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ブックマーク / news.mynavi.jp (160)

  • C++26への準拠を図るgcc 14.1リリース

    GNUプロジェクトは現地時間2024年5月7日、gcc 14.1のリリースをメーリングリストで報告した。ソースコードはsourceware.orgやGNUが用意したミラーサイトからダウンロードできる。2026年に改定さる予定のC++26に準拠するため、1990年公開のANSI C標準と比べてワーニングから記述要素をエラーと見なすようにした。また、IA-32、x86-64、AArch64環境ではC++23におけるビット単位整数型の_BitIntをサポートしている。具体的な差異はドキュメントで確認可能だ。 WSL上でビルド中のgcc 14.1 バージョンではC++26機能と欠落していたC++23に関する不具合を修正し、C++テンプレートのインスタンス化時にソースの引用を可能にしている。他にもlibstdc++expライブラリーにC++の標準ライブラリーの一部であるFilesystem TS(

    C++26への準拠を図るgcc 14.1リリース
  • メジャーバージョンとしては20年ぶり端末多重接続ソフトの「GNU Screen v5.0.0」

    GNUプロジェクトは現地時間2024年8月29日、GNU Screen 5.0.0のリリースをメーリングリストで報告した。バージョンアップは約1年ぶりである。ソースコードはGNUプロジェクトのサーバーから入手可能。GNU Screenは1カ所から複数の端末や仮想マシン制御にアクセスし、制御するアプリケーションとして長らく使われてきた。バージョンでは、認証構造の変更や一部コマンドの削除、ESCキーの動作とzmodem転送時のバグを修正している。 GNU Screen 5.0.0 バージョンの認証構造は現在のウィンドウttyを表示する「ESC+%T」や現在開いているウィンドウ数を表示する「ESC+%O」が加わった。合わせてパスワード保護機能を選択する「auth」コマンドの追加や、「time」「debug」「password」「maxwin」「nethack」コマンドを削除している。メーリン

    メジャーバージョンとしては20年ぶり端末多重接続ソフトの「GNU Screen v5.0.0」
  • NECの無線LANルータAtermシリーズに複数の脆弱性、59製品に影響

    JPCERTコーディネーションセンター(JPCERT/CC: Japan Computer Emergency Response Team Coordination Center)は4月5日、「JVN#82074338: NEC Atermシリーズにおける複数の脆弱性」において、NECの無線LANルータAtermシリーズに複数の脆弱性が存在するとして、注意を呼びかけた。これら脆弱性を悪用されると、遠隔から攻撃者に任意のコマンドを実行される可能性があり注意が必要。 JVN#82074338: NEC Atermシリーズにおける複数の脆弱性 脆弱性に関する情報 脆弱性に関する情報は次のページにまとまっている。 NV24-001: セキュリティ情報 | NEC 公開された脆弱性(CVE)の情報は次のとおり。 CVE-2024-28005 - 攻撃者がTelnetでログインした場合、機器の設定を変

    NECの無線LANルータAtermシリーズに複数の脆弱性、59製品に影響
  • 1兆年以上かかるとされていた1409次元の暗号、KDDIなどが29.6時間で解読に成功

    KDDIとKDDI総合研究所は12月26日、次世代暗号(耐量子暗号)として標準化が進められている「Classic McEliece」方式において、これまでは総当たりによる探索での解読には1兆年以上要するとされてきた1409次元の暗号を、わずか29.6時間で解読に成功し、2023年11月13日に世界記録を更新したことを共同で発表した。詳細は、2024年1月23~26日に長崎で開催される「2024年 暗号と情報セキュリティシンポジウム(SCIS2024)」で発表される予定。 量子コンピュータの性能が向上した将来、現在の方式では暗号強度が不足することが指摘されており、アメリカ国立標準技術研究所(NIST)は2030年ごろに向けて、将来の量子コンピュータの性能にも耐えうる耐量子暗号の検討を進めている。NISTは2022年7月に、耐量子暗号の標準として4つの暗号方式を選定しており、さらに現在はCla

