サイトウ・キネンの舞台裏。 : Espresso Diary@信州松本

2004年09月01日15:39 カテゴリメディア サイトウ・キネンの舞台裏。 筑紫哲也さんが、松本に来ているとか。サイトウ・キネン・フェスティバルの取材だそうです。古舘伊知郎の『報道ステーション』も、松本から生中継を放送しました。マスコミで絶賛される小沢征爾の音楽祭も、地元から見ると曲がり角に来ていることが明らかです。サイトウ・キネンの目玉は、オペラ。今年の出し物『ヴォツェック』は、建築家の安藤忠雄さんの発案によるペットボトルを大量に使った舞台です。松本でのオペラは、前衛的な作品ばかり。ここで上演した後に小澤征爾さんが欧州で再演するケースが多い。モーツアルトやベルディの代表作ではなく、あらかじめ入念に準備した前衛作品で海外での評価を得たい、という小澤さんの狙いがあるのでしょう。 関係者によると、来年と再来年のオペラは中止と決まったようです。オペラには、お金がかかります。松本市からは１億円