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重ねて、ラディカル/リベラルフェミニスト問題について:兵頭新児の女災対策的随想
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重ねて、ラディカル/リベラルフェミニスト問題について:兵頭新児の女災対策的随想
ぼくは時々、オタク界隈で流布している「ラディカル/リベラルフェミニズム」の定義は誤りである、と指... ぼくは時々、オタク界隈で流布している「ラディカル/リベラルフェミニズム」の定義は誤りである、と指摘してきました。 概要は以前の記事、「2012年女災10大ニュース」の「【第2位】ラディフェミ/リベフェミ論のウソがバレる」に書かれています。 そうした主張をするのは、オタク界のフェミニズムに親和的な層であるように思うのですが、彼らの言動を見ていくと、彼らはラディフェミを「ポルノに文句をつけるフェミ」、リベフェミを「表現の自由を重んじるフェミ」と理解していることがわかります。つまり、「ラディフェミは敵、しかしリベフェミは味方」といった区分けがなされていたわけですね(以下、このようなスタンスに立つ人々を「ラディ/リベフェミ論者」と呼称します)。 が、両者を調べてみるとそうした区分は誤りであることがわかります。 『岩波女性学事典』の両項目を見てみましょう。 リベラル・フェミニズム 自由主義を援用した