    1兆年以上かかるとされていた1409次元の暗号、KDDIなどが29.6時間で解読に成功
  • 東大、ハイパーカミオカンデ検出器建設に向け世界最大級の空洞掘削を開始

    東京大学(東大) 宇宙線研究所 神岡宇宙素粒子研究室は、ニュートリノ観測で2度のノーベル物理学賞に結びついたカミオカンデ実験シリーズの3代目となる「ハイパーカミオカンデ(HK)実験」の建設工事において、人工地下空洞として世界最大規模の大空間となる体空洞の掘削を2022年11月に開始したことを発表した。 HK検出器の概観。(c)東大 ICCR 神岡宇宙素粒子研究施設(出所:東大 ICRR 神岡宇宙素粒子研究施設Webサイト) HK実験は、世界最大の地下観測装置を用いて、ニュートリノの観測や陽子崩壊の探索を行い、宇宙の進化や素粒子の基法則の解明を目指す、日ホスト国とした国際共同プロジェクトだ。2020年2月に正式に計画がスタートし、世界約20か国から500名を超える研究者が参加しており、現在は2027年の装置完成と実験開始に向け、建設が進められている。なお、建設は鹿島建設などが担当して

    東大、ハイパーカミオカンデ検出器建設に向け世界最大級の空洞掘削を開始
  • 光の軌跡が撮れる!? キヤノンのSPADセンサー搭載超高感度カメラ「MS-500」を見た

    2023年4月15日から19日にかけて、米国ネバダ州ラスベガスにて開催された世界最大の電子メディア展示会「2023 NAB Show」(NAB 2023)。今年で100周年を迎えるNABには、放送・シネマなどの業界関係者が世界中から集まり、1,000社以上の出展企業が最新技術を来場者にアピールしました。日メーカーでは、キヤノンの現地法人が「SPADセンサー」を搭載した超高感度カメラを世界で初めて展示したのがトピックといえます。日でも「光の軌跡が撮れる!?」とSNSで話題になった新センサーの実力はどれほどのものか、取材しました。 2023年中の発売を目指して開発が進められているキヤノンのSPADセンサー搭載超高感度カメラ「MS-500」。4K放送用カメラ対応ポータブルズームレンズ「CJ45e×9.7B」を装着していた 光の粒を一つひとつ数えられるSPADセンサー 今回キヤノンUSAが展示

    光の軌跡が撮れる!? キヤノンのSPADセンサー搭載超高感度カメラ「MS-500」を見た
  • GNU tar 1.31登場、圧縮アルゴリズム「Zstandard」に対応

    GNU tarの開発者であるSergey Poznyakoff氏は1月2日(米国時間)、メーリングリスト「tar-1.31 released [stable]」において、GNU tarの最新版となる「GNU tar 1.31」の公開を伝えた。 GNU tar 1.31の主な注目点は次のとおり。 Zstandard圧縮アルゴリズムをサポート(--zstd)。圧縮時は--zstdを指定することで利用できるほか、-aが指定されている場合は拡張子が.zstまたは.tzstの場合には自動的に適用されるようになる。リスト、展開、比較の操作では自動的に利用される -Kオプションで名前を指定することで、該当する名前のメンバーを展開することが可能 バグ修正と脆弱性対応 GNU tarはLinuxをはじめUNIX系オペレーティングシステムでよく使われているアーカイバ。利用される圧縮アルゴリズムは時代とともに変

    GNU tar 1.31登場、圧縮アルゴリズム「Zstandard」に対応
  • OpenSSLに複数の重大な脆弱性、ただちに更新を - JPCERT/CC

    JPCERTコーディネーションセンター(JPCERT/CC: Japan Computer Emergency Response Team Coordination Center)は2月8日、「JVNVU#91213144: OpenSSLに複数の脆弱性」において、OpenSSLに重大なセキュリティ脆弱性が複数存在すると伝えた。これら脆弱性が悪用されると、サービス運用妨害(DoS: Denial of Service)を受けたり、ユーザーがサーバへ送信したアプリケーションのデータを復号されたりする危険性がある。 JVNVU#91213144: OpenSSLに複数の脆弱性 脆弱性の詳細は、OpenSSLプロジェクトによる次のセキュリティアドバイザリにまとめられている。 OpenSSL Security Advisory [7th February 2023] 脆弱性が存在するとされるプロダ

