◇1歳半から教材で“独学” 「日本語よりも話しやすい」 小学校での英語必修化など低年齢での英語熱が高まるなか、群馬県太田市の6歳の望月彩萌(あやめ)ちゃんが高校卒業程度のレベルという英検(日本英語検定協会)2級に合格した。今年2月の2級合格者2万4000人のうち最年少だった。【金沢衛】 父の会社員、智行さん(35)が、学校で学んだわりには実社会で英語を使えないという苦い経験から、彩萌ちゃんに1歳半から英語教材を与えた。アニメキャラクターの音声や映像を中心にした教材で、すぐ溶け込んだ。家族が英語を話すわけでない限られた英語環境ながら読書好きも重なって、3歳には英語と日本語の両方が同等に口をついて出るようになったという。