サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
Switch 2
note.com/kirik
旧年中は、実家実父・芳男の逝去と、実家愛犬・さんた、山本家愛猫のわさびと相次いでお別れし、寂寥感と共に年末を迎えました。今年は年末に海外に無理に出る必要もなく落ち着いて暮らせるかと思いきや、ほうぼうに駆り出されて非常に慌ただしく大晦日も元旦も作業に追われるといういい歳して何してんだろう私というような日々でした。 そんな中、今年も無事生き抜いて52歳になりました。 人生50年と言いつつ割と元気に家族と共に幸せな人生を歩んでこられたことを、神と、家内と子どもたち、親族含めてすべての皆さんに感謝したいと思っております。 この一年は、いままでよりも、また、想定よりもさらに公のお仕事が増えて、ご期待を戴く機会に多く恵まれました。失うものも多かったですが、それ以上に、自分の人生において展望が大きく拓けた51歳ではなかったかと存じます。これは、私の能力というよりは、いままでの出会い、そして温かい交流をほ
最後までいろいろあったようですが、総理は通常国会前の訪米見送りで調整の一報が出ました。良かったんではないかと思います。 そもそも20日に大統領就任式を控えるトランプさんはクソ忙しいところで石破茂さんが来ても困るわけで、我々で言えば年度末の予算決めのところに外国要人が来られたらマジ迷惑なのとほぼ同じ意味でこの時期の訪米はお互いのためにやめておいた方が良いと思っていました。 何のバーターも持ち合わせない石破茂さんがそのまま早期訪米してしまうと、国防次官コルビーさんに大幅な防衛費増額を求められてしまうのは確実だったのに加え、亡くなられたジミー・カーターさん100歳の葬儀で顔を出す案もそもそも呼ばれてないところに去るバイデンさんの前で「後任と話をしたいから」と石破茂さんが伺うのも野暮というもので、日米外交筋も情報筋も「早期訪米したい気持ちは分かるけどやめとけ」って言ってたんですが、なぜかアメリカ側
※ おことわり 本稿は、ほぼ同じ内容を私のメルマガ『人間迷路』で配信しています。メルマガご購読者の皆さまに於かれましては本稿は配信する記事と同じものですので、お布施でもない限り、間違って買わないようお願いします。 https://yakan-hiko.com/kirik.html 追記:頂戴した疑問に対して「現状はこうだ」という姑息な回答をするよ(28日13:43) 本稿をnoteで公開し、私の有料メルマガ『人間迷路』で配信すると発表したところ、関係先だけでなく別のところからもご反響をいただきました。ありがとうございます。 特に多かったのは施策を検討する上での妥当性に関するもので、要するに「EBPMとかそれらしい効果を目指す政策を建議するのなら、ちゃんと重回帰やったり因果推論して、政策の方向性と効果を目指すべきなんじゃないの」という話です。 当たり前ですよね。私もそう思いますから。 しかし
これ、最初に書いてしまうと「日本の税金・税制の仕組みはかなり難解で、ベテランの税理士や公認会計士ですら、特定の政策をいじると何が起きるのかよく分からない」という意味で、 税務調査という職掌自体が非常に高い専門性を求められるんですよ。 そこに、財務省が知恵出しをしているので『税務調査インナーサークル(税調インナー)』ができている、という財務省悪玉論的なガセネタと魔合体することになるんですよね。そもそも税調インナーというのは、税務税制を党内で検討する議員という意味であって、議論自体は結果が全部公開されています。別に隠されているわけでもないし、インナーという言葉の密室感に想像力を煽られた人たちが陰謀論にして騒いでいるだけなんじゃないでしょうか。 今回税制議論で税調に起用された小渕優子さんにしても齋藤健さんにしても、いずれも税務税制に詳しいスペシャリストというわけではありません。小林鷹之さんも財務