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  • 暗号アルゴリズム「SHA-1」の廃止を発表、NIST

    米国国立標準技術研究所(NIST: National Institute of Standards and Technology)は12月15日(米国時間)、「NIST Retires SHA-1 Cryptographic Algorithm|NIST」において、暗号アルゴリズム「SHA-1」を廃止すると伝えた。SHA-1の暗号ハッシュ関数はすでに脆弱と評価されており米国政府機関での利用廃止が発表されている。 電子情報を保護するために初期に広く使われた手法の一つであるSHA-1アルゴリズムは、耐用年数が終了しているとして廃止が決定されている。SHA-1がまだ使用されているという現状から、より安全性の高い新しいアルゴリズムに置き換えることが推奨されている。 SHA-1という名称は「Secure Hash Algorithm」の頭文字からきており、1995年から連邦情報処理規格(FIPS:

    暗号アルゴリズム「SHA-1」の廃止を発表、NIST
  • 「貴様は一体何を仰ってるんだ」Excelマクロの納品時、担当者に言われたひと言にTwitterざわつく - 「良さを完全に殺しに来てる」の声も

    「貴様は一体何を仰ってるんだ」Excelマクロの納品時、担当者に言われたひと言にTwitterざわつく - 「良さを完全に殺しに来てる」の声も ビジネスシーンを見ていると、理解しがたい発注や理不尽な叱責、非効率な運用などが目に付くことってありますよね。 Excel資料作成代行やセミナーなどを行っている(株)すごい改善 代表取締役の吉田拳さん(@sugoi_kaizen)が、あるクライアントとのやりとりで言われた衝撃のひと言をTwitterに投稿したところ、多くの共感が寄せられました。 ※画像はイメージです そういえば某案件でExcelマクロを納品した時に担当者さんが「しかしこれでは自動で完璧に仕事が終わりすぎて社員がミスを恐れて注意する意識が育たない。もっとミスが起こりうる仕組みはできないか」とか言い出したので「貴様は一体何を仰ってるんだ」と小一時間説教したことがあります。(@sugoi_

    「貴様は一体何を仰ってるんだ」Excelマクロの納品時、担当者に言われたひと言にTwitterざわつく - 「良さを完全に殺しに来てる」の声も
  • JR西日本、人型重機ロボットと工事用車両を融合させた鉄道重機開発

    JR西日は15日、人機一体・日信号と共同で、人型重機ロボットと鉄道工事用車両を融合させた多機能鉄道重機を開発していると発表した。高所に設置された多様な設備に対応する汎用性の高い鉄道重機を開発し、これまで人の手を要していた作業を機械化することで、生産性と安全性の向上をめざすとしている。 人型重機ロボット(提供 : JR西日) 多機能鉄道重機(試作機)の全体図(提供 : JR西日) 伐採デモ(提供 : JR西日) 運搬デモ(提供 : JR西日) 操縦者(提供 : JR西日) 開発中の多機能鉄道重機は、インタラクティブな作用で直感的な操作が可能となり、操縦者の操作とロボットの動きが連動し、ロボットが受ける重みや反動を操縦者にフィードバックすることで、操作技術を容易に習得可能になるという。形状によらない多様な部材の把持を可能とし、多様な状況の作業で使用が可能に。人が地上にいながら高所

    JR西日本、人型重機ロボットと工事用車両を融合させた鉄道重機開発
  • DELL製パソコンのBIOSに重要な脆弱性、対象製品が多く注意

    Binarlyは3月21日(米国時間)、「Repeatable Failures:AMI UsbRt - Six years later, firmware attack vector still affect millions of enterprise devices」において、Dell製パソコンのファームウェアに新しく5つの脆弱性を発見したと伝えた。これら脆弱性を悪用されると、影響を受けたシステムにおいて任意のコードが実行される危険性があるとされており注意が必要。 Repeatable Failures:AMI UsbRt - Six years later, firmware attack vector still affect millions of enterprise devices Binarlyは2022年2月にもUEFIファームウェアに23個の脆弱性を発見したと報告して

