あるビジネスの始まりと終わり - ハックルベリーに会いに行く

友人Nくんの話。 Nくんは子供の頃、某国のインターナショナルスクールに通っていた。その時彼は小学六年生だった。遠い異国の地で暮らしていたNくんにとって、最も飢えていたのは日本文化だった。特にマンガに飢えていた。日本にいた頃、彼はマンガをよく読んでいた。むしろマンガばかり読んでいた。むさぼるように読んだ。マンガは、彼にとって欠かすことのできない生活必需品だった。家ではもちろん、友人宅でも、本屋さんの立ち読みでも、彼は、いつでもどこでもそればかり求めていた。それが、外国に暮らすようになって、自由には読めなくなった。当たり前のことだが、全くなくなった。自宅にあるにはあったが、それらはどれももう何度も――それこそ全ページ暗記するほど読み尽くしていた。新作は全く補充されなかった。外国人の友人宅に行ってもマンガはなかったし、外国の本屋さんでも立ち読みできなかった。それが彼には大いに不都合だった。いつで

[workingmanisdead]

この人の文章はじめて読んだ。ジャンプを600円くらいで購入し、50円ぐらいでレンタルすればよかったのかもね。

[tamamusi]

面白すぐる！これはビジネスというものの本質を突いている。

[DRAM64KB]

他人語りに見せかけた自分語りですな。マンガに対するねじ曲がった感情はこの経験ゆえか，なるほど

[tororo-imo]

あいかわらず、他人の褌で相撲を取るようにしか語れないid:aureliano。/ このツマラン話も、どこまで脚色されているのか。