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卵と卵/村上春樹『アンダーグラウンド』(講談社文庫、1999年) : MAKE SOME NOISE
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卵と卵/村上春樹『アンダーグラウンド』(講談社文庫、1999年) : MAKE SOME NOISE
特にさしたる理由もなく、あるとすれば、最近「聞き書き」というものが流行っているということを風の噂... 特にさしたる理由もなく、あるとすれば、最近「聞き書き」というものが流行っているということを風の噂で聞いて、なんとなく今まで読んでいなかった村上春樹の『アンダーグラウンド』を読み始めた。本書は村上春樹によるノンフィクションで、彼の他の作品とは異なっている。フィクションとはもちろん違うし、『遠い太鼓』のような紀行文でも、小澤征爾との対談本とも違う。 本書は1995年3月20日に東京で起きた、オウム真理教による地下鉄サリン事件の被害者および、それに関わった方々に、村上春樹がインタビューをし、それを村上がまとめたものだ。章立ては千代田線、丸ノ内線、日比谷線、と半ば事務的に割り振られており、総勢62名にインタビューが行われた。章立てがそっけないのは、一種の報告書のように、なるべく作家自身の意図を加えず、「真実」らしきものがあるとすれば、それはインタビュイーの言葉から、できるだけ自然に浮かび上がるよう