    DELL製パソコンのBIOSに重要な脆弱性、対象製品が多く注意
  • インテルとARMのCPUに脆弱性「Spectre-v2」の悪夢再び、新たな攻撃手法

    2017年、インテルやARMのCPUに情報窃取の脆弱性が存在することが明らかになった。通常、CPUのプロセスはほかのプロセスの処理しているデータを読み取ることはできない仕組みになっているが、ある機能を悪用することで実行中のプロセスから来は入手できてはいけないデータを窃取できることが明らかになった。この仕組みを悪用して複数の攻撃手法が開発されたが、「Spectre-v2 (またはBTI: Branch Target Injectio)」と呼ばれる手法が最も危険な攻撃方法と認識されている。 これら脆弱性に対して、オペレーティングシステム側が対策を導入したほか、CPUメーカーがハードウェア緩和策(eIBRSやCSV2など)を導入した。この緩和策は意図した通りに機能するが、どうやら研究者はこの攻撃手法を復活させることに成功したようだ。 研究者らは「Branch History Injection

    インテルとARMのCPUに脆弱性「Spectre-v2」の悪夢再び、新たな攻撃手法
  • Windows Subsystem for Linuxガイド 第4回 ファイルシステム編

    一般にオペレーティングシステムが直接管理するローカルファイルシステムに関しては、普通はそれぞれの文脈で明確であるため、特に名称をつけず、ローカルファイルシステムやファイルシステム技術名(NTFSやext4)などと呼ぶ。しかし、WSLは、Windowsの中でLinuxが動くという特殊な構成であり、それぞれのファイルシステムを明確に区別しておく必要がある。 この記事では、LinuxのローカルファイルシステムをWindows側と区別するため「WSL側ファイルシステム」と表記することにする。後述するようにWSLでは「WslFs」と呼ばれるファイルシステム形式が使われているため、これと明確に区別するためこの表記を使う。同様にWindowsのローカルファイルシステムを「Win32側ファイルシステム」と表記する。 WSL固有の機能として、WSL側、Win32側からお互いのファイルシステムへのアクセスを行

    Windows Subsystem for Linuxガイド 第4回 ファイルシステム編
  • 大容量金融取引データの量子暗号による高秘匿通信・低遅延伝送の検証に成功

    野村ホールディングス(野村HD)、野村證券、情報通信研究機構(NICT)、東芝、NECは1月14日、大容量の金融取引データの量子暗号による高秘匿通信・低遅延伝送の検証実験に成功したと発表した。 5者は、今後の量子暗号技術の社会実装に向けて、高速大容量かつ低遅延なデータ伝送が厳格に求められる株式取引業務をユースケースとした量子暗号技術の有効性と実用性に関する共同検証を2020年12月に開始、実際の株式トレーディング業務において標準的に採用されているメッセージ伝送フォーマット(FIXフォーマット)に準拠したデータを大量に高秘匿伝送する際の、低遅延性および大容量データ伝送に対する耐性について検証を行った。 その結果、今回の想定ユースケースにおいて、「量子暗号通信を適用しても従来のシステムと比較して遜色のない通信速度が維持できること」「大量の株式発注が発生しても暗号鍵を枯渇させることなく高秘匿・高

    大容量金融取引データの量子暗号による高秘匿通信・低遅延伝送の検証に成功
  • Windows Subsystem for Linuxガイド 第1回 基本編

    写真01: Windows Subsystem for Linux(WSL)は、Windows 10/11の中でLinuxを動作させるための仕組み この記事では、Windows Subsystem for Linux(以下WSLと表記する)のインストールから基的な設定までを解説する。なお、記事の読者としては、ある程度Windowsを使い慣れていることを想定するが、必ずしもLinuxのコマンドになれているとは限らないレベルを想定している。 WSLの基的なこと WSLとは、Windows 10/11の中でLinuxのアプリケーションを実行する仕組みだ。これを利用することで、Windowsの中でLinuxが実行可能になる。また、Windows 11からは、コンソールアプリケーションだけでなく、Linux GUIアプリケーションの利用も可能になっている。現在サポート期間にあるWindows10