目下最高に面倒くさい状態になっているのですが、面倒くさいので困っている周囲の人たちが集まってきて「どうやったら先生にご理解いただけるか」と鳩首会談をしているので、それは違うと思うのです。 高齢者の説得をする機会が多い中で言えば「そいつが何を言っているか」ではなく「そいつの意見を聞きたいか」ですべてが決まるわけですよ。正しいかどうか、理詰めであるかどうかは関係ない。 そういう場合、期待されているのは「先生、こういうことなんですよ」と正しい情報を提供し理解を促して翻意させる『説得』ではなく、逆に「先生も大変なお立場ですね。私でお役に立てることはございますか」という『抱擁』であったりする。「あいつはしょうがねえなあ」というポジションに至らないといけないんですよね。 特に、偉い人が目指している達成目標が何なのか、さっぱり分からないので説得のしようがない、行動をコントロールできないという嘆きは凄く身
まあお気持ちは分かるけど事実なのでそう述べたまでだったんですが、いたくお気に召さなかったらしく大変にお怒りを喰らいましたので思うところを簡単に述べてみます。 著名な候補を立てる意味とは何か 俗に申します「タレント候補」とは、政治とは無関係な世界で業績を上げたり芸能活動で売れたりして国民の多くがその名前を知っている人物を連れてきて、担いで当選せしめる手法のことを言います。 これも言うと怒られるかもしれませんが、著名なジャーナリストもある種のタレント候補に入ると思っているのは、政治も含めた社会・時事の取材をどんなに重ねた人であっても、特定方面の社会事情の知識は持ち得るにせよ政治家となり行政のトップとして国政なり都道府県なり自治体なりの官僚・公務員組織を切り盛りした経験がある人はそう多くないのです。 その意味では、生稲晃子さんだろうが鳥越俊太郎さんだろうが、その知名度を掲げて出馬に漕ぎ着けるのは
お前らmerchu社・折田楓さん叩いてるけど、元請けに電通のいない地方自治体の発注なんてほぼ全部あんなもんだぞ 斎藤元彦さん再選後のすったもんだですっかり人気が全国区になりはあちゅう(伊藤春香)さんと並び称されるに至った折田楓さんの件 まあいまのままなら逮捕なんだろうけど、公共事業周りでは割とやり手の新進気鋭のPR会社で、即応してくれるから評判も良かったんすよね。何でこうなった…。 身近なところに着弾したんであらかじめ書いておきますが、地方自治体のPR事業の発注なんてだいたいみんなあんなもんなんですよ。 だいたい自治体の広報担当職員で、 バリバリにネットに詳しいとか、 すごいデザインセンスがあるとか、 そういう人なんてほとんどおりませんですよ。なにより、知事や自治体首長で「市民とこういうコミュニケーションをしたい」ので「意図をわかりやすくするために、こんなデザインでパブ発注したい」なんて滅
一言で言えば「もったいない」。 でもまあいまの選挙制度ハックの趨勢からすると、このようなネット戦略によるハレーションが飛び交いまくるいまの公職選挙で「冷静な判断」を有権者に求めるのはなかなかむつかしいのかなあとも思います。 これは、いま走っている日本保守党・広沢一郎さんが駄目だという話ではありません。名古屋市長に当選されれば、立派に職責を果たされることも充分に考えられます。 ただ、それを差し引いても大塚耕平さんというのは非常に能力の高い人物で、私も何だかよく分からないままいろんな政策調査の足軽をやっていたときに、民社国連立政権の鳩山由紀夫内閣で内閣府特命担当大臣を務められた亀井静香さんの秘書さんに「おまえ、投資家なんだからそういう実務は詳しいだろう」と連行されて、リーマンショック後に大変な資金難に見舞われた地方金融の影響調査を担当させられていました。 まだ一部守秘義務も残っているので詳細は
