの試験操業は8年目。今季は週2~3回を目安に、年内をめどに操業する。 同日は、原釜、新地、磯部、鹿島、請戸の各所から船が出港。相馬市の松川浦漁港には午前9時30分ごろから船が入港し、約2~4センチのシラスが次々と船から揚げられた。すぐに入札形式の競りにかけられ、競り場が活気にあふれた。 今季は、シラスが全国的に豊漁で東京などの市場で高値は見込めないという。ただ、春先の主力魚種コウナゴの水揚げが2年続けてゼロで加工業者への影響も大きいことから、立谷寛治組合長は「シラスへの期待は大きい。初日としては豊漁。市場全体が活気づいていってほしい」と話した。 シラスは順次加工され、同漁協の磯部水産加工施設直売所などに並んだほか、県内外で流通する。
<孤立した湖や池に、魚はどのように入植するのだろうか。これまでその証拠ははっきりしていなかった......> 極乾燥地域に囲まれた孤立した湖や池に、魚はどのように入植するのだろうか。「魚の卵が鳥の足やくちばし、羽に付着し、鳥によって遠方に運ばれるのではないか」との仮説が長年唱えられているが、2018年に発表されたスイス・バーゼル大学の文献レビューでは「この仮説を示す証拠はこれまでに見つかっていない」とされていた。 植物の種は、鳥獣に食べられ運ばれるが...... ハンガリー・ドナウ研究所(DRI)生態学研究センター(CER)の研究チームは、外来種として広く知られるコイとギベリオブナの卵をマガモに与える実験を行い、「マガモに与えた魚卵のうち0.2%が消化器内で生き残り、糞として排泄され、さらにその一部は孵化した」との研究結果を2020年6月22日に「米国科学アカデミー紀要(米国科学アカデミー
尖閣諸島沖の領海に侵入した中国公船2隻が操業中の日本の漁船に繰り替し接近する動きを見せ、海上保安庁の巡視船が間に入って漁船の安全を確保している。 2日午後5時頃尖閣諸島魚釣島の西約7キロの沖合で領海に侵入した中国海警局の船2隻が、操業していた日本漁船に接近する動きをみせた。 第11管区海上保安本部の巡視船が間に入るなどして漁船の安全を確保し、2隻の船に対して領海から出るよう警告を続けているが18時間が経過した3日午前11時現在も漁船に接近する動きを繰り返しているという。 尖閣諸島の領海外側にある接続水域では今年4月14日以降、中国公船が81日連続で確認されており、5月にも領海内で日本の漁船が追尾される事案が発生している。
仕事の8割が食レポのフリーアナウンサーでグルメライターのにへいえりです。 最近鯖などに特化した青魚専門店が続々とオープンするほど、青魚ブームがきています。青魚はその独特の美味しさはもちろんですが、生活習慣病のリスクを減らしたり、美肌効果、さらにはダイエットにも良いと嬉しいことだらけのスーパー食材。 今回はそんな専門店の中でも食通がこぞって訪れていると噂の、有楽町ガード下にある「鮨大前」に行ってきました! そこにはこれまで食べてきた鯖はなんだったの…?というほど、衝撃が走る美味しさ溢れる青魚天国でした… まさにガード下!有楽町・日比谷駅から徒歩3分 日比谷駅からガード下沿いを歩いてすぐ、日比谷シャンテ、TOHOシネマズシャンテの近くです。 暖簾をくぐってお店に入る、というのもお鮨屋さんならではでワクワク。 明るく綺麗な店内、気さくな大将と爽やかな若大将 店内はカウンターのみの9席。月曜日にも
青魚が旨い町鮨、日比谷「鮨大前」をめぐる家族の物語 2019.12.12 連載 : dancyu本誌から 全国各地の名産鯖をはじめ、新鮮で美味しい青魚を食べさせる店として連日賑わう、日比谷「鮨大前(すしだいぜん)」。JRのガード下の狭小店でカウンター9席のみ、なんと酒の持ち込みも自由!という、ちょっと風変わりな鮨屋が生まれた背景には、世紀をまたいで続くファミリー・ヒストリーがあった!──dancyu 2020年1月号「町の鮨。」特集の誌面では紹介しきれなかった、波乱万丈の物語をお伝えします。 もつ焼き屋から吐き出される煙が満ちる、猥雑な雰囲気のガード下。定期的に頭上を通り過ぎる列車の振動と騒音。カウンターに座れば、狭小のため出入口の引き戸が背中に当たる──不思議な場所にある風変わりな鮨屋だなあ、というのが、4年前にこの店を初めて訪ねたときの私の印象だった。
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