中東の窓 : エジプト情勢（２３日）

エジプト情勢（２３日） 2011年12月24日 09:50 エジプト ２３日のカイロでは、最高軍事評議会に反対する集会がタハリール広場で開かれ、他方これに反対し多数派の意見を表明したいとする集会がアッバーシア広場で開かれ、ムスリム同胞団は抗議集会に参加しないとの立場を表明する等エジプトの政治潮流の分裂が目立ちました。 タハリール広場の抗議集会は、治安当局の暴力を非難し、責任者に関する調査と処罰を要求し、軍事政権に文民政府への権限移譲を要求するもので、青年組織と政治勢力が参加したとのことです。 これに対する反対派は「沈黙の多数派連合」（このような表現は昔日本でも聞いたことがありますね！）と称して、タハリール広場に集まる少数派がエジプトを牛耳り、エジプトを破壊していることに反対し、選挙で示された多数の意思の尊重を要求したとのことです。 これら２の集会に関して、暴力事件や当局との衝突っ報じられて

[Uzi_FZ]

23日のエジプトは、青年組織らが参加した最高軍事評議会に反対する集会と、青年組織らに対して選挙結果を尊重するよう求める「沈黙の多数派連合」による集会が行われたとのこと。