お問い合わせも多いJILISコンサルティングの11月度キックオフコロキウムなのですが、今回は弊所情報法制研究所の副理事長、京都大学教授で憲法学者の曽我部真裕先生をお呼びして昨今話題の「情報空間」とプラットフォーム、表現の自由など、私たちのネット社会をどないすんねんという話をして行きたいと思います。 その名も「デジタル時代における情報空間と政府の関与の在り方」。 まだインターネットが牧歌的だった30年前は、世界中が「Windows 95」に沸き、まだネットが俺たちの生活を豊かにし、肩書を超えて情報が流通して世の中が良くなるんだと牧歌的に信じることのできた時代でした。 ときは下って2024年も押し迫ったいま。どうしてこうなった。 インターネットと憲法、そして情報法制という枠組みは、どちらかと言えば「そんなものもあったな」ぐらいの法律界の周縁に位置していた分野でしたが、コンピュータやインターネッ
「国民(勤労世帯)の手取りを増やす」の公約で躍進した国民民主党の言い分には一理あって、確かにいまの税務税制と社会保険料とで共働き世帯の手取りを考えると子育て3人を賄うことはむつかしいので長期的に考えて人口減少にも都市部人口集中にも原因となるのでどうにかしましょうというのはみんな一致するところです。 じゃあ何が問題なんだよ 一番の問題は「財源がないよなあ」という話です。 財源がないのでどっかから捻り出すわけなんですが、普通に必要とされ機能している事業を削って、あるいは根拠法を改正したり廃止するなどして潰すといっても無理があります。 また、いま国民民主党の話を何故聞かなければならないかと言えば、「いまのままでは石破茂政権は短命の少数与党になりかねないから」であって、もちろん将来的に少数与党にならないのであれば、キャスティングヴォートを握れない国民民主党の言うことを聞く必要は無くなります。もしか
先月、愛猫のわさびちゃんが亡くなってしまい、最近ようやく少し立ち直ったので記事を書きます。 家内との結婚前の短い同棲生活で、まだ若かった私たち二人が「暮らしに猫ちゃんが欲しいね」と思い立ち。そして、ふっとやってきてくれた、わさび、そして、さくら。もう、17年も前のことです。 最晩年のわさびちゃん。可愛かったな その後、家内とは無事結婚し、まず長男が、次男が、三男が、そして長女が。家族が増えていっても、もっとも長く山本家を見つめていてくれた家族が、わさびちゃんでした。 わさびちゃんたちとの生活は、夫婦の暮らしに彩を与え、また、まだ幼い拙宅兄妹にとっては「近くにいる、暖かくて柔らかい人間以外の何か」でした。育っていく子どもたちをずっと見ていてくれたんですよね。 山本家に来たての仔猫のころのさくらとわさび 種は違うけど、彼女は人なのではないかと思うぐらい優しく穏やかで、いろんなものを受け入れてく
※ おことわり 本稿は、ほぼ同じ内容を私のメルマガ『人間迷路』で配信しています。メルマガご購読者の皆さまに於かれましては本稿は配信する記事と同じものですので、お布施でもない限り、間違って買わないようお願いします。 https://yakan-hiko.com/kirik.html 混迷しすぎて「どうすんだい」 まあ大変なことになったのは仕方がないとして、せめて1ルクスでも明るい未来を描けるように何ができるのか、国民一人ひとりが真剣に社会と家族と個人と神とに祈る時期がやってまいりました。 言い方は悪いですが、政治の安定は国益であり、国民にとっての利益と言いたいはずが、国民が自由民主党の体たらくを見て諦めて見放し、立憲民主党や国民民主党でも良いのだと思わせてしまった油断と自滅が原因でしょうから仕方がないのです。 しょうがないよなあと。 で、私も今回、公示前に「自由民主党の単独過半数」が勝敗ラ
