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asahi.com: 死の棘日記 [著]島尾敏雄 - 書評 - BOOK
昭和二十年代の末、島尾敏雄というひとりの作家に、ある不幸が訪れる。敏雄の不倫によって、妻ミホが狂... 昭和二十年代の末、島尾敏雄というひとりの作家に、ある不幸が訪れる。敏雄の不倫によって、妻ミホが狂気に陥ったのである。しかし、それ自体は、どこにでもある悲劇にすぎない。仮に、夫が、生き残った特攻隊長であり、妻が、その隊長に恋した、王族の血を引く南の島の娘であったという、物語のような恋愛で結びついたとしても、家庭を持ち、生活を始めてしまえば、結局のところ、人は同じ退屈なドラマを繰り返すしかないのである。 ……というのは間違いなのだ。島尾敏雄とその妻ミホに限っては。 ミホは狂う、狂う、狂う。そして、幾夜も眠らず、夫を責める、責める、責める。けれど、すぐに反省し、何もかも一からやり直そうと思い、うまく行きそうになり、けれど、次の瞬間には、またすべてが元に戻り、狂い、狂い、狂うのである。 敏雄は、そのすべてを日記に書き込む。ちょっと待て。そんな余裕があったのか? いや、余裕がないからこそ、日記を書い
2005/10/01 リンク