無利子非課税国債のパズル - kmoriのネタままプログラミング日記

相続税の控除対象になるという無利子国債なるものが検討されているらしい。Baatarismさん、night_in_tunisiaさん、arnさんが金融政策に与える影響について論評している。私はちょっと違う面から見てみたい。この国債の詳しい発行条件がわからないと是非は検討はできないので、いま仮に以下のような条件だとしてみよう。発行の10年後に額面の金額で償還する。政府は償還期限前の買い取りはしないが、市場での取引は自由。相続税の計算においては、この債券は価値0として評価する。額面100円のこの国債、普通に市場で売りに出されるとしたら、いったいいくらの値がつくだろう？二つ目の条件を無視するなら、普通の割引国債と同じ、残存期間10年の国債の利回りで割り引いた価格になる。1.5%ならおよそ86円というところか。つまり、「無利子」とはいっても政府は利子を払わなければいけない。それじゃ政府にとってはおい

[alfalfarm]

「所有する人によって、その価値が大きく変わってしまう」

[ko_chan]

無利子非課税国債に市場でつく価格は。政府紙幣のほうがはるかにマシという話

[BUNTEN]

結局、相続税をタダにしろという大金持ち向けの話を持って回った政策にしただけか?

[deadcatbounce]

よくわかりました。前々から不思議だが、俳人の孫の頭の中はどうなっているのか？？

[Baatarism]

無利子非課税国債の影響をきちんと具体的に論じています。僕もここまで考えるべきだったか。