俺たちの神奈川県警、特に落ち度もないのに通報された高名なアレを精神科病院にブチ込んだとネットで誤認され案の定叩かれる一部始終 日頃の行いが悪いと評判の神奈川県警ですが、今回は特に落ち度はないのにネットで誤解され盛大に叩かれているというので見物にいきました。 結論を最初に書いておくならば、以下の通り神奈川県警の処置は行政上も全く問題ございません。 「自傷または他害の恐れがある」人物による騒擾の通報は、所轄警察署は23条通報として受理しなければならない(精神保健福祉法) この場合の23条通報は、内容に応じて「異常な挙動その他周辺の事情から判断して、精神障害のために自傷または他害のおそれのある人」を、保健所長を経て知事に通報する。 状況から判断して、現着した警察官が「自傷または他害の怖れが『ない』と判断できる」とは到底言えなければ、最高裁判例から知事に通報し、知事は調査が必要と判断する場合は指定
※ おことわり 本稿は、ほぼ同じ内容を私のメルマガ『人間迷路』で配信しています。メルマガご購読者の皆さまに於かれましては本稿は配信する記事と同じものですので、お布施でもない限り、間違って買わないようお願いします。 ※ また、本稿はメルマガ用に10月1日夕刻に執筆したもので、3日に取り行われた石破茂さんの所信表明演説の中身は記事中フォローアップしていません。突然地方創生予算が倍になったようですが、記事中指摘している内容は単純に「ボク言いましたよね」って話になってしまうことはご承知おきください。 https://yakan-hiko.com/kirik.html 私も所属組織や関係先から「やれ」「はい」みたいなノリで、純粋に自分がお役に立てるならと思って、冗談みたいな金額でリスク取ってあれこれ長らく界隈をうろついていましたが、そろそろもういいかなと思ってたんですよ…。 ただ今回の自由民主党総裁
2019年6月某日夕刻、私と弊社社員とで商談終わりに連れ立って帰社するところ、千代田区の雨上がりの公園で女児3名が小さなビニール袋を頭に被って遊んでいる光景を見かけました。私は、窒息の恐れがある危険な遊びであると考え、とっさに近づき「危ないよ」と声を掛け、被っていたビニール袋を外して取り上げました。 その際に、取り上げたはずみで女児が転び、濡れた地面に尻もちをつき、着衣が汚れ、女児が泣きました。 女児3名おのおのの保護者(父親)らが、少し離れた周辺のベンチで談笑のようなものをしていたところ、騒ぎを聞きつけ駆けつけて来られ、状況を詰問されました。 当方からは、女児がビニール袋を被って遊んでいたため窒息の恐れがあり極めて危険であること、社員同伴であり仕事帰りにすぎず女児に暴力を加える目的ではないことを説明し、その際に録音もし、名刺と着衣のクリーニング代として二千円を手渡しその場を去りました。
個人的には、記事にも書きました通り、本来なら崩壊してもおかしくなかった立憲民主党を3年間きちんと束ね、任期を全うした若き代表・泉健太さんがもう一期頑張り、政権奪取のために野田佳彦さんや枝野幸男さんのような実績あるベテランが支える、というのが筋論としても良かったんじゃないかと思っていました。 確かに自由民主党総裁選と時期的にかぶり、また、男女も若手もカリスマも実務家もが共演する自民党総裁候補と比べて、チャレンジャーとなる立憲側に若手も居なければ女性もいないってのはマズかろうというのは分かりますけどね。ただ、後述しますが、ちゃんとプロフィールは書いたほうがいいと思うんですよ。後から出てくると、せっかく支えてくれた人を裏切ることになりますからね。 そして、吉田はるみさんについては、江田憲司さんや菅直人さんといった重鎮からの支援もあり、一本化して代表選にコマを進めた形になっていますが、その推薦人は
明日、弊所情報法制研究所主催のシンポジウム『デジタル時代における表現の自由と知的財産』を開催予定ですが、ほぼ満席御礼の勢いを駆って俺たちの『プライバシーフリークカフェ』を10月22日開催決定となりました! なにぶん年末の最終とりまとめに向けて水面下で蹴り合い殴り合いが続いている個人情報保護法の改正本件、割とど真ん中なところでごちゃごちゃやっているところで与党自由民主党では総裁選が、公明党では俺たちの山口那津男さんから石井啓一さんへの代表スイッチが発表され、臨時国会後に解散総選挙も濃厚でやんすよとかいう大変な事態となっております。暴風雨が吹き荒れ、叩きつけられた強風と豪雨の前にペタッとなる草木のような俺たちの明日はどっちなのでしょうか。 そうかと思えば、昨日お魚屋さんの動画に出ていた木原誠二さんが「(マクロ経済の制作トリガーを持っていない)財務省は財政引き締めの仕事をしているだけ」と水向けし
