株式会社マジカジャパンの羽生章洋が書いてるブログ:基礎としての義理 - livedoor Blog（ブログ）

苦しいときに「苦しいんです」と言えるのは羨ましいことです。経営者という立場においては、それは基本的には許されない態度です。むしろ苦しいときほど笑っていなければならない職業だと言えます。一方で順調なときに調子に乗ってはいけない。自分の力ではなく、社員やその家族やお取引先や何よりもお客様のおかげであることを繰り返し確認し続けて、頭を下げ続けるのが仕事です。これは別に卑屈でも何でもなく、そういうものだということです。 ではどういうお世話になっているのかというと、客観的に見ると別にそんな凄いことをしてもらってるわけでもありません。1時間ほどお時間を頂戴して、少し愚痴めいたことを話すことを許して頂くという程度です。ですが、それが本当にありがたい。 人間誰しも他人の愚痴や悩み事を聞きたくはないものです。それを聞いてくださる。無理して笑わなければならないときだからこそ、その有り難みが本当に身に染みます。

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はぶさんに不義理をしている。