沖縄タイムス | 那覇市、生活保護停止取り消す

那覇市、生活保護停止取り消す Tweet 社会 2013年10月17日 09時35分(44分前に更新) 那覇市の生活保護を受けていた女性（６２）が、市の保護停止処分は違法として取り消しを求めていた訴訟で、那覇地裁が「処分は生活保護法に違反する」との考えを示したことを受け、市は９月３０日、処分を取り消した。女性は１６日付で訴えを取り下げた。 同日、女性の弁護団が県庁で会見し「弱者を排除し憲法で保障された生存権を侵害するような生活保護行政の改善を強く求める」と訴えた。大井琢弁護団長は「行政が自らした処分を取り消すことはめったにない。誤りを認めたということ」と強調した。 裁判では市が文書で出した「週５日以上、１日４時間以上の就労に就くこと」という就労指導指示の違法性が争われた。女性は当時６０歳、足や腰がしびれ、歩行に支障をきたす腰部脊柱管狭窄（きょうさく）症を患っており、就労はかなわなかった。

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「市が文書で出した「週５日以上、１日４時間以上の就労に就くこと」という就労指導指示の違法性が争われた。…足や腰がしびれ、歩行に支障をきたす腰部脊柱管狭窄（きょうさく）症を患っており」 / 沖縄タイムス | 那