公明党の伊佐進一先生が書いておられますが、いま自由民主党の総裁選で話題になっている解雇規制の緩和というのは、 あくまで「『労使が裁判で争って、解雇不当と判決が出たとしても、そのまま職場にいるのは気まずいので、労働者側からの申し出で金銭をもらって辞めることができる制度」を導入するかどうか、という議論」です。 それ以上でも、それ以下でも(現段階は)ありません。 なんか、与党も野党も、これまでの金銭解雇の話とだいぶずれてる感じ。 元々は、「労使が裁判で争って、解雇不当と判決が出たとしても、そのまま職場にいるのは気まずいので、労働者側からの申し出で金銭をもらって辞めることができる制度」を導入するかどうか、という議論なんです。… — いさ進一 衆議院議員 (守口市、門真市、大阪市鶴見区、大阪市旭区) (@isashinichi) September 11, 2024 ところが、小泉進次郎さんが陣営の
16歳からパソコン通信的なものに(利用者として)携わり、ずっとキーボードで文字を書いてきて51歳になり、ちょうど満35年になります。 いかれたパソコン少年から4児を抱える小太りのおっさんに変貌する間も、ずっと趣味や仕事で何かモノを書いてきたんですが… 振り返ると、雑文も時事記事も証券レポートもコンサル向けペーパーも論文もソシャゲシナリオも企画書も全部合わせると何百万字出力してきたのでしょう。 んでまあ、関係先が大量の札束をバックに生成AIを含めた人工知能界隈のサービスに乗り出したり、お世話になっている国内ICTサービス大手が世界的ビッグテックと業務提携していたり、投資先が台湾企業に買われてまた上場準備していたりいろいろあるわけですけど、どうしても「生データが欲しい」のでお前のいままで書いてきた原稿のデータを売ってくれという依頼まで来るようになるのです。 裏を返すと、いままでワイがネットで公
このクソ忙しいところで関係先の大学で夏休み中のコンプラ案件が多数発生し対応に追われておりますが、イベントの告知です。 シンポジウム『デジタル時代における表現の自由と知的財産』 2024年9月19日 18時30分から リアル・オンライン併催 https://yakan-hiko.com/meeting/jilis240919/top.html 最近「クレジットカードの大手海外ブランドで同人誌や雑誌媒体、デジタル素材などのコンテンツ取引をいきなりBANされ、実質的な民間統制が行われてしまっている」という事案が改めて多発しています。 また、新サイバー犯罪条約では、継続協議の形で表現の自由に関わる条文が留保されながらも国連で内容が合意されました。重要な点としては、いままでは実在しない被害者や少年少女のイラストや漫画、アニメなどは国際的な取り締まりの対象となっている迫害コンテンツや児童ポルノの対象外
※ おことわり 本稿は、ほぼ同じ内容を私のメルマガ『人間迷路』で配信しています。メルマガご購読者の皆さまに於かれましては本稿は配信する記事と同じものですので、お布施でもない限り、間違って買わないようお願いします。 https://yakan-hiko.com/kirik.html◆ありがとう岸田文雄 先日こんな記事を流したところ界隈から大変なご反響をいただきまして、深く感謝申し上げます。リアル長老から「俺のことを長老というな」と怒られたり、文春オンライン掲載版はマイルドにしたつもりの出走表を見て「そんな風に俺のこと思ってたの」などのお電話が出走馬から着電したり、人生いろいろな経験もさせられました。 一応、こちらにオリジナル版出走表を掲載しておきます。 こう見えて、割と気を使って記事を書いていることが自分でもわかるオリジナル出走表 で、正直にお話しますと私も岸田文雄さんはガンギマリの眼差しで