    Windows Subsystem for Linuxガイド 第1回 基本編
  • 京大、一般相対性理論のエネルギー概念を革新する新たな定義を提唱

    京都大学(京大)は11月5日、一般相対性理論が提唱された当初からの懸案だった“一般の曲がった時空”において、正しいエネルギーの定義を提唱したこと、ならびに、その定義を自然に拡張することで、宇宙全体からなる系で、エネルギーとは異なる別の新しい保存量が存在することを理論的に示したことを発表した。 同成果は、京大 基礎物理学研究所の青木慎也教授、同・横山修一特任助教、大阪大学(阪大) 大学院理学研究科の大野木哲也教授らの共同研究チームによるもの。詳細は、シンガポールの国際学術誌「International Journal of Modern Physics A」に2の論文(論文1、論文2)として掲載された。 一般相対性理論によって、物質の質量(=エネルギー)や運動量が空間の曲がり具合を決定し、その曲がりが重力であるということが示され、それまでのニュートン力学から革新された。E=mc2の公式で知

    京大、一般相対性理論のエネルギー概念を革新する新たな定義を提唱
  • Windows 10、ヘッドフォンやディプレイの不具合直す更新プログラム

    Windows 10を使っていてヘッドフォンや外部接続ディスプレイに問題を感じているのであれば、この更新プログラムを確認するとよいかもしれない。Microsoftは9月1日、「September 1, 2021 - KB5005101 (OS Builds 19041.1202, 19042.1202, and 19043.1202) Preview」において更新プログラムKB5005101の公開を伝えた。 対象となるプロダクトおよびバージョンは次のとおり。 Windows 10, version 21H1 Windows 10, version 20H2 Windows 10, version 2004 September 1, 2021—KB5005101 (OS Builds 19041.1202, 19042.1202, and 19043.1202) Preview KB5005

    Windows 10、ヘッドフォンやディプレイの不具合直す更新プログラム
  • 名市大、2つの水素が室温でも「量子もつれ」を安定して実現できる条件を発見

    名古屋市立大学(名市大)は、従来は-272℃以下の極低温環境が必要だった「量子もつれ」が、シリコンナノ結晶の表面上に結合した2つの水素であれば、室温でも安定して実現できることを発見したと発表した。 同成果は、名市大大学院 芸術工学研究科の松貴裕教授、中央大学 理学部物理学科の杉秀彦名誉教授、JAEA/J-PARCの大原高志研究主幹、名市大大学院 理学研究科の徳光昭夫准教授、静岡大学 理学部物理学科の冨田誠教授、高エネルギー加速器研究機構の池田進名誉教授らの共同研究チームによるもの。詳細は、米物理学会発行の物性物理を扱った学術誌「Physical Review B」に掲載された。 量子力学が扱う素粒子が主役のミクロの世界では、マクロの世界とはかけ離れた不可思議な現象がいくつも確認されている。その中の1つが「量子もつれ」で、量子もつれの関係となった2つの粒子AとBは、どれだけ距離が離れてい

    名市大、2つの水素が室温でも「量子もつれ」を安定して実現できる条件を発見
  • TCP/IPスタックに脆弱性「INFRA:HALT」、多くの制御機器に影響

    JPCERTコーディネーションセンター(JPCERT/CC: Japan Computer Emergency Response Team Coordination Center)は8月12日、「JVNVU#98488549: NicheStack TCP/IP スタックに複数の脆弱性」において、InterNiche (現HCC Embedded)が開発したTCP/IPスタックに複数の脆弱性が存在すると伝えた。これら脆弱性を悪用されると、攻撃者によって遠隔からのコード実行やサービス運用妨害(DoS: Denial of Service)攻撃、情報漏洩などを引き起こされるおそれがあるとされている。これら脆弱性は「INFRA:HALT」と呼ばれている。 脆弱性に関する情報は次のページにまとまっている。 Security Advisories Security Advisories 脆弱性が存在

    TCP/IPスタックに脆弱性「INFRA:HALT」、多くの制御機器に影響