数万人が同じ場所で観戦するプロ野球。試合終了後、大勢が最寄り駅へ一挙に訪れるため、鉄道会社は対策が必須です。しかも試合終了時刻は、最後まで分かりません。関東の私鉄で唯一、プロ野球チームをグループに持ち、沿線にその球場がある西武鉄道はどのように対応しているのか、その工夫を聞きました。 合計5種類のダイヤがある西武鉄道 関東の私鉄で唯一、プロ野球チームをグループに持つ西武鉄道。その球団である「埼玉西武ライオンズ」の本拠地、西武プリンスドーム(埼玉県所沢市)近くに、狭山線と山口線の列車が発着する西武球場前という駅があります。 狭山線は単線で、普段は4両編成と8両編成の列車が日中1時間あたり4本しか走らない、いたってのどかな路線ですが、西武球場前駅には狭山線と山口線を合わせ、8番線までホームが存在。このうち狭山線の1番線から6番線のホームはすべて10両編成が停車でき、まるで都心の巨大ターミナル駅を
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