石破茂さんがいきなり発言内容の修正に追い込まれていて非常にダサいのですが、30分ほどまとまった移動時間ができたので思うところを書いてみます。 石破茂さんと言えば、国民に尋ねる「次の総理」ではランキング上位にいる割に、今回「最後の戦い」とご自身で仰るほどに出ては負けを繰り返してこられた噛ませ犬的ポジションについているのが印象的です。 しかしながら、各種調査でも明らかなとおり、石破茂さん支持というのはもっぱら非自民党支持層によるもので、自民党支持層に限定してランキングを見ると、一つの閾値となる25%を大きく割り込み3位以下に低迷することが多くあります。 この理由は、第二次安倍政権以降特に自民党批判や政権批判をしたいマスコミにおいて、彼らの批判を成立させるためのアリバイとして石破茂さんにインタビューを取りに行き、批判の正当性を担保するために簡単に担ぎ出される石破茂さんの登場機会が多いため、反自民
※ おことわり 本稿は、ほぼ同じ内容を私のメルマガ『人間迷路』で配信しています。メルマガご購読者の皆さまに於かれましては本稿は配信する記事と同じものですので、お布施でもない限り、間違って買わないようお願いします。 https://yakan-hiko.com/kirik.html https://yakan-hiko.com/kirik.html 【追記は有料部分の下に 8月2日20:02】河野太郎さんがデジタル大臣記者会見で日経長倉克枝さん大豆生田崇志さんの本件質問を受け、やっぱり問題を理解していなかったことが露呈する返答をしていました。さすがに超ビックリなので追記しておきます。また、昨晩youtube撮ったので掲載しておきます。 デジタル庁の職員の皆さんが関係先に土下座するぐらいの勢いで謝罪して回っているのが可哀想で、いくらデジタル庁がこども家庭庁と並ぶ霞ヶ関島流しの流刑地として定着し
ほうぼう喧嘩売って、あまり根回しなく「国政転出はしない」とまで啖呵切っていた蓮舫さん、芸能事務所入りの話が流れてきました。どうも「テレビで顔を売って、大事なところで勝負をかける」考えでも本人にあるようなんですが、連合・芳野友子さんにもいちゃもんをつけ、デーブスペクターから上沼恵美子までキレ散らかしてているのを見ると、立憲本部も持て余すほど本人の制御が効かずブレーン役(どこまで意味があったかは分かりませんが)も去ってしまったのかなと思ったりもします。 でも、変に政界にこだわって余計な人に食い込まれるよりは、抜群の知名度と切れ味でタレントとして頑張ったほうがいいようにも思います。 もちろん、あれだけの知名度のある人で、橋下徹さん、東国原英夫さんや泉房穂さんら政治向けの実績あるタレントの需要もある中で女性の政治家だといまだに岩田明子さんに需要があることを考えれば「政治バラエティショーやワイドショ
はじめに 都知事選、都議補選、選管・各陣営、警視庁、メディア含めて関係者の皆さま、また暑い中投票に足を運んでくださった東京都の有権者の皆さま、お疲れさまでした。 いやまあ現在投開票日7月7日19時20分で、45分には出ないといけないので25分で可能な限り感じたことを書き残すぞ。そしてそのまま今夜は徹夜でいろいろ数字をいじるデー、夜半から報告書作り、明日は朝から報告会&反省会行脚という流れでございますね。疲れるんじゃバーカ。でも有権者が本当は何を考えているのか、きちんと観測することができるのは今日この時間だけなのですよ。 外向けに書く記事の建設予定地はこちらです。 小池百合子さんが支持されたわけではない、いまの都政方針への支持だ さて、今回はまあ順当に小池百合子さんが勝ったのですが、数字を見ていて思うのは、圧倒的な強さに見える小池百合子さん、ある選挙期間中の数字では「不満がない」「都政に満足
