北海道でのバラ栽培 : バラ園芸百花〜バラのことなら花束からフラワーギフトまで

積雪があってもマイナス３０℃になり、地下の２０〜３０cmまで凍って、マイナス５℃にもなるのが厳寒地である。その上に、夏は霧が多くて日射量が少ないために、バラの育ちが悪く充実しにくい釧路、根室の地域が厳寒地にある。また、積雪が多くて、外気がマイナス２０℃になっても雪中温度がマイナス３℃〜５℃で、バラの傷みも比較的少ない地域は寒冷地になる。年によって天候に大きな差があり、土質によって施肥にも差がでてくる。北海道全般に言えるのは、元肥入れ、冬剪定、移植、大苗の植え込みなどは、雪融けの３〜４月になる。梅雨が少なく乾燥していて黒星病が非常に少ない変わりに、昼夜の温度差が大きく、うどんこ病がでやすく、全域にわたって冬囲いが必要なことである。 厳寒地の手入れの時期 春の雪解けは、４月から年によって５月にかかる時もある。土づくり、元肥入れ、大苗や冬囲いから取りだした苗の剪定と植え付け、５〜６月の追肥、６月