■川西の西畦野下ノ段・井戸遺跡、きょう現地説明会 川西市西畦野(うねの)の西畦野下ノ段・井戸遺跡から弥生時代後期(3世紀ごろ)の青銅鏡が見つかり、県教委と県まちづくり技術センターが発表した。青銅鏡は鎌倉時代の柱跡から発見され、同センターは「青銅鏡が別の時代の柱跡から出るのは珍しい。鎌倉時代に建物を解体した際、祭祀(さいし)のために入れた可能性もある」と話している。 ◇ 遺跡の調査は、県道川西インター線の建設工事に伴い、昨年から実施。今回は6月から約6400平方メートルを対象に調べている。 青銅鏡は直径4センチの「重圏文鏡」。鎌倉時代の柱跡から単独で見つかった。製作されていた弥生後期末は近畿中央部と北近畿の交流が盛んだったため、活性化していたルートに集落が位置し、入手できた可能性があるという。同時期の鳥とみられる形をした土器も見つかった。 このほか、縄文時