クライアントさんから相談される内容で、以前は「ネットで変な風評を立てられる」とか「抱えているサービスのアンチが増えて困っている」などの話が多く出ていて、これらはたいていネット上でのクレーマー対応をいかがするかとか、炎上対策で何をするかとかそういう話になりやすかったんですよ。 同じような話として、政治家や政党が、過去にやらかした黒歴史をネガティブキャンペーンで張られて困っているという話が出てきます。やられている当事者からすると、確かに反省しなければならないこととはいえ、そのことだけが候補者の本質ではないのだから、もっと総合的に人柄や実績を見て欲しいって話になるわけですね。 特に、特定の官公庁や大手企業がネット社会の中の基地外の皆さんから根拠なく罵声を浴びせられ、摩訶不思議な陰謀論の槍玉に挙げられることさえ増えてきています。そこまで悪いことはしていないのに、俺たちの生活がうまくいかないのはこう
※ おことわり 本稿は、私の有料メルマガ『人間迷路』にて配信されている内容と同一のものです。すでにメルマガを取っておられる方は、お布施でもない限り間違ってご購入されないようお願いいたします。 https://yakan-hiko.com/kirik.html 「いま脅されてる組織の記事を書いちゃったら、犯人の要求を利するだけじゃないの」と話題騒然の本件。記事を書いたNewsPicksにも批判が来ております。確かに一理あって、現在進行形でランサムウェアぶっ込んできた先と交渉している最中に内部リークで記事書くなという川上量生さんの怒りも理解はできます。 ただ、具体的な人身の誘拐犯や立てこもり犯などと違って本件事件の相手はハッカーですし、ニコニコ動画がどんだけハックされようと物理的に人は死にません。単純にBlacksuit突っ込まれてシステムが他サービスごと全面ダウンさせられたKADOKAWAが
毎週のようにクソみたいな陳情が来ていて、政策課題に落とし込めるのかって訊かれて面倒くさい日々ですが、最近ちょっと「おっ?」と思ったのがクマやシカなどの獣害対策で自衛隊を派遣できないのかっていうゴミみたいな陳情です。 最初受け取ったときは「おまえ自衛官をなんだと思ってるんだよ」と思ったんですが、北海道や秋田では地元有志がわずかな手当てで猟友会の皆さんが身体を張って自然の驚異(ただしクマ)から国民の生活を自衛的に守ってきたのは事実です。ところが、猟友会自体が高齢化したり、人里に降りてくるクマの数の急増が予見されたりして、とてもじゃないけど人間社会がクマに敗北をしかねないという割と待ったなしな状況になっているとの話で。 なんか切実な陳情を見ていると「猟銃が命中しているのにそのままクマが突進してきて襲われ怪我をした」とか「猟友会2名で対応していたらクマ4匹が同時に登場して非常に危険だった」など、危
小学館さんからも何かあるかもしれませんが、まずは日本テレビからの調査報告が出たってことで良かったなと思っています。芦原(松本)さんとはあれこれご一緒したのはかなり前からですが、いろいろあった身としては、調査を経て報告書が出たのは良かったと感じています。 また、いわゆる原作レイプ問題では、この界隈で生きている人たちからすれば切実な問題ですが、事実関係が分からないうちから、テレビ局など大手事業者が漫画作者などの原作者の意向を踏まえず原作を改変している、それを苦にして芦原さんが自殺したのだ、と強く思い込み、短絡的に批判・批難する人も多数ネットに出てきました。疑われるのは仕方ない面はあるかもしれませんが、事情をご存じないであろうかたがたが、確たることが何もない段階で強く論難するのはよろしくないと感じます。 ただ、ご存知の通り、一連のドラマだけでなく、過去の芦原さんの著作において、具体的に関わった人
次のページ
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『山本一郎(やまもといちろう)|note』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く