「動機は『誰でもよかった』」 - C plus M −a homosexual asian male bitch writes and fights−

ニュースの報道とかで無差別殺人なり通り魔なりの事件が出るたびに不思議なのが、加害者の動機として「誰でもよかった」って紹介すること。「誰でもよかった」というのは起きた出来事についての追加情報であって、動機ではないじゃん。本当に動機が知りたいのなら、なんで「誰でもよかった」から殺したい／攻撃したいと思ったのか、を知らなきゃだめなはずなのに。結局「動機はなんだろう」と言いながら、本当に知りたいのは「なぜこの被害者は暴力を受けたのか」であって、「なぜこの加害者は暴力を働いたのか」ではないということだよね。究極的にはそれを知ることで「どのように自分が被害者にならないで済むように動けるか、あるいは動けないか」を知りたいだけ。視聴者が自分のことをいつか何かのきっかけで加害者になるかもしれないとはちっとも思っていない、ということ前提の報道に、怖さを感じる。

[Imamu]

『結局「動機はなんだろう」と言いながら、本当に知りたいのは「なぜこの被害者は暴力を受けたのか」であって、「なぜこの加害者は暴力を働いたのか」ではないということだよね』

[Midas]

秋葉の事件を「あんなとこにいるのは(容疑者と変わらない)負け組」のように言うがアレは基本的に「群集」を襲ってるのだ。それゆえ動機は「社会への怨み」でなく「誰でもよかった」になる。そこには個人も社会もない

[dadako]

「被害者のリスク管理不足」のみを強調する人は、加害者の本当の動機には興味がない。加害者は彼らにとっては理解する必要もない「人外」「怪物」で、犯罪・暴力といえば自分＝被害者（冤罪含）